乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

135; 『生協の白石さん』 2005年 講談社

2011年11月01日 | 読書全般(古典など以外の一般書)







     135;  『生協の白石さん』



 
 
               





 白石昌則 (著)

 作者: 白石昌則,東京農工大学の学生の皆さん

 講談社

 2005/11/03

 122ページ 952円+税





 
質問

 「リュウとケンはどっちが強いんですか?同じだろ!」

回答

 「リュウとケンとは、この場合誰の事を指すのでしょう?

  (漫画のキャラクターか何かですか?)

  推測の域は出ませんが、竜雷太と松平健の場合、

  全盛期ならおそらく竜雷太の方が腕力は上だと

  思われます。白石」



 がんばれ、生協の白石さん!



 随分前にベストセラーになった『生協の白石さん』を今頃読む。

 はじめに二、三十ページ程は白石さんの切り返しの上手さに感心することしきりなし。

 そのうちパターンが定まり、後は同じような内容が続く。
 
 今の時代に即した頭のいい方だと感じる……。


 


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’11年11月1日    でしょうね…でしょうな…

2011年11月01日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 今日は  ’11年11月1日

 



    1  1  1  1  1



 
 なんだかよさげな 11月のスタートですな!

 では来ますかね?

 来ますとも…

 そういうことになりますかな?

 なりますとも




 ’11年11月11日はきっと



   1  1  1  1  1  1




 でしょうね…

 でしょうな…



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134;『遊歩 5 西の京、斑鳩、生駒、郡山、田原本、安堵、平群、王寺』藤田浩撮影 1988年

2011年11月01日 | 読書全般(古典など以外の一般書)


     134;  『遊歩 5  西の京、斑鳩、生駒、郡山、田原本、安堵、平群、王寺』



 藤田 浩/撮影

 十人会/著

 全国学校図書館協議会選定図書

 編集工房あゆみ

 日本教育研究センター(発売)

 1988年03月

 206P 1,050円




 夜中何となく目が冴えていたので『遊歩 5  西の京、斑鳩、生駒、郡山、田原本、安堵、平群、王寺』を読む。

 これがまた写真が美しく参考になるので、何処もかしこも行きたくなる。

 気がつけば一冊読み終わり、相当遅い時間になっていた。

 夜というより明け方に近づいてから寝たわたしだが、今日も家族は仕事で、麻から弁当作りにおわれる。

 相当寝不足だが、今日から11月。

 心新たに一歩ずつ前に歩んで行こう…。


 今回も題名のみ野記録にて失礼申し上げます。







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133;カラー版『西洋陶磁入門』岩波新書 大平雅巳著 2008年 (8枚)ラスター彩など

2011年11月01日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

   
                  





   133;  カラー版『西洋陶磁入門』 (岩波新書 1117)

       




 大平雅巳著 岩波新書編集部より ▼

 1953年東京生まれ、西洋陶磁史家。1976年早稲田大学第一文学部美術史学専攻卒業。長年、美術専門の編集者として陶磁器・考古学関係の書籍の編集にたずさわるかたわら、ヨーロッパ磁史を専門に研究し、執筆・講演活動を続けている。
著書―『コーヒー or ティー マイセン』(共著 美術出版社)
   『すぐわかるヨーロッパ陶磁の見かた』(東京美術)



 岩波新書

 2008年2月20日

 204ページ 1050円





目次 岩波新書編集部より ▼
 はじめに

第1部
古代・中世
第1話 神々の器―古代ギリシアの陶器
第2話 夫婦円満―古代エトルリアの陶棺
第3話 騎士たちのジャグ―イギリスの中世陶器
第4話 イスラムの煌き―スペインのイスパノ・モレスコ陶器

第2部
ルネサンス
第5話 ルネサンス美人―イタリアのラスター彩陶器
第6話 イストリアートの皿―イタリアのマヨリカ陶器
第7話 グロッタの器―フランスの彩釉陶器
第8話 鬚徳利異聞―ドイツの塩釉Ⅲ器
第9話 アウグスト少年の宝物―ドイツのタイル・ストーブ

第3部
17・18世紀
  第10話 国王万歳!―イギリスのスリップウェア
第11話 バブルの果て―オランダのデルフト陶器
第12話 食の国の白い器―フランスのファイアンス陶器
第13話 錬金術師の磁器―マイセンの白磁
第14話 磁器の動物園―マイセンの磁器彫刻
第15話 香りの船―フランスのセーヴル磁器
第16話 エトルリアの人―ウェッジウッドのジャスパーウェア

 コラム 徒弟の貯金箱/食卓のだまし絵/鴎外のビアジョッキ
     子どもの遊び/岩崎邸のミントン

  



      memo 










 イスラムの煌き―スペインのイスパノ・モレスコ陶器



 ボッチィチェリ画のパラスの衣装 



 メディチ家の紋章


 イスラムの煌き

   ラスター彩
     起源不明
     おそらく 9世紀 メソポタミア地方
                 → エジプト、シリア、イランなど
     14世紀  イラン カシャーンやレイ
                 → アラブ独特の装飾文字や細密な模様の花や陶器やタイル
                   イスラム世界だけに伝承されていた伝統の技法
     錬金術



     日本では 加藤卓夫さんが再現  (イランのラスター彩 皿、壷などの写真あり)

          イランのラスター彩 皿や壷    アゼルバイジャン博物館(タブリーズ)にて (7枚)

          イランのラスター彩 皿や壷    アーブギーネ博物館のラスター彩   (7景+7)




  


 ルネサンス美人―イタリアのラスター彩陶器では、ラスター彩について詳しく書かれていた。

 本書によると

     ラスター彩は おそらく スペインから伝えられた



 ラスター彩 女性図 ヘッラ・ドンナの皿   大映博物館

 大量生産  

   


 デルータ博物館   イタリア中部 ウンブリア州




 美人図皿をつくる デルータの工房

   16世紀   40近い工房 内3、4はラスター彩陶器工房

   16世紀半ば 急速にラスター彩制作は減少
          難しい

   17世紀   ほとんどつくられない
          制作の秘法は忘れ去られる
   19世紀   ラスター彩がヨーロッパで再評価を受ける
   19世紀後年 苦心の末、技法復活


  



 バブルの果て―オランダのデルフト陶器



 チューリップ

    オスマントルコ → オランダ

    オスマン家紋章

    トルコ語、ペルシャ語
           チューリップは赤い花を意味する「ラーレ」

    球根(注意  試さないで下さい)
       砂糖漬け  おいしい           試さないで下さい
       ワインに漬け込むと首のけいれんに効果あり 試さないで下さい
       強壮剤                  試さないで下さい


  ←これに似た模様はイランのタイルで見た。

 イランではチューリップの模様はターケ・ボスターン(4世紀)でも見ることができたと記憶している。





 パターン・ブック   ウッジ・ウッド博物館

 こういったものが好きなわたし。



  



 ところでこの本を読んでいて、とっても楽しかったのです。

 イタリア中部 ウンブリア州の デルータ博物館や、デルータの工房に行きたいな……。

 或は、オシャレなラスター彩の食器が欲しいなとか、そんな大それた夢を描きながら読み進めていたわたしでした。

 今年はイランに行く機会が無かったので、ラスター彩やタイルやガラスやモザイクを見ることができませんでした。

 なのでこういった本がとても嬉しいわたしです。



  



  岩波新書編集部より ▼

 器ひとつにドラマあり

 ヨーロッパ美術といえば、絵画、彫刻、建築、…が思い浮かびますが、陶磁器にも古い歴史とかずかずの名品があります。

 どこかで見たような作品もあれば、中にはこんなやきものがあったのか!と驚かれる作品も少なくないでしょう。登場するのは、古代ギリシア饗宴の器、煌くスペインのラスター彩陶器、イタリア・ルネサンスのマヨリカ陶器、オランダやフランスの色鮮やかな花器や食器、マイセンやセーヴルの華麗な磁器、新時代を画したウェッジウッドなどです。

 背景となる歴史とあわせて、ヨーロッパ陶磁器の世界をお楽しみ下さい。アンティークや日常品を見る目がきっと変わることでしょう。

 本書で取り上げた作品をここで紹介することができないのが残念です。その代わり、やきものの歴史にちなんだヨーロッパ風景をご覧下さい。

(新書編集部 千葉克彦)



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