乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

だれに見せばや   ミセバヤの花が咲きました。(3景)

2011年11月13日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





    ミセバヤ   (ヒロテレフィウム) ベンケイソウ科











                                      
 一年中戸外でほおっておいてごめんなさい。

 多肉植物のミセバヤ が花を咲かせました。



 和名 

     だれに見せばや    


 紅色の美しい花を、だれに見せようかしらん…

 うふふ うふふ
                                     

                                      
 一本は折れてしまっていて肉付きの状態も良く無いのですが、花は美しく咲き始めています。

   中央 茎


 霜にあたるこれからの季節、顔を赤らめます。

 冬には葉が落ちて無くなリます。

 ミセバヤ は、かわいらしい上に けなげなようです。

 何も要求しないけれど…

 花が終えあった頃、もう少しふかふかの水はけの良い土に植えかえてあげましょうっと…。

                                     




   





 ミセバヤ [学名:Sedum sieboldii Sweet]  日本大百科全書(小学館)▼




 ベンケイソウ科の多年草。

 日本の原産で小豆島(しょうどしま)に自生もするが、普通は観賞用として鉢植えにして栽培されている。

 茎は根茎から叢生(そうせい)し、成長すると垂下し、紅色を帯びる。

 長さ約20センチメートルで、ほとんど分枝しない。

 葉は多肉質、扇形で、3枚が輪生する。

 縁(へり)に鈍い鋸歯(きょし)があり長さ約2センチメートルで、粉白を帯びた緑色である。

 10~11月、茎頂に淡紅色の小花を球状に多数密集してつける。

 花は萼片(がくへん)、花弁ともに5枚で、雄しべは10本。葉に黄色い斑(ふ)の入るものがある。

 また、近縁のヒダカミセバヤは北海道に自生し、茎はやや直立し、葉は対生する。

 栽培は容易で、腐葉土を入れた排水のよい土を用い、十分日に当てる。繁殖は株分けによるが、挿芽もできる。








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野菜で遊ぼう    ゴリラのような いちょう芋   (5景)

2011年11月13日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




いちょう芋





 いちょう芋を買いました。

 この芋は以前から度々購入していたのですが、今日初めて名前がわかったのです(恥^^::)

 いちょう芋は、銀杏(いちょう)の葉に似た手のひら形で、栽培された長いもの一種です。

 関東では大和芋とも呼ばれているそうです。

 最近では皮をむきやすくした棒状やばち状のものも栽培され、長芋より粘りが強く、わが家ではとろろそばにして食べることが多いです。


 ところで自然薯(じねんじょ)
 
 こちらは本来は野生の芋をさすそうです。

 ですが今では栽培され、ヤマノイモの別名のようです。


 いちょう芋を見ているとゴリラに見えたり「裸のマハ」に見えたり、不思議です。

「裸のマハ」には似てないのですが、そんな風に感じるのは、

 おそらく今開催されているゴヤ展が東京だけで行きたくても遠くて行けないからだと思います。(泣…笑)

 














 本日の野菜

  葱      2束
  水菜     1束
  菊菜     1束
  白蕪(葉付き)6
  赤蕪(葉付き)3
  大根(葉付き)1
  人参(葉付き)6
  キャベツ   1
  ピーマン   2袋
  ブロッコリー 2
  ナス     1袋
  無花果    5
  さつまいも  1袋
  いちょう芋  1









コメント (2)
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1720年11月13日、紙屋治兵衛と紀伊国屋小春とが心中。(『心中天網島』近松 のモデル)

2011年11月13日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 1720年(享保5年10月14日) 11月13日

  紙屋治兵衛と紀伊国屋小春とが心中。

 心中天網島のモデルとなる。


『心中天網島』(しんじゅう てんの あみじま)


     近松門左衛門作の人形浄瑠璃。

     享保5年12月6日(1721年1月3日)、大坂竹本座で初演。全三段の世話物。





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143;  『怖い絵』 中野京子 著 朝日出版社 2007年  (写真 13枚)

2011年11月13日 | 読書全般(古典など以外の一般書)




 143;  『怖い絵』





  


 
 中野 京子 (著)

 ドイツ文学者、西洋文化史家。 北海道生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。オペラ、美術などについて多くのエッセイを執筆し、『怖い絵』で注目され。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組にも出演する。早大講師。


オペラでたのしむ名作文学 さ・え・ら書房 1996.12 /「おとなのための「オペラ」入門」講談社+α文庫
映画の中のオペラ 未來社 1997.12
かくも罪深きオペラ スキャンダラスな名作たち 洋泉社 1999.12
紙幣は語る 洋泉社新書y 2001.9
情熱の女流「昆虫画家」メーリアン波乱万丈の生涯 講談社 2002.1
恋に死す 清流出版 2003.12 「歴史が語る恋の嵐」角川文庫
恋するヒロイン オペラにみる愛のかたち ショパン 2004.1
メンデルスゾーンとアンデルセン さ・え・ら書房 2006.4
怖い絵 朝日出版社 2007.7
怖い絵 2 朝日出版社 2008.4
危険な世界史 角川書店 2008.7
ハプスブルク家12の物語 名画で読み解く 光文社新書 2008.8
怖い絵 3 朝日出版社 2009.6
恐怖と愛の映画102 2009.7 文春文庫
ブルボン王朝12の物語 名画で読み解く 光文社新書 2010.5
「怖い絵」で人間を読む 日本放送出版協会 (生活人新書) 2010.8
残酷な王と悲しみの王妃 集英社 2010.10



 朝日出版社

 2007年

 246ページ

  1890円



 ★★★★★



作品1  ドガ『エトワール、または舞台の踊り子』


作品2  ティントレット『受胎告知』


作品3  ムンク『思春期』

作品4  クノップフ『見捨てられた街』


作品5  ブロンツィーノ『愛の寓意』


作品6  ブリューゲル『絞首台の上のかささぎ』

作品7  ルドン『キュクロプス』





作品8  ボッティチェリ『ナスタジオ・デリ・オネスティの物語』


作品9  ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』


作品10 アルテミジア・ジェンティレスキ      『ホロフェルネスの首を斬るユーディト』

作品11 ホルバイン『ヘンリー八世像』

作品12 ベーコン『ベラスケス<教皇インノケンティウス十世像>による習作』


作品13 ホガース『グラハム家の子どもたち』

作品14 ダヴィッド『マリー・アントワネット最後の肖像』

作品15 グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』

作品16 ジョルジョーネ『老婆の肖像』

作品17 レーピン『イワン雷帝とその息子』

作品18 コレッジョ『ガニュメデスの誘拐』


作品19 ジェリコー『メデュース号の筏』


作品20 ラ・トゥール『いかさま師』



   



 順が前後したが、『怖い絵 2』に続け『怖い絵』を楽しむ。

 実際に見た絵が多く、思い浮かべながらこんな意味があったのだと言うよりも無知の怖さに震える。

 もう少しこの本には焼くで合えていれば、もっと違った角度から絵を見ることができただろう。


 本書に出てくる挿絵のほんの少しだけ、それも部分でUP

 本当は全部載せ書きとめたいくらい気になる部分が多くあった。

 内容は省略。


『怖い絵』の表紙にはの赤いターバンの女性が起用されている。

 中野京子さんはターバンの女の目を次のように表現されている。



 ……物語の展開も見てすぐにわかる。そのわかりやすさが作品をそこねなかったのは、やはり娼婦の横眼のおかげだろう。強烈に印象に残る忘れがたいこの視線は、眼が心の窓であるということをいささか大仰にーー、歌舞伎の用にーー。見るものに沁み込ませる。



 個々の作品の説明も論理的で納得がいくが色々な舞台の好きな中野京子さんは絵画を歴史的説明に終わらず、色や音や空気や空間の広がりを感じながら絵を鑑賞されているように感じる。




 余談

 ゴヤ展が東京だけ

 京都とプラド美術館で見たが、今回は「裸のマハ」は来ない。

 もう三十年も前になるが、プラド美術館では「裸のマハ」と「着衣のマハ」はいくつ目かの出入り口の上部の左右にかけられていた。

 
 オルセー展といい、またしても西洋美術館だけか…。

 

  



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