山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

おばあちゃん

2009-12-31 15:46:00 | ここで愛ましょう
おばぁちゃん、新しい年がきたら数えで98歳になります。
そうです!
歌語り「おばぁちゃんの手紙」のときこおばぁちゃんに暮れのごあいさつにうかがいました。

ご無沙汰していたので、ちょっぴりドキドキ。
今日は七面山の雪が舞う寒い1日。
体調が悪いわけではないけれど、おばぁちゃんはお布団の中でした。
笑顔でうれしそうに迎えてくれました。

      


ディサービスに通っていること。
何もかも忘れん坊になっちゃって困ってるってこと。
笑顔で話してくれました。

わたしも今年の歌語りのはなしをしました。
おばぁちゃんに「みんなに報告したいから写真撮ってもいい?」って聞いたら、「ああ、どうぞ。元気ですって伝えてちょうだい・・・しあわせだな。」と。

あの時代を生き抜いて来たおばぁちゃんは「いつも笑っていたい」と出会った当時から言っていました。
メソメソしてたって仕方ない、今日も自分に言い聞かせるように・・・。

「生きてゆくこと」
おばぁちゃんにも決して甘くはない現実があります。
おばぁちゃんに出会ったのは私の人生にとって必要だったから。
今日また心にひびきました。

出会い
出逢い
出愛い
出合い
出遇い
出哀い

私が歌語りを歩みだすのにためらいがなかったのは、見えない愛の力。
今年の終わりに、明日来る、新しい年の生き方をおそわるような笑顔でした。
早く暖かい季節が来るといいね、おばぁちゃん。


ブログにお付き合い下さった皆さん、いつも応援下さる皆さん、ライブを開催して下さった皆さん、世界中の子どもたち、今年1年ありがとうございました。
おかげさまでよい年でした。
表に出るわたし、そうでない部分でも前向きに過ごせたように思います。
雑草の根は深く強いものです。
音楽のちからは計り知れないものです。
愛はやっぱりあるのです。

信じるものをとことん信じて・・・これがわたしなのかも知れません。
今夜は身延山久遠寺で除夜の鐘をついてきます。
よい年越しを!

また、明日。

      2009年12月31日     山本晴美

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太陽

2009-12-30 15:45:00 | ここで愛ましょう

冬の朝日は山が近いから山の中から入る。
木々の隙間をひかりが通りきれいです。

唱歌、童謡のピアノ伴奏のアレンジ中。
歌い継がれてきた歌はシンプルなのに、なぜあんなに優しく心をなでるのかな。
日本の唱歌や昭和の歌たちとオリジナル曲が時をつなぐようなライブプログラム作成中。
お正月はこれを飽きるまでやりたいな。

    

Rinが家中の窓をピカピカにみがいてくれました。
気持ちいい。

増穂の成人式典のお知らせが広報か?載っているらしいですね。
声をかけられました。

・・・ズシッ。

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緩みすぎ・・・

2009-12-29 23:28:00 | ここで愛ましょう

ほっとしたかな。

朝から眠い、ねむい、ネムイ。
起きてると頭痛。
結局、何もしなかった1日。

じじいのリクエストで夕食にサバの煮付けを届ける。
我が家はおじや。

こんな日があってもいいや。

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リハーサル

2009-12-28 22:14:00 | 歌語り
13時で教室は弾き納め。
ROKUさん、誠さん到着、アトリエはライブスタジオに。
なかなか持てそうで持てなかったこんな時間。
演奏全体のニュアンスや映像の見直し。
それぞれの課題を持ち寄って来春からの歌語りの準備です。
来春から・・・というよりも、今日までの道のりを整頓なのかもしれません。
映像もたくさんの資料をさらい直し「知る」ことによって、ますます難しくなったり、大変な作業です。

「知る」。
昨年、福島のアウシュビッツ博物館へ行った時の衝撃は「知る」ことによって数日、いいえ、未だに感覚的に嫌な気持ちになることが続いています。
日本の戦争の記録を学ぶことも、決して気持ちのよい作業ではありません。
怖いとか悲惨とかその次元を通り越し、つばが喉を通らなくなる感じ。

歌語りは戦いの様子を伝えることが目的でもないし、恐怖心や不安をあおるだけの映像の情報を入れることが必ずしも必要とは思えないのです。
正解も間違いもない、事実を私たちの角度から未来へ語り伝えるためには・・・。
時間がいくらっても足りません。

わたしも学生の頃は歴史の中の戦争という事実としか捉えられていないし、興味があるかないか・・・特別にあるとは思えない時期を経てきました。
歌語りがきっかけで知ったことの方が断然多いです。
たった64年前のこと。
私たち三人はライフワークのように戦争の歴史ばかりを考え学んでいるわけではありません。
「今の時代を日常を生きている」この普通のスタンスと感覚が歌語りを伝える私たちにあってこそ・・・重要な気がします。
 


   

年が明けて5日には成人式典で講演として歌語りライブをさせてもらいます。
成人の日の晴れ着姿の皆さんのための講演に歌語りを推薦して下さった人生の先輩方の心意気を真っすぐ受け止めて、先に生きる普通の大人からの「平和であることと、いのちのまばゆさ」を語れたらいいなと思います。

おばぁちゃんの手紙は戦争物語ではなく、いのちをつなぐLOVEストーリーなのです。
成人となる「未来のひかり」にどうかこの想いが伝わりますように。


1日が終わり、そそくさとこしらえた夕ご飯、身の丈の普通のしあわせがお箸の先まで染みます。


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アマゾンな日々

2009-12-27 00:06:00 | ここで愛ましょう

明日でアトリエは年内の弾き納め。
けじめがしっかり出来たら、新しくはじまることもできる。

スケジュール的に大掃除をひろげるわけにもいかず、少しづつ。
今日は換気扇。
あれれれ~、オレンジパワーのクリーナーが強力すぎて、塗装がはげはげ、みるも無惨に。
15年目にしてお取り替えかな。
れ、冷凍庫が凍って開かない!
霜取りして様子をみよう。
15年か・・・まだまだいける気がするけれど。

どうしても今の生活は家のことが後回しになってしまうけれど、ここ数日で帳尻を合わせ、新しい年を新しい自分で歩き始めたいです。

やっぱり重要なのはここ数日。
忘年会も新年会もなし、ライブものぞく気になれず、諸々の下調べや言葉探しの毎日です。
アマゾン大活用。
明日はアトリエでリハーサル。
おおきなチャレンジです。

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