山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

淡々と

2008-07-31 23:07:08 | ここで愛ましょう

夜になると雨が落ちる。
朝の雨露がきれい。
山の音を聞きながら、家事をする。
「一期一会」
その瞬間の風をつかむことができたから出会ったのだと思う。
すべてのことに。

     

明日、どう過ごしたいか。
目をあけて夢をみる。
考えるだけで楽しい。
ちょっとだけわがままに、自分の好きなように想像する。
どこにでもいける。
どんなふうにも過ごせる。
淡々と目をあけたまま 夢をみよう。


龍華院で歌語り

2008-07-30 21:17:56 | うた♪と音のライブ

8月28日、甲府市上曾根町にあるお寺、龍華院のご本堂で43回目の「おばぁちゃんの手紙」を歌語りさせていただきます。
今日はご挨拶と御参りをさせていただきました。
道路から少し山へ上がったお寺は下界より涼しくて爽やか。
下の駐車場に車を止めて石の階段を上るのがお勧めです。
お寺に続く道に気を感じます。

     

今回企画して下さった中道公文教室の長田先生が迎えて下さいました。
19回目のライブを聴いてくださり、ゴーシュも聞いて下さり、先日の六斎さんライブで久々の再会。その場で8月の開催が決まりました。ありがたいことです。
   
     

広い庭には一目惚れの樹が。

竜華院(りゅうげいん)
 http://www.y-shinpou.co.jp/108/046kikko.htm

8月28日(木) 19:00スタート
問い合わせ 055-266-2590 長田

 歌語り「おばぁちゃんの手紙」
   =そして未来へ・・・松村誠 写真・映像とともに=


     

ご本堂にお参りして、そのライブスペースを決め、お釈迦さまに守られながらの歌語りを想像するのだけれど、気が足の裏から入って巡る感じ。
夏の終わりにお寺さんで時間を過ごすという事がいいかもしれない。
少し早めにいらして、お庭と山からの気を受け、8月を見送り、秋をがんばるってどう?


お金じゃ買えないもの

2008-07-29 23:52:50 | ここで愛ましょう
 
各地で雨の被害が続いている。
お見舞い申し上げます。
身延は音がしない程度の雨が土をぬらし打ち水のようで、とても涼しいよ。

夏休みは教室が変則レッスンになるので拘束時間が長くなる。
でも子どもたちと普段出来ないような話ができたり、いつもと違う顔合わせがあって、これもまた面白い。
高校生のNちゃんとお金としあわせの話しになった。

きっかけは・・・
地元のお店がどんどん姿を消していく。
ついに唯一のショッピングセンターまで。
食品はもちろん、衣料品、プールや映画館(当時かなり穴場だった)本屋に貸しビデオ屋、花屋に専門店、できた当時はかなり画期的でにぎわったのだが、数年してひとつずつ・・・。入れ替わり、あの大きな○○電気もあったのだが数ヶ月で没。
そして一昨日、ついに最後のHug○まで。

若い子がこれからお店を持ちたい、商売をしたいという夢は、現実の厳しさを目の当たりにしてまたひとつ選択枠から消えてゆく。

       

夢が持ちにくい時代という話。

お金がたくさんある事が必ずしも幸せとは限らない。
お金では買えないものをたくさん持っていると、どんな時代でも人生を楽しくおおらかに生きていけるような気がしている。
生きがいであり、感性であり・・・友だちも。
お金に振りまわされている人生はつまずきやすい。
あたしは裕福に見えるらしい。
お金では買えないもの・・・我が家にはたくさんあるかもしれないね。
時間がかかっても、遠回りしても持ち続けた夢は近づいてくると信じているし・・・。

いろいろ切ないこともあるけれどね。    

創作

2008-07-28 12:33:17 | ここで愛ましょう

通り雨のせい?夜風がヒンヤリしていて、砕けたように星がいっぱいちらばっている。
いい夜空。
空は気持ちをうつす。

形ないものが形になってゆくのは、なんとワクワクする事なんだろう。
想像が創り出す作業にしあわせを感じる。
余分なものをそぎ落とした言葉たちを宝の箱におさめていく作業。
大好きなモノだけが集められていくその箱は・・・。
うんと贅沢な要求が満たされていく。
なんだか申し訳なくて、遠慮気味に希望を申したが、一喝。
真っ直ぐな気持ちに失礼なこと言ったわ。。
極上のチョイスで、いいモノに!

      

8月8日~18日まで、ギャラリー「おいでや」で世界にひとつしかないモノを発表します。
10日は歌語りライブだよ♪


月が変われば、歌語りライブが三つある。
どれも体感ライブにしたい。
11月のMJのコンサートのイメージも湧いてきた。
準備もはじまる。
夢の中に体をあずけよう。

何かを創り出すということは自分の隅々と向き合う作業と変わらないね。




素晴らしい時

2008-07-27 23:00:04 | ここで愛ましょう

リンがお世話になっている教室のピアノ演奏会でした。
子どもたちの演奏を聴いて、考えさせられることいっぱい。
リンのママとして。
アトリエで教えるという立場として。
大人として。
表現者として。

非常にレベル高い演奏会でした。
ひとりひとりのスタートとゴールがあって、ピアノに向かう目的もちがうのだけれど、みんなちゃんと自分と向き合っているんだよね。
14年間通い、今日卒業する子が3人いたのだけれど、「続ける事の大切さ」をあいさつでいっていたよ。

アーティストは孤独との闘い。
あんなに小さな心で、ひとりでステージに立っている。
純粋なひたむきさ、学ぶね。

あたしも、ひとつひとつのこと、もっと研ぎ澄まされていかれるように努力しなきゃ・・・なんて思ったよ。
帰ってきたのは22時前。
あ~、疲れた。
今夜は星のきれいな夜で、リンとふたりで空を見上げたよ。

リンはシューベルトの即興曲OP.142-3 

よく、弾ききったなぁ。
またがんばろう、お互いに。
先生、ありがとうございました。