コロンボの特捜最前線日記

ロケ地探訪やオフ会ならびに意見交換など

アッシイたちの街 後編

2016-10-26 22:00:00 | 映画

友里千賀子さんの面影を求めて三千里。(苦笑)

先ずは「安善」エリアから「鶴見」方面へズレた場所へ移動。

 <年老いた母の家出に申し訳ない思いでいたたまれなくなる茂(古谷一行)と隠れるバーテンダー青木(森川正太)>

 <商店街> 屋号からネット検索して辿り着く。⇐ 友里さんロケ地で頭がイッパイで、すっかり撮り忘れてました。

青果店は消え、パチンコ店に様変わり。(イラッ)

でも右側の店舗やら木の柱が昭和っぽさを保っていて良い。

(閑話休題)

美恵(演・友里千賀子)の恋人・努(演・奥田瑛二)がネジの加工でヘマをして大損害を出してしまう。(>_<)

橋の上から京急線への飛び込みを考えてるトコロに美恵が駆けつけた。

美恵の説得も空しく・・・・・・・・・・・・・努の視線の先にはダンプが急接近。

 コロムビアの工場が見えます。

 2016年 現在 知らなかったな~こんな撮影してたなんて・・・・・・・・・。

努は美恵を振り切って・・・・

 オレ、こういうヤツが大キライ。こんな素敵な彼女を捨てるなんて罰当たりだよ。

 絶叫する美恵・ロケ地にて

映画『俺たちの交響楽』でもロケ使用されてるので、これからは「友里千賀子ポイント」と呼ぼうかな。(苦笑)

結局、茂の零細工場は必然的に倒産した。気持ちばかりが先走って、すべてが空回りだった。

それでも茂に全従業員はついてゆく御都合主義なハッピーエンド(?)の方向で。良き理解者(将来の嫁さん)と会話する一連のラストシーンへ。

 もちろん画像・左が工場ロケ地

 <安善 A> ロケ使用された石原製作所は消え、駐車場に様変わり。

 立ちはだかる真理子(演・浅茅陽子)

 <安善 B>

ココから結構、距離のある運河(大川駅の手前)まで徒歩でゆく二人。(苦笑)

 絵になる風景 1

 意外に往時の雰囲気を留めていて好印象。

 絵になる風景 2

 木が成長して見づらいけど、建物の一部が現存してるのを確認。

二人が近い将来、結ばれるのが丸わかりなエンディング。(笑)

 <ラストシーン> あの~ソッチは家と逆方向ですよ。それとも鶴見線に乗るんですか?

 大川橋上から大川駅を望む。

 ロケ地巡りも終わったし、浅茅陽子ゲスト出演回のスペシャル「疑惑のXデー・爆破予告1010!」(1985年 10月10日 放送)でも見っぺか。(^^)

(特捜ファン) 「え?友里さんのゲスト出演回 #334 「東京犯罪ガイド!」じゃないの。傑作回だよ」

(コロンボ君) 「まちだ食堂で喰いっぱぐれたし、さっきからエ〇ラ焼肉のたれがチラつくのよね」 

 

(コロンボの編集後記)

 

浅茅陽子~焼肉のタレ~川崎~焼肉つるや(八丁畷)と連想は続く。(苦笑)

『特捜最前線』 #286 「川崎から来た女!」(1982年 11月10日 放送)の終盤、幼馴染の容疑者が喘息の発作に苦しむのを介抱するシーンなんですが・・・・。

 同#286より

 な~んかココのような気がして、まいっちんぐ。(笑)← 以前の記事で浮島と書いてたので冷や汗タラ~リ。

↑もうちょっと左(大川駅寄り)から撮ればピッタリ!だってクレーンが一致するし・・・・・。

橘&紅林のシーンも目の前でロケしてるからなぁ。奈美悦子さんのシーンもココと考える方が自然ですよね。ちなみにココはギリギリ「川崎」側です。(爆)

 

何処で撮っても 流れ者

どうせママチャリ ひとり旅

明日は何処やら 天に聞け

可愛い千賀子の 胸に聞け (/ω\)

あゝ 川崎 流れ者~♪ 

 

以上、劇中キャプチャー画像の著作権は

『アッシイたちの街』  大映

『特捜最前線』     東映

に所属します。


アッシイたちの街 前編

2016-10-19 22:00:00 | 映画

友里千賀子ファンのコロンボ君は映画『アッシイたちの街』を視聴して、早速ロケ地探訪に赴いた。

場面に忠実に辿ってみます。先ずは、冒頭の工場街のカットから。

 映画 『アッシイたちの街』(1981年 大映)より 早坂茂(古谷一行)が工場に向かって疾走する。

 <鶴見線 武蔵白石駅の近くの踏切脇>にて撮影 やっとクルマが視界から消えたのでパチリ。

いや~交通量の凄まじい事!(゜o゜)

大型トラックがオレの鼻先をバンバン走り抜ける。当時の撮影隊はギリギリの所で撮ってたんやねぇ・・・。

次にメインロケ地である工場(外観のみ使用)に行く。

 <早坂製作所前> 画像・右の鉄塔が当時のまんま。

 <鶴見線 安善駅の近くの交差点>にて撮影 「まちだ食堂」は準備中でした。「食べたかった・・・定食・・・食べたかった・・・」

工場内部は愛知県の坪井製作所(当時)で撮影との事。← 本当かな~?

でも、やっぱりロケ地の外観が気になるじゃない。で、行って見たら・・・・・・・・・・・・・そこには只 風が吹いているだけ~♪ (゜-゜)

ちなみに終盤の倒産して、機械類が運び出されるカットでも映っていた工場向かいの店舗は「中丸食料品店」だった事が判明。

早坂製作所の外観として使用された工場は「石原製作所」だったのも地図にて確認。ちょっとスッキリ。

コロンボ君は横井(花沢徳衛)が轢かれ掛けたシーンの辺りを一瞥して&ラストシーン(後述)のアングルを愛でてから、銭湯に向かった。

 <安善湯>にて 劇中では登場しないが、コミック『食の軍師 2』特別編で紹介されてる中央円形浴槽が気になったので寄ってみた。

営業は午後3時30分から。コロンボ君の腕時計は午後1時30分を刻んでいた・・・・。Orz

「したかった・・・テルマエ・ロマエ・・・したかった・・・」

 

(閑話休題)

 

運河ロケ地は離れてるので、後日探訪してきました。来れてウレシイ!

 <茂(演・古谷一行)が惚れてるバーのママと会話するシーン>

 <運河 A> 薄紅の秋桜(コスモス)が土手沿いの 何気ない潮風に揺れている♪ (^◇^)

当時の倉庫がキレイに消え去り、残っているのは釣り船の桟橋と護岸くらいかなぁ・・・・・。

 <カメラがパンして遊歩道を撮る>

 <運河 B> 秋晴れの空の下、散歩にうってつけでした。空の青さとコスモスのピンクが良い対比。

アレ?二人の背後に見えたビルが確認出来ないぞ。(汗)

 ママ(演・関根恵子)の背後の給水タンク付きのビルです。特徴的な庇が見えますね。

土手を下りて、住宅街に足を踏み入れて・・・・・・・。

 <運河 C> あった!(^O^)/

新築の家に遮られて不可視でした。ちょっと焦った・・・。

 <運河 D> う~ん納得。

ついでに、茂の問いに対してママが「今のままがイイわ」と切り返すシーンは・・・。

 背後の高速道路と右の建物(ポンプ場)がロケ地特定の助けになりました。

 <運河 E> 

『コブラ』の「マンドラド」回で「これから美人が近づいてきたら 大声をあげて逃げだすことにするよ」ってセリフがあったなぁ。

「太陽に〇えろ!」でこのヒトをはじめて見た時は「美人だ・・・」と思ったけど、後でよく調べたら・・・・・・・・・・・・・。(ンガググ)

おっと!毒舌が過ぎました。アラル海より深く反省。

ところで猫舌のコロンボ君は、この「中華料理 一竜」が解けません。Orz

 <バンドのメンバーが営む中華料理店> ← 何処?あ~気になるっ!友里さんみたくオレもこの角を疾走したい!

電話帳で鶴見区、川崎市、大田区を調べたら西蒲田に1件、同じ名前の店舗を見つけたけどぬか喜び。(-"-)

ちなみに向かいの「食料品店 美幸屋(?)」は時間切れで未着手。今、冷静に考えてみると撮影所近くの調布市内の可能性も残っていて悩ましい・・・・・・・。

オレはやっぱり友里さんが好き。友里さん、友里さん、あゝ友里さん・・・・・・・・・。

友里千賀子さんポイントへGO!

 <美恵(友里千賀子)が悩む恋人・努(奥田瑛二)を慰めるシーン>

 <白石橋>にて撮影 

画像・左側の工場の窓数が一致してるので間違いないと思う。

ココから一気にジャンプして大田区の多摩川・左岸へ。

 <バンドの公開ライブ(?)> 新井康弘さん達のバックに見えた煙突は現存するのか・・・・。

 <多摩川六郷緑地>にて 煙突は消えても、ブランコは遺ってらぁ。この階段を駆け下りて行ったんだな・・・・・・・。(しみじみ)

友里さんの背後に映ってた公団住宅が折悪しく、化粧直し中で興醒め。(トホホ)

友里千賀子に翻弄されるコロンボ、 後編へ続く。(byキートン山田)

 

劇中キャプチャー画像の著作権は大映に所属します。


友里千賀子 あゝ友里千賀子 友里千賀子 

2016-10-12 22:00:00 | 映画

「川崎」が舞台の作品、以前から観たかった映画『俺たちの交響楽』をようやく視聴する機会に恵まれた。(^^)

 『俺たちの交響楽』(1979年 松竹) 

もちろん目当ては女優・友里千賀子!(苦笑) 

出演者に『特捜最前線』でもゲスト出演されてる方々も居るが、オレとしては「川崎」のロケ地をどれだけ割り出せるかが最大の関心事。

冒頭は当時の川崎駅前ターミナルで合唱団への勧誘ビラを配るシーン。

意外や意外、普段使いの土手の傍らで!

 合唱団員トシ子(ホーン・ユキ)の住むアパートへ様子を見に来た京子(友里千賀子)

 同アングル 友里さんがロケしたアパートが無い・・・・。Orz

少し前のストリートビューだと、こんな感じの外観(↓)だったようだ。

  <トシ子のアパート>

この前の道をアホ面下げて、釣りしに何往復した事か・・・。ま、しゃあんめえ。

次にGキブリ・・・・・じゃなくて愛すべき三枚目の徳次郎(武田鉄矢)が一方的に惚れてる京子(友里千賀子)と会話するシーン・ロケ地。

 <予告編>より 六郷橋も背景のマンション&団地群も全部、変わっちまった・・・・・・・・。

 <水門> 風がカラダを吹き抜けて キミが御跡は草ばかり♪

コロンボ君、熱唱オンステージ「吹き溜まりの運河」(爆)

そうそう!ハゼ釣りする太公望を眺めるオレの背後で、散歩中のオヤジがスマホ(?)で昭和の任侠モノっぽい音楽をリピートして流していたんだよね。

「第三波止場~♪」がやけに耳に残る。← 聞くは一時の恥で素直に尋ねればイイのにね。天邪鬼。(苦笑)

渡哲也っぽい歌声だ・・・・・でも違う。関連動画で赤木圭一郎を片っ端から聞いてたらBingo!

映画『拳銃無頼帖・不敵に笑う男』(1960 日活)の挿入歌「海の掟」だった事が判明!

 

赤木圭一郎 海の掟

渡哲也 東京流れ者     ←ドラマ『スクール☆ウォーズ』で川浜一のワルがよく歌っていた元ネタ。(ププッ)

菅原文太 吹き溜まりの詩 ← よく「川島よしお」(現・おてんばベッキー)氏がネタにしてたよね。

がちょっとしたマイブーム。(笑)

あぁ 川崎 流れ者~♪(爆)

 

一気に飛んで、京子が団員との口論で田舎(信州)に戻ってしまう。

同じ合唱団に所属する、普段は無口な徳次郎の先輩(演・伊東達広)が「呼び戻しに行ったらどうだ」と説得するシーンが見どころ。

九州男児なら、一度惚れたんなら貫き通せっていうニュアンスで言った「元気づけてやれよ」が泣ける。⇐ もうこの時点で自分の死期を察してるのがせつない・・・・・・・・・。

で、既にフラれた傷心も何のその。三枚目を貫き、信州に旅立つ徳次郎。イイぞ、G男、それでこそ武士(もののふ)ぞ!(^^)

 信州・A この銀杏の大木が絵になるんだよな~。

 <予告編>より 信州・B 夜勤が控える徳次郎。そのトンボ帰りを見送る京子。

友里さん演じる京子の笑顔が素晴らしい!

その面影を、一生懸命に捜すコロンボ君。(プ)

小さい秋 見~つけた♪

 信州・C 

商店が現存するのはウレシイんだけど、改修跡が無残過ぎる・・・・・・・・・・・・・。(T_T)

イチョウの大木は消え、道路は拡張して真っ直ぐに、そしてバス停側の擁壁も変更。モ~~~~イヤッ!

口直しに別の友里さん映画を見なくては。

 

(コロンボの編集後記)

 

友里千賀子づいたオレは次回も別の映画で友里千賀子の面影を追う。

次回、映画『アッシイたちの街』(1981)をお楽しみに!

もちろん「川崎」ロケ地探訪!(^O^)/

 

以上、劇中キャプチャー画像の著作権は松竹に所属します。

 

 

 


知らざぁ 言って聞かせやしょう

2016-10-05 22:00:00 | 懐かしい風景

なかなか見つからなかったブツ(中身はヒミツ)を無事にGET。その帰りに「この店舗から、あの豪邸は近かったよな」と気が付いて立ち寄ってみた。

 『ニュースドキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる』 #23 「三島由紀夫自決事件」(1984年 9月13日 放送)より

 <三島由紀夫の豪邸から市ヶ谷に向かうシーンの再現カット> リアルタイム視聴からズ~ッと来たかった場所です。意外に当時の雰囲気が色濃く遺っています。

もちろん、この坂を上って件の豪邸にアプローチ。

 <アポロ像> 「篠原紀信」の写真集なら正面や庭も見れるんだよね。

 <門のレリーフ> 流石にオシャレです。

「黒蜥蜴」のヒットで俳優・天知茂も当時招かれた筈。という事は付き人の宮口二郎(ゾル大佐役が有名)も来たかもね。(笑)

ドキュメンタリーの中で渋谷「大盛堂書店」の会長・舩村弘さんがインタビューに応えている。以前よく立ち寄った書店にそんなドラマがあったんだな~と今更ながらしみじみ。(苦笑)

 <ロケ地を見下ろす> 平岡さん(三島由紀夫)も散歩でこんな風景を眺めてた・・・かもしれませんね。

 

(コロンボのつぶやき)

オレは河原乞食がキライ。

平岡公威(三島由紀夫)は祖母に連れられて「歌舞伎」をよく観に行った。 ← 割腹自殺。

代々木ゼミでお世話になった故・堀木博礼氏はやたらと「歌舞伎」が好きだった。← 自殺との事。

女優・〇×紀香は「歌舞伎」役者と結婚。 ← NEW

太陽神は寄生虫を許さない!さてさて某女性にはどんな祟りがあるのかな?(ワクワク) 

 

(次回予告)

次回は映画『俺たちの交響楽』ロケ地の探訪記です。どこに行くかはモロバレですね。近いし。(プ)

 

以上、劇中キャプチャー画像の著作権はテレビ朝日に帰属します。

 

 


東映ボウリングセンター

2016-10-04 19:30:00 | 仮面ライダー

 細谷さんのツイッターより 転載

一連のyart先生のツイートでお分かりの様に、コロンボ君は国会図書館にGO!

先ずはラストシーンの本郷がバイクで去ってゆく背後に垣間見える飲食店を捜査。

稲城市の地図(ゼンリン社 1976年度)であっさり13秒で特定。現在の某・歯科医院にあった店舗だった事が判明。

  左手は頻出の<平尾団地> 右手の白い建物(現・歯科医院)の位置に「軽食喫茶 扇」がありました。スッキリ!(^O^)/

 『仮面ライダー』 #55 「ゴキブリ男!!恐怖の細菌アドバルーン」(1972年 4月15日 放送)より

この調子で例のボウリング場も電話帳から楽勝でしょう・・・・・・・。

あっさり1時間経過。冷や汗もうビッショリ。(苦笑)

年度を一番古い奴に替えて再捜査・・・・・・・・・・うおっ広告を発見!!!

「ボウリングは家族的な東映ボウル ビリヤード・スナックもございます」が有ってニンマリ。⇐ 極小のイラストでした。電話帳の狭いスペースだしね。

 

① 横浜東映ボウリングセンター  横浜市中区長者町5ー56

当時の地図はゼンリン1/1万級が存在しないのです!詳細地図だと書いてあるクセに。詐欺だよ・・・・。Orz

帰宅してストリートビューで確認したら、やっぱり往時の痕跡皆無でした。特定出来て、勿論ウレシイんだけどね。

しつこく今度は東京の電話帳をチェケラッ!

 

② 東京東映ボウリングセンター 田無市本町4-20 (現・西東京市田無町4-20) ← モリリンさんが航空写真を提供してくれました。<(_ _)>

 <国土地理院による空中写真> 言われて見れば屋上に、劇中のピンの看板っぽいのが!

ココがロケ地だと考える方が自然ではないでしょうか?

田無(ボウリング場)~武蔵小金井・長崎屋(戦闘シーン)~稲城・平尾団地(EDその他)と1本の線で繋がりました!

もちろん赤レンガ倉庫&元町プールなど「仮面ライダー」でロケ使用の実績が有りますが、わざわざ横浜に行って撮るとは考えにくいのです。

EDの「太平信用金庫」も三多摩エリアなのでやっぱり②「東京東映ボウリングセンター」を現時点の最有力候補に格上げしたいです。

まだ朝*新聞などの当時の広告をチェックしてないのでアレなんだけど、運よく「40レーン」にブチ当たりたいなぁ~。

こうしてコロンボ君の長い(濃い)1日が終わった・・・・・・・・・・・・・。

土曜・夜7時30分に記事投稿したかったけど、嬉しさで本日アップ。(苦笑)

 

以上、劇中キャプチャー画像の著作権は東映に所属します。