山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

ありがとう

2006-12-31 21:30:13 | ここで愛ましょう

あと数時間で2006年が終わります。
今年という時間。
タイトルをつけるなら「新しい自分」への気づき
今年一年、たくさんの力をありがとうございました。
またがんばれそうです。




「音楽教室アトリエ」

これが仕事。
責任と生活、そして夢、希望。
信頼して頂くという事はやりがいを頂くという事。
ピアノを弾くということから、何を探そうか。
永い年月、ピアノを弾くという時間を人の成長を垣間見ながら共に過ごす。
毎回、お互い未知の部分を伝授しあう。
子どもたちから忘れてはいけない事を教わる。
ピアノのひびきが、その心にとどくよう。
その子の体中に音楽の喜びが育つよう。
みんな同じじゃなくていいと思う。
無心な瞳に確信が持てた。



「みのぶジュニアコーラス」

生きがい。
言葉に出来ない何かに導かれ、10年前声を上げた。
そのエネルギーが形になり声になりひびきにかわり・・・
今年の10年記念コンサート。
「ひかりのひびき」
すべての愛を込めたステージ。
熱い涙というよりは静かな新しいエネルギーの誕生。
ひとりではなかった。
それを確信する、仲間がいた。
幸せは分かちあうと何倍にもふくらむ。
どんなに分けあっても小さくならないのが愛。
はじめて10年をふり返った。
人間はあったかいものだと感じた。





「歌語り おばぁちゃんの手紙」

あたらしい自分。
100回ライブ宣言をしたのが、5月の一人語りのライブ。
あれから先日20回目を終わらせた。
こんな人生、夢にも出でこなかった。
「新しい自分」が生まれた。
歌うという事。
自分の言葉で伝えるという事。
出会うという事。

施設、プラネタリウム、教会、お寺、学校、会議室、講堂、体育館、工房、暑い、寒い、早朝6時スタート、学園祭、新聞、テレビ、熱い、涙、そして笑顔。

熱い大人にたくさん出会った。
やわらかな若い心にたくさん出会った。
私の中に愛が生まれ、愛が広がり、愛が育つ。

人に助けてもらうのが嫌いだった自分が人に助けられる喜びを知った。
大人になって出来たともだちの尊い事。
いつも励まし、助けてくれたおかげです。

だからこれからも「愛」を伝えます。
みんな、ありがとう。
1月20日 21回目スタートです。




「学校ライブ」

シンガーソングライター
・・・になりたいと意識した。
おぉぉ~恥ずかしい。
教室というステージは不思議な力が湧いてくる。
純粋無垢な目力に囲まれる。
音楽を楽しむ、そしてメッセージを聞く。
新しい授業。。
マイクとPA持ってあるくへんてこ講師。
上手い訳じゃない。
でもやっぱり伝えたいんだ。
私にしか出来ない歌、方法で。
君たちが大好きだって事。
大人と仲良くなって。
君が君を大事にして。

君たちは未来のひかり。
ひかりとひびきあいたい。
大人は全力で守ろうよ、この未来のひかりを。

来春は2月スタート。
新しい歌が喜びとともにうまれる。




「セロ弾きのゴーシュ」

2006年、初めのステージ。
この一年、長坂に向かった冬の日を幾度となく思いだした。
富士山、八ヶ岳、朝日。
どれも今年一年の私を押してくれるようなすがすがしい気分が生まれたのを忘れない。
初演からすでに5回終演。
来春3月には6回、7回目のステージが決まった。

読み語り   河野 司
チェロ    有泉芳史
鳴らし手   山本晴美 

出会いと夢の実現にタイミングと不思議という言葉が浮かんで来た。





「自分と向き合う」

この暮れにきて、自分を大切にしようと思った。
今までに持てなかった感情。
向き合うには自分をうつすものが必要。
ありのままの自分を正面から見た。
まだ手遅れではない、自分が好きになれるかもしれない。
「さいわい」って、思い通りにならない全てを受け入れられ
あしたという時間が必要で楽しみ。
自分が自分でいられることは気持よい。
こころから、ありがとう。



星の語り部

2006-12-30 18:57:55 | ここで愛ましょう
山梨県立科学館で主催する
「星の語り部」という大人の部活動に入っています。
時々出没する幽霊部員ではありますが
時間のある時は仲間に入れていただいています。

今日は語り部の忘年会です。
12名の参加。
一年間をふり返り、
なんかすごかったね!!

「確かに生きている」って事の感動と喜びを
星の下で確かめ合う
変な(純真とも言う)大人の部活動です。
人の喜びも自分の喜びになり
小さな喜びもみんなに広がると育ってしまう
不思議な集まり。
何をするかってね、プラネタリウムの中で言葉を使った表現だったり、音楽を使った表現だったり・・・
映像を使い番組つくったり。
私たちも何だかわかっていないけれど、毎回感動があるんだなぁ。

今日はみんなでご飯を食べた後、カラオケやさんに行って
寮美千子さんへの祝婚歌の録音です。
寮さんは、童話作家・絵本作家・小説家・詩人・・・なんて紹介したらいいのでしょうか?まりこさん。
今年は寮さんの作品「星兎」をなんと語り部で番組にしました。

メンバーのソリフターズのみんなのギターに合わせて12人の合唱。
急きょ、本人に聞いて頂こうと言うことになり、携帯でご自宅へ。
幸せの大合唱~
       「準備はいいかい」
寮さんが結婚なさる事で生まれた歌をうたう事で、私達もとても幸せな気持になれました。




彼が反田良さんです。
ソリフターズの・・・座長?です。
「準備はいいかい」の作詞・作曲そして音頭とり。
今年の私の誕生日に「命伝えて」というオリジナルソングをプレゼントしてくれました。彼について、ソリフについては明日以降ブログに勝手にリンクして紹介します。
歌い出すと、ズボンやシャツがだんだんめくれてくるりょうさんです。



 「準備はいいかい」
  詞・曲 反田 良、の最後の所が時に好き。

♪ ふたり星と  輝くもの
  新たな光 放つもの
  真新しいキセキが
  始まる

  愛もいかい
  準備はいいかい  ♪
     


毎日新聞

2006-12-30 18:45:25 | ここで愛ましょう

12月24日の毎日新聞に
歌語り「おばぁちゃんの手紙」が掲載されました。
今日知り、友人から新聞をいただきました。
取材は受けていたのでしたが
いつ記事になるかは聞いてありませんでしたので買いそびれました。

カラーでけっこう大きく扱っていただいて
特にこの歌語りのきっかけの事を丁寧に記事にしていただけました。
とても重要な事なので読んでうれしかった。
ありがとうございました。



聞いていただいた方にははじめにお話しますが
私がこの歌語りを伝え続けようと思ったきっかけは
はじめて、おばぁちゃんから、ご主人の話しを聞いた時
涙ぐみながらもそれは愛する人の思い出を語れる喜びにあふれていました。
そして「今でもおとうさんの事を愛している」と恥ずかしそうにでもキッパリと言い切る姿に「戦争とは愛する人を失うこと。それのみ。」胸にドーンときました。
私は、おばぁちゃんの愛を伝えて行こうと思ったのでした。

この歌語りの100回ライブへの思いは今年の最後にふり返ろうと思います。


弾き納めの会

2006-12-27 13:02:01 | ここで愛ましょう
12月25日から27日にかけて、6回にわけての音楽教室アトリエの弾き納めの会を行いました。
6つのグループに分けて、それぞれがさらっている曲をすべて弾きます。
一年のけじめにはととてもいい機会でした。

私はね、ピアノは発表会や学校の合唱の伴奏のために習うのではないし、もっと身近に家庭の中で楽しむ文化が育ったら素敵だと思うのね。
だから、いつもの曲をそして一年のまとめのために用意した無理のない楽しめる曲を弾き、今年のレッスンの反省と来年への抱負を語ってもらいました。

たのしっ!



このグループは4組の兄弟、姉妹です。
今日はアトリエのフォーリーブス!も揃いました。



彼の選択曲は・・・

涙そうそう

アラベスク

自己紹介では
僕の名前は「きむたくです」
・・・。

みんないい演奏でした。
弾き方が正しい正しくないはすぐには身に着きません。
それ以上に今は楽しむ心がより育ってほしいと思います。
無理な詰め込みは自信をなくしたり
テクニックのみの追求は挫折の元です。
心とテクニックとバランスよく。

ゆったりと、ちょっぴり緊張
みんなの瞳にまたまた確かな手応えを感じた私でした。

来春にまたやろうね。





クリスマスプレゼント

2006-12-25 12:57:19 | うた♪と音のライブ
御坂西小 5年1組のみなさん
  ありがとう!!
12月19日にうかがった、御坂西5の1組のみなさんから
お手紙が届きました。
うれしいな、素敵なクリスマスプレゼントです。
「オブラディ オブラダ」とても楽しかった事がそれぞれの言葉で書かれています。
ミニライブの感想も、ドキドキするくらいうれしい言葉が並んでいます。

『・・・・・・・略
  先生がつくった歌をきかしてもらって
  僕たちに伝えたい事や
  ぼくのお母さんが僕が生まれたときにどう思ったのか
  わかりました。
                     ・・・・・・・・・略  』

『・・・・・略
  歌うのがひさしぶりに楽しくて
  マラカスを振りながら歌いながら踊ってしまいました
  今度の音楽も楽しみになりました。
                      ・・・・略   』

『・・・・略
  歌ったり踊ったりして楽しかったです。
  悲しい歌は広島の歌です。
  山本先生の曲をみんないい気持ちで聞いていました。
  だから今度来た時も聞かせて下さい
              ・・・・・・・・略 』

『・・・・・・略
  広島の歌がこころに残っていて、
  戦争をしてはいけないという気持が
  もっともっと心の中に出来ました。
  別の歌でお母さんがどんな気持で私達を産んだのか
  あまりお母さんと話した事がありません。
  なので、私を産んだときどんな感じだったのか
  どんな大変だったのかなど聞いて見たいと思います。
                    略・・・・』




みんなありがとうね。
いつも思うけれど、こうやってみんなから「力」をもらって
私はまたがんばれる。
また大切な事
みんなが大好きだって事
伝えて行こうって思うんだよ。



またあおうね。
先生、貴重な時間をありがとうございました。