乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

33: 『名作歌舞伎全集 第十九巻』「将門(忍夜恋曲者)」

2014-03-04 | 名作歌舞伎全集/古典文学全集(浄瑠璃含)、歌舞伎関係本

     (柳沢神社 大型奉納絵馬  
     「川中島合戦」 奈良/郡山城
      絵馬を見るのって、楽しい~~)



 33: 『名作歌舞伎全集 第十九巻』「将門(忍夜恋曲者)」

 テレビで芝居の『忍夜恋曲者~将門』を見た後、『名作歌舞伎全集 第十九巻』「将門(忍夜恋曲者)」を読む。
 台詞はかなり変えられていた。

 

滝夜 もうし、光圀さま。
光圀 さてこそ変化ござらんなれ、イデ正体を。
   とたちよる光圀、女はあわて押しとどめ。
滝夜 ああもうし、様子言わねばお前の疑い。私や都の島原で、如月という傾城でござんすワイナア。


 芝居『忍夜恋曲者~将門』では滝夜は美しくて、見得をきるとドキドキするくらいに素敵だった。
 そして、「将門(忍夜恋曲者)」では光圀も二枚目が見えてくるんだ。
 滝夜の「幕切れの屋台づくし・引張りの見得」は歌舞伎を見ているという満足感がわくように「将門(忍夜恋曲者)」に書かれていた。
 
 舞台(テレビ)を見るのも面白いし、本を読むのも楽しいものだ。

       おわりん




  『忍夜恋曲者~将門』

本編尺:48分
製作年:2013年
出演:坂東玉三郎 尾上松緑
(2013年/平成25年4月・歌舞伎座)
データーは衛生劇場



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テレビで歌舞伎 『井伊大老』吉右衛門 魁春/『忍夜恋曲者~将門』玉三郎 松緑

2014-03-04 | TVで 歌舞伎・能楽

 (写真は お寺の築地
 壁^^  そろそろまたまたそろまたそろまた、安部公房でも読もうかな)




 テレビで『井伊大老』と『忍夜恋曲者~将門』をみたよ。

『井伊大老』はこれまでにも何度か楽しんだことがあるよ^^
 以前にも記録したかもしれないので今回は省略。
『井伊大老』は3月2日のお話なんだよ。
 おひな様の日に『井伊大老』を見られて、うれしかったよ。 
 舞台としてとても楽しかったよ。

『忍夜恋曲者~将門』は 将門の娘という設定だよ。
 名のりでは、「島原の如月」と言うんだ。

 こんなふうに…だよ ▼


滝夜 もうし、光圀さま。
光圀 さてこそ変化ござらんなれ、イデ正体を。
  とたちよる光圀、女はあわて押しとどめ。
滝夜 ああもうし、様子言わねばお前の疑い。私や都の島原で、如月という傾城でござんすワイナア。

(『名作歌舞伎全集 第十九巻』「将門(忍夜恋曲者)」写す)



 なにしろ わたくしとしては…
 あの こめかみ(笑)伝説が伝えられている将門さんに関係するお話なので、面白かったよ。

 滝夜叉姫の美しさと見得には感動したよ。
 玉三郎さんってこういうかっこいい役柄が好きなのね、わたくし。

 蝦蟇(ガマ)が出てきて、会場が沸いていたよ。
 蝦蟇(ガマ)といえば、『児雷也豪傑譚話』にも出てくるね^^

『忍夜恋曲者~将門』は思いのほか面白かったので、終演後すぐに『名作歌舞伎全集 第十九巻』「将門(忍夜恋曲者)」を読んでみたよ。
 ずいぶん台詞が変えられていたよ。
 舞台を思い出してほやほやの気分で「将門(忍夜恋曲者)」を読んだでしょう。
 なので、本は本でこれもまた面白かったよ。


     気分上々
     おわりん
 



 『井伊大老』

本編尺:47分
製作年:2006年
出演:中村吉右衛門 中村魁春 中村歌江 中村富十郎

昭和31年初演の北條秀司作・演出による新歌舞伎。安政の大獄を進めて攘夷派の怒りを買い、安政七年三月三日に桜田門外で暗殺された井伊大老の前夜の胸中を描く。舞台は千駄ヶ谷の井伊家下屋敷。段飾りの雛人形を背に、井伊直弼が彦根時代から長年連れ添った側室お静の方とささやかな桃の節句の宴を催す。直弼は憎しみを一身に受ける苦しい胸中を語り、その心を知るお静の方が励ます。翌日の凶事を覚悟するかのような直弼は来世も夫婦だと語りかけるのだった。(2006年/平成18年4月・歌舞伎座)


  『忍夜恋曲者~将門』

本編尺:48分
製作年:2013年
出演:坂東玉三郎 尾上松緑

歌舞伎座こけら落とし興行の最初の月平成25年4月に上演された舞踊劇「将門」がついにオンエアされる。当代の歌舞伎女方を代表するひとり坂東玉三郎が、平安時代に朝廷に反旗を翻して滅んだ平将門の遺児で妖術を使う滝夜叉姫を演じ、これを迎え撃つ大宅太郎光圀を尾上松緑が演じている。花道のスッポンから煙をまとって現れる滝夜叉姫の美しさと凄みは必見。歌舞伎女方ならではの強い存在感、圧倒的な迫力で、客席を魅了する。滝夜叉姫は傾城に化けていたが光圀に正体を見破られる。滝夜叉姫が大蝦蟇を従えて屋体に上る立ち回りも圧巻。(2013年/平成25年4月・歌舞伎座)



 データーは 衛生劇場公式HP様よりお借りしました
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赤松啓介氏      1909年3月4日-2000年

2014-03-04 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫



 みなさぁん
 今日は、 赤松啓介氏のお生まれになった日でござりまするよぉ^^

  赤松啓介?
  赤松啓介ってだれやのん?
    みたいな声が聞こえてこないでもないのですが…
    知る人ぞ知る…みたいな
    よ

      ば

        い

    のお話で有名な、赤松啓介先生でござりまする。

          はいな^^




 1909年 - 赤松啓介、民俗学者(+ 2000年)




 赤松啓介氏は柳田國男氏について、ある意味、えらく力弁なされておりまする。

 赤松啓介氏は実践に伴い(笑)記されている部分も多いようです。

 赤松啓介先生の本は全集(内、一冊全て)や単行本、文庫本など複数册楽しませて頂いたことがあります。

   一冊だけ記録紹介 2011年7月▼
   『赤松啓介民俗学選集 第4巻 非情民の民俗学』明石書店 岩田重則編 595ページ 2000年
  



 赤松啓介の言葉で、興味深い記述がいくつかありました。
 その一部を紹介しましょう。


 風習や習慣と言っても、隣の村に行けば、また違う。(要約)

 他の民俗学者や小説家に対して、
 地域や人物をそこまで特定して書き上げる必要性があるのか…(要約)

 

 

  
 好きな民俗学者が多くいらっしゃいます。
 赤松啓介氏も注目すべき先生のお一人のように感じまする。



            おわりん^^












 皆様、ご来場ありがとうございます
 昨日は 544名の皆様にお越しいただいておりました^^
 

2014.03.03(月) 2831 PV 544 IP 1524 位 / 1994011ブログ
2014.03.02(日) 3397 PV 622 IP 1213 位 / 1993641ブログ
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