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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

日記

2025-04-30 08:33:53 | ここで愛ましょう

毎日が怒涛のごとく過ぎていきます。

時間が足りないので、この一週間を写真抜きの文字だけで振り返ります。

 

無事に沖縄から戻りました。

さらっとすぎる報告だけれど、6月15日の初演作品に全てを込めます。

 

帰宅5時間半後にNAYUTAバンドに同行in万博に出発。

私はステージにはのっからないけれど、一泊二日の5人ツァーの間に食べることや当日のステージ周りのサポート。ステージは大成功!!野外会場は超盛り上がりました。

私はステージの下が管轄だから、会場を歩く国内各地、世界の方々とたくさん触れ合うことができました。私ひとりで会場下を仕切るには大変な動員数。

考えました。

入り口にいらっしゃる警備員さんを味方につける作戦です。

なんでも必死に頑張ると助けてくれる人が現れるものです! 

私、強い!!

私、使える!!

ほぼ、本物の万博スタッフ以上の笑顔と口上(笑)

おもしろかったぁ〜

 

万博ではいいとこをいっぱい探すことを心がけました。

 会場全体はメディアに出ていることも本当だと思ったり、大袈裟だと思うこともあったり、明暗があり過ぎて、「暗」ですら私はが大きくておもしろかったよ。

前日は半日の下見、当日は3時間のみの滞在、また行きたいと思いました。

本部の運営はとーってもめちゃくちゃだと思ったけれど、会場内のスタッフはみんな親切で一生懸命です。

象徴的な出来事、NYUTAバンド一行はパトカーに先導されて会場入りしました(笑)

 

0時帰宅翌日は保育所の音楽ワークがあり、それ以降は5つの企画のチラシの仕上げ。

鹿屋、身延町総合文化会館、ふじさんホール、つくば市ノバホール、予科練平和記念館

頭は煮えたぎります、当然。

そこに、5月14日本番の1000人の先生方の講演の当日の資料作成が入ります。

これは担当の先生がいてくださったので助かります。

こういう仕事のきっちりした先導さんがいると本当に心強いです。

 

28日には父の転院も無事完了。

昨日、初めての面会にも行ってきました。

新規の歌語りのご依頼もありました。

各地の打ち合わせや段取りとお願いにも参じました。

 

ここ数日、若干免疫力が下がったようで、体調よろしくないです..が、連休中のステージのお知らせもしないとなりません。

 

ブログも復活しないと、私には世の中と繋がるSNS手段がこれしかないので。

みなさん、いつも訪問ありがとうございます。

 

それと... また万博に行きたい...と先ほど書いたけど、なんと...チケットいただきました!!

まだ書ききれないオチがたくさんありますが、執筆に戻りまーす。

 

感謝を込めて 晴美

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芳魂の塔といーじまぐち

2025-04-21 22:15:21 | 歌語り沖縄

朝日がいい感じと思い、宿から2分先の海岸に出たら、ミストのような雨。

タオルでほっかむり。

誰もいない海岸に80年前を想像した。

沖縄戦の縮図とも言われる伊江島の戦争。

対岸の本部へ1日がかりで逃げたり、この海面いっぱいに艦船が埋め尽くされたり、考えてばかりいると気持ちが塞いでも仕方ないね。

 

今日は伊江島6日間の戦闘終結の日。

午後から芳魂の塔で平和祈願祭があり、その慰霊祭に参列します。

 

朝イチに朗報。

5月31日に鹿児島県鹿屋で、「広島 すずめ」〜あの日からずっとひとりじゃけぇ〜初演が決まりました。

少し、気持ち上がる(笑)

 

午前中に、どうしても手を合わせたい場所があります。

昨日、発見しました。

正確には、やっと出会えたんです。

フェリーに乗る前に用意した小さな花束と水を手向けに。

ここに「忘しらんきやぁ」のテーマとなる歴史があります。

やっと、やっと、やっと辿り着いたのだ。

ひとつ見つかると、謎解きのように気になる場所が出てきます。

急ぎ、現場へ。

80年前の時間と空間がつながってきました。

誰もいないその場所で、その声を聞きます。

頭の中はいつもそのシーンがあります。

「忘しらんきやぁ」はタブーに挑戦するよ。

 

あっという間に時間が過ぎて......こんなに難しい事を考えているのにお腹が空いた。

慰霊祭の前にシルバン弁当をget。

相変わらず、緑がない... が、やたら元気になるお弁当です。

シミシミの大根が隠れてしまっている。

沖縄らしいお弁当。 

宿に戻り、しっかりいただき、いざ、芳魂の塔へ。

 

 

1時間前。

駐車場にはすんなり入れました。

雨対策をしながら村の職員が忙しく準備を進めています。

新聞記者、テレビクルーの数がすごい。

今夜はどの局でも伊江島だね。

 

私は隅っこに座り、じっとこの慰霊祭を観察します。

そして、石碑に刻まれた名前に問いかけます。

 

 

こんな方も目の前を横切る。

映画俳優さんもいたよ。

 

 

滞りなく式典は終了。

念願の焼香もかなった。

やっぱり......と思う事...... 平日という理由もあるけれど、一般の伊江村民の参列がない。

一応書いておくけれど、一般席はガラガラです。

 

 

沖縄戦体験者で、たくさんの伊江島情報を私にくださる知念さんと宮城さんに会えた。

が、とんでもない事が判明した。

さぁー大変。

これこそ、現地にいるからこその一大事なのだ。

皆さんもびっくりして。

 

『忘しらんきやぁ』

これは沖縄本島の言葉、島からフェリーで30分の場所で使われる言葉。

いーじまぐち(伊江島方言)ではないと言うのです!!!!!!

 

『忘っつぃんのぅ』

伊江島の方言は沖縄でもここだけにしかない独特の言葉です。

しかも発音は日本語にするのが難しい。

『忘しらんきやぁ』は、伊江島での取材で知って確認もしたのですが、80年前の歴史に生きた「ご長老」いわく、それは本島の言葉で、いーじま(伊江島)の年寄りはみんな『忘っつぃんのぉ』。

英語にしか聞こえなかった。

ノートに表記してくださった。

 

「ワッツィンノー」

忘ないでねという意味です。

 

誰もが言います。

「難しいぞ〜 いーじまぐち(伊江島方言)」

 

 

チラシ・ポスターは後援許可待ちで印刷前でよかった。

チケットはオーダーし直し。

Webチラシは、ちょっと気力を戻してから載せます。

 

今回の振り返りはちょっと呼吸を整えてから。

はぁ・・・

 

午前は「忘しらんきやぁ」

午後には「忘っつぃんのぉ」

 

心が......

 

 

とりあえず、明日は身延に戻ります。

21時頃着かな、そして、6時間後の3時に万博に向かいます。

ただの遊びではありません。

 

「ワッツィンノー」

 

 

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伊江島in

2025-04-20 20:30:26 | 歌語り沖縄

今日のフェリーはものすごく混んでいて、昨夜、時間変更を申請したら希望の便はキャンセル待ち32番だって。

予定通り、朝イチに向かいます。

お天気が悪くて、伊江島で過ごすより本部の方が都合が良いと思ったのだけれど、流れに逆らわない方がうまく行く。

 

教習所より難しい、バック10mの後、三列駐車。

ほぼ、レンタカー、みんな、顔が緊張する瞬間。

なんとか出航時間に間に合い全車両乗車。

 

 

気持ちもどんより。

伊江港にある資料館で昨日ニュースになっていた遺品を見学。

誰もいない。

フェリーに乗ってきたあのたくさんの人はどこに消えてしまったの?

 

 

これが昨年、遺骨20柱とともに出てきた鉄兜と水筒。

80年の時を経て発見されています。

まだまだ、この島に土の中に眠っている人がたくさんいます。

 

 

明日はここで行われる慰霊の平和祈願祭に参列します。

今日は雨と晴れの繰り返し、晴れ間を見て、探し人。

 

 

伊江島は百合の島。

5月なったら百合祭りがあります。

通り道、リリーフィールドに寄ってみました。

 

実は、百合の花に少しアレルギーがあるので車中で鑑賞。

たくさんのエリアがあって、順に花が開くようにコントロールされていました。

 

今、伊江島の畑は一面、葉タバコ。

ピンクの花は葉タバコの花だよ。

この花は必要ないので、摘み取る作業が行われています。

伊江島の季節の風景です。

この風景は好きです。

 

 

ほぼ、雨。

探し物はどこですか?.......

 

なんだか、気分がのりません。

でも、探し物を見つけなきゃ...。

 

↑ こうかと思いえば、↓ こんな空に。

 

車の中で執筆です。

次から次へと課題が増えます。

考えるのめんどくさい......

気がついたら、寝てました。

頭は正直です。

 

いつもの宿へチェックイン。

思うようにならないもどかしさ。

連絡待ち。

こういう日もある。

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やんばるの海

2025-04-19 07:09:31 | 歌語り沖縄

ヤマトは猛暑だそうですね。

沖縄は快適です。

空気もさらっとしているし、暑さも感じない。

 

嬉しいことに、6月15日行きますよ〜の表明をたくさんいただき、ジィ〜んと来てます。

LINEで繋がっている方はLINEください。

そうでない方の対応を考えながら、タイムアウト、今日の活動を始めなくては。

 

      

     

朝ごはん。

キッチン付きはこれだから嬉しい。

夜の残りと玄米五穀ご飯と目玉焼きとコーヒー。

満足。

 

 

 

掃除をして、さて今日の活動は...。

山梨と連携しながらいくつかの企画の段取り。

そして、土曜日に郵便物を扱ってくれる郵便局に走ること、40分。

速達です。

この旅でどうしてもお会いしたい人がいます。

 

明日、伊江島に渡るのでお目当てのお土産を買い、少し迷ったが良光二等兵に会いにいくことにしました。

やんばるの村の一軒家。

 

先日転んで救急車に乗った話(汗)

目の上下に負傷の後。

 

「一週間後に抜糸をして、あとは皮膚の色が治るだけ、目はなんでもなかった」

 

本当に丈夫です。

2月にお会いした時には直視出来ないような足の皮膚の疾患も、すっかり完治。

ものすごい免疫力です。

 

心配は山ほどあるけれど、自分を基準に考えては失礼だと思いました。

 

  

 

今日の証言も明確に日時も辻褄が合うリアルなものでした。

96歳になり、転んだり怪我をしたりが続き、ご身内や福祉の方から施設への転居を勧められるけれど、気が進まない理由を力強く話してくれました。

無責任な同調はいけないから、頷くしか出来ませんでした。

初めて、弱音も聞きました。

もう少し近かったらなぁ...でも良光二等兵の応援者はたくさんいる。

私にできることで。

 

  

 

良光二等兵のおはなしが止まらない。

時間が経っていくけれど、さえぎることは出来ない。

明日も誰か訪ねてきてくれるといいなと思う。

 

宿に戻り、夕食をパパッと用意して食べたら何も出来ないくらい、ドット疲れが来ました。

「こうやって聞き取りをして、戦争の擬似体験をしていく人は、僕と同じように心がやられるから気をつけなさい」

トラウマと共に生きてきた良光二等兵の言葉がよぎります。

 

明日は伊江島に入ります。

 

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沖縄の日が暮れる

2025-04-18 21:28:01 | 歌語り沖縄

激しい雨の朝。

昨日の情報のまとめがあるから、今日は出かけないでそこを頑張らないと。

これまでの旅はせっかくここまできているのだから...と滞在中は情報のinputばかり。

その時は頑張るけれど、帰宅後の疲れがねぇ。

だから、今回は執筆も沖縄での計画です。

雨でも残念にならない部屋ごもり。

 

 

15時過ぎにはすっかり良い天気になったので、近所に買い物。

 

 

 

散歩しているうちに...

 

 

 

今夜のご飯は、全て沖縄産で作ってみました。

 

 

ゴーヤも島豆腐も沖ハムのベーコンも島産。

島レタスにトマトもきゅうりも道端で。

 

あっ?

えっ?

 

リュックの底です。

あってはならない事態です......

 

 

 

出発前に少し気配はあったけれど、3センチほどで大丈夫かと思ったのですが、これは大丈夫ではないです。

...........。

 

じゃぁ、買います、縫います。

壊れるって、今からの脱皮だと思っているけれど、リアル今、このピンチは乗り越えなくては。

ここ数ヶ月、このレベルで物が壊れ、必要な物リストが増えてきています。

 

皆さん、コンサートに来てください。

 

          

      

 

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