山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

瀬戸田のはるみ

2020-03-31 23:34:00 | ここで愛ましょう
お天気のせいか、朝から元気がありません。
今日で3月も終わり、思うようにならなくても一日に何かひとつ・・・と思うのだけれど、珍しくテンション上がらない。

これぞ鬱々・・という感じ。
まあね・・・たまには仕方ない。
自覚のあるうちはまだ大丈夫。

ブログも写真の整理が追いつかなくて、書きかけばかり、ゆえに昨日のハッピーな出来事も綴れない、これは良くない巡り。
で、とりあえず今日のことを。

4月末の講演の延期、5月のコンサートの延期の連絡。

中止にならないのが幸いだけれど、どんよりしたまま、小雨で畑に出られない父の様子を見に行くと、ありえない一言。

「今日は寂しくてしょうがない」

父のキャラにはない言葉に慌てました。

一人で、畑にも出ず、一日中コロナの情報ばかり聞いていたらマイリます。

私がどんよりしている場合じゃない。

父の顔を見たら、スイッチ入りました。

ランチも晩酌のつまみも一品多く作ろうと支度をしていたら、8月30日横浜の緑区公会堂の歌語り主催の高鹿さんから、電話。

高「どう?元気ですか?」
晴「仕事全滅、あっはっは・・・」
高「あっはっは・・・」

笑ったら気が楽になりました。

高「8月に、その分を頑張りましょう。
  チラシは・・・チケットは・・・」

元気が戻ってくるのを感じました。


スッとしてアトリエに戻ったら、大きくて重い箱が届いていました。



なんと、瀬戸田のtamaeさんから。

開けた瞬間、心がハッと一気に明るくなりました。
見ただけでビタミンシャワー。






お便りには、「息子のロロファームの方も畑を借りて増やしやので、秋から家族総出で2月まで柑橘類の採取がありました。
で、晴美さんに’’はるみ’’送らなきゃ・・って’」

でこぼこの鬼「はるみ」
小さなミニ「はるみ」
デコポンみたいな「はるみ」

はるみ盛り



ロロファームの
「はるみ」と「ハッサク」と「はるか」と「きよみ」

瀬戸田、ロロファームでググってください。

無農薬のそれはそれは甘いみかんです。

心が舞い上がりました。

tamaeさん、ありがとう!
ロロおにいちゃん ありがとう!

一喜一憂。

それでもハッピーに過ごすことが大事。
こうやってみんなに助けられてます。

小さなハッピーを誰かに恩送りしようと思う夜。


いろいろな人の顔が浮かびます。

元気かな、みんな。


富士レークホテル

2020-03-30 00:33:00 | ここで愛ましょう
家から山を越え1時間、富士レークホテルの中にあるプルミエです。

このタイミングでなければ、お誘いできない友人と初めてのランチです。


レークホテルの素敵な女将さんから情報をいただき、今日の予約はお席を離して3組のみ。

今の状況ですっかり静かになっているのですが、これまでは富士山目指し、国内はもちろん、海外からも大勢のお客様で賑わっているホテルです。



この景色を見ながら・・・








シェフのダニエル・パケさんが挨拶に見えてくださいました。

祖国、フランスのことも心配でしょうね。

今日は静かにフレンチを楽しみたかったのでお料理の写真はなしです。

景色もいいし・・・美味しいとしか言葉がありません。

女将さんの計らいもあり、コースの最後はナポレオンケーキです。

・・・幸せすぎて無口になります。

ちょっと特別ランチ。

最高。

終息したら、あらためて。



誰もいないロビーでもう少し過ごしたかったけれど、今回はやっぱり直帰。


お腹も心も満たされました。

人もいない、レストランもゆったり、静かな空間。


友人に長年のお礼が言えて心が少し楽になりました。

3月中に実現できてよかった。

フランス料理 プルミエ ぜひ。


ホテルの顔は女将さん。

最高に素敵な方です。

気軽なのに、特別な場所になりました。


座間神社

2020-03-24 11:26:00 | ここで愛ましょう
3月22日のこと

座間まで直行、直帰。

重要なうち合わせ。

外出も気がひけるが、自宅から目的地まで高速で2時間。
SAは利用しない、途中下車なし。

小さな神社では結婚式が行われていました。
1日ひと組限定。
近しい方々の厳かな挙式です。


 

打ち合わせはshuukoさんと三人で。

コーディネーターはyasukoさん。
昨年は神社併設のすいめい館で「万歳峠」を企画してくださいました。


ここの女将さんは帯アートの特許を持つshuukoさん。
穏やかな声と優しい心配りに、世の中のざわつきから離れます。
座間ソロプチミストの皆さんが歌語りをコンサート以外の方法でも応援してくださることに。
コンサートは秋だけれど、その前にひとつ・・・良いお知らせができたら嬉しいです。

誰もいないギャラリーでゆず茶をいただきながら三人で作戦会議です。

今だからこそ、気持ちが嬉しくて、嬉しくて。


 

若神主さんとyasukoさん。

shuukoさんの写真がないですが、夏に熱海で開催される帯アートの個展にお邪魔した時に。

希望に満たされる時間をありがとうございました。

直帰します。



芸術鑑賞

2020-03-23 10:46:00 | ここで愛ましょう
この状況となれば、日程は変更になるかもしれませんが、一学期に、南アルプスの小学校での芸術鑑賞会の企画でお声掛けいただきました。
電話をいただいたのはNYにいた時。

その時の風景と電話も向こうにいる先生の声がいい感じに記憶されてます。


今日は1度目の打ち合わせに。
子どもたちのいない学校。

グランドには学童の子どもたち数人が元気に走り回っています。

自粛の今だからこそ、限定された条件の中、数人の声でも、いいなぁ・・・って思います。

ご案内いただいた校長室には、校長先生、担当の先生、私のみ。


 

 

不安な状況は学校の先生方も同じ。

依頼する、依頼されるという立場でなくて、同じように無事に開催されることを願っています。

世の中の状況で今年の企画はどう変動するかわかりませんし、計画だけで終わってしまうこともあるかもしれません。でも、社会は、これまでと変わらない時間をイメージして準備を進めています。

企画をイメージする時は、以前と変わらず胸が踊ります。細胞が活気付きます。

1日も早く、子どもたちの体温を感じる学校に戻りますように。

そのために子どもたちはたくさん我慢し、頑張っています。

大人も子どもたちの我慢が無駄にならないように、避けるべき行動は自粛。

希望は絶やさない。

実現しますように。



お散歩

2020-03-22 22:50:00 | ニューヨーク
振り返り その9

9月26日
NYに来て9日目

今日はいち日フリー。

午前中は原稿の確認、今日までの振り返り、緊張もあり、今日まで時差はなんとかクリアしたようだけれど、休みとなると、そうでもないような・・・でもここでペースを崩すと、明日からが大変だからお散歩に出ることに。

借りているお部屋はハドソン川を挟み、マンハッタンの向かいにあるお部屋。3回目のNYで思った事は、今の条件は最高だって事。

知識の少ない私には、NY=マンハッタンとなるがちだけれど、マンハッタンにいたら、この摩天楼は見えない。マンハッタンの特徴ある高層ビルは地震のない米国だからこそ、歩くのは面白いけれど、滞在は対岸が最高。
折に触れ、レイチェルに感謝、感謝。

 

 

今日は、マンハッタンとは反対方向の下町を散策。

はっきり言って超面白かった。

ニューヨーク人って誰?
ここは移民の国だって、よくわかる。

英語よりもスペイン語が聞こえてくる。
もちろん英語は通じるけれど。

人が近い。



日本の昔の商店街のような感じ。
米国版「しまむら」だってあるし、床屋がたくさんあり、個人商店のような電気屋さんもある。生活感がある、ある、ある。

 

走っている車はどれも大きい。

 

 

3ヶ月くらい生活してみたいなぁ。

道端にあるジュースバーに立ち寄る。
小さいカップ二つ買うより、大きいカップひとつの方がお得。

しかし、大きなカップに入るオレンジ、5、6個。
よく考えると、一度にオレンジ6個は食べられない・・・欲をかきすぎたかな・・・と思ったところに、気を利かせてくれたお姉さん、サービスでもうワンカップくださった。

それはそれは美味しいよ、海外のフレッシュジュース・・でも、さすがに量が多いかな、、身体中がオレンジジュースになった日。

 

 

 

 


1日の終わりになり、やっとこういう時間を楽しめている。
我ながら不器用だと思う。

NYで歌語りが実現するだけで満腹で、いろいろとよそ見ができない。

考えてみたら、歌語りの旅は目的地から目的地への移動で、遊びがないのよね。うまく切り替えができない。

それにお土産を買う余力もないから、お土産やさんに興味がない。

贅沢なつぶやきかもしれませんが。

全力、歌語りの私です。

これも、皆さんのおかげだから。

 

リアルタイム

人混みがないのでコロナの恐怖は身近に感じられないし、結構ハッピーな連絡や出来事が続いているので、仕事なしなのに悲痛な感じではないのは救いです。収入がないことが私にとって、致命的ではないことを知りました。ずっとじゃないと信じてますし、キャンセルも私だけに関わることで、私がキャンセルして誰かをがっかりさせている訳ではないから、ここは、じっと時を待つしかない。
元々フリーランスには保証ないし、仕事がなければお金は入らない。
でも税金は発生する・・・ここは何とかならないかなぁ。

このコロナ休暇が終わり、共存期に入った時の準備を着々と進めます。


過ぎたことに囚われず・・・って生きてきたけれど、こうやって出来た時間で旅を振り返り、その時に感じたことを胸に返してみる時間、まさに空想の旅、楽しすぎる。

全部の写真も見返して、ブログに残したいのは後で追加しよっ。

内容のない日記にお付き合いくださりありがとうございます!