乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『義経腰越状~五斗三番叟』2001年 歌舞伎座  『屋敷娘/石橋』2014年 浅草公会堂

2014-03-21 | TVで 歌舞伎・能楽



 『義経腰越状~五斗三番叟』


 今月二回目の『義経腰越状~五斗三番叟』(平成13年6月・歌舞伎座)
 覚えている台詞や踊りがそこそこ多く、場に合わせて前後しながらもまねて遊ぶ。
 あほやなぁ~~☆とも思うが、まぁ、歌舞伎体操にもなって一石二鳥かも。

 かも?
 いやいや、がんでございまする
 雁三羽
 鶴三羽
 大きな松
    が襖に描かれてごじゃりまする^^
 鶴や松☆
 三番叟らしい縁起が良い絵ですね。

悪臣「こちらが雁の間でございます。」
五斗「結構でございまする。」
悪臣「こちらが松の間でございます。」
五斗「結構でございまする。」
悪臣「こちらが」
悪臣「こちらが」
悪臣二人「こちらがくるっとまわって、鶴の間…^^でございます。」
   と、階段を滑る。
五斗「どこを見ても、同じ間」
五斗「たろさん、じろさん!そら、悪いぞえ!」

 五斗兵衛が酒でつぶれた時のこと
悪臣「守備よう、つびれました」
悪臣「これっ!」
 東蔵さんの「これっ!」という台詞、かっこいいわと毎回思いまする☆

『義経腰越状~五斗三番叟』も若い頃からなじみのある演目で好きな場面が多いが、いろいろな場で大笑いさせて頂きました。  


本編尺:80分
製作年:2001年
出演:市川團十郎 片岡仁左衛門 尾上菊之助 市村家橘 中村東蔵  尾上菊五郎

義経の放埒ぶりを見かねた忠臣が、軍師と名高い目貫師の五斗兵衛を密かに送り、これを諫めようと図る。ところが悪臣どもが、五斗兵衛に好物の酒を強いると、五斗兵衛はそれと知りつつ大酔して奴を相手に三番叟を踊るのだった…。
「義経腰越状」の三段目に当たる場面で、通称を「五斗三番」というように、軍師として招かれた五斗兵衛が、勧められるまま好きな酒を飲み、泥酔して三番叟を踊るという歌舞伎演出の奇抜さが楽しめる。五斗兵衛がつい一杯飲み、泥酔するまでの面白さがみどころで、大酔した五斗兵衛と竹田奴達との問答から立廻り、三番叟を踊るとこは技巧の見せどころ。線の太い芸を持つ團十郎の目貫師五斗兵衛に、仁左衛門の泉三郎忠衛、菊五郎の源義経と華やかな配役で。 (2001年/平成13年6月・歌舞伎座)



 



 『屋敷娘/石橋』
 浅草歌舞伎2014~早出し~


 テレビで『屋敷娘/石橋』を見たよ。
 若手の役者さんたちが、力一杯懸命にがんばっておられたよ^^
 また、化粧映え舞台映えのする役者さんたちがいっぱいだよ^^
 将来が楽しみね^^v
 なんだか、いい感じの若手の役者さんたちが多く育っておられるなぁ!と、うれしかったよ。



本編尺:36分
製作年:2014年
出演:中村壱太郎 中村米吉 中村梅丸 中村歌昇 中村種之助 中村隼人

浅草歌舞伎撮って出し第2弾。「屋敷娘」とは大名の奥方に使える御殿女中のこと。斜めに結んだ帯がトレードマークだ。
この踊りはその暮らしぶりを綴る風俗舞踊だ。町人の娘も行儀見習いのために、お屋敷に勤めることがあったそうだ。お宿下がりの休みには、お芝居見物が何よりの楽しみだったとか。「石橋」(しゃっきょう)は能に由来する作品で、文殊菩薩を守護する霊獣獅子の壮麗な舞踊である。獅子は霊場清凉山にある石橋に住むとされるので、この名がある。(2014年/平成26年1月・浅草公会堂)





 データーは衛生劇場
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする