せっかく鶴川エリアに来たので「鶴川団地」探訪を試みる。
そもそもオレは『人造人間キカイダー』の大ファンでした。音楽もストーリーも俳優陣も。敵キャラの造形が致命的にダサいのは認めますが・・・。(苦笑)
坂道を上れば、すぐに歩道橋が出迎えてくれた。
<歩道橋> もちろん劇中アングル。(^^)
ダーク破壊部隊とキカイダーの戦闘シーンを反芻。
階段を上れば・・・。
<劇中の派出所>
ここら辺はネット上のファンの方が探訪済み。熱烈な(くどい?)ファンのオレちゃんは、聖地巡礼につき更にヒートアップ!(苦笑) しかし道に迷う・・・。Orz
偶々居合わせた住民のお姉さんに劇中キャプチャーをお見せして尋ねたら・・・・・「コレはそこの細道を抜けた所にあった藤棚よ」と御教授して戴きました。
お礼を述べて早速Go!
『人造人間キカイダー』#22「シロノコギリザメ 悪夢の12時間」(1972年 12月9日 放送)より
<藤棚・跡 A> 歩き疲れて&興奮して・・・ゲージツ的アングルで撮影。(プ)
キカイダーが戦闘ポーズをとるアングルは・・・
同#22より ⇐私見ですが動作が「横拳~斬手~挑領」って感じで心意六合拳の精髄「四把」に見えなくも無い。考え過ぎ?
<藤棚・跡 B> あれから44年・・・・かなり手が加えられていました。
同#22より
<藤棚・跡 C> 見晴らし良好、絶景かな・・・晴れの日に来て好かった。(^^)
コハダやマグロを注文して、そろそろ白身魚にしようかな・・・って感じでコチラに移動。
<給水塔> 団地のランドマークです。
<戦闘シーンの階段> あゝアソコに伴大介さんが立っていたんだな~。奥では松木路子さんも。吉祥寺でお元気に暮らしてるそうですね。
次は〆鯖を。
同#22より ギターを奏でるジロー
<木が生い茂る角地> 棟のナンバーから間違いないハズ。
ひとしきり堪能して、いよいよメインの高級ネタに挑む頃合いか・・・。ウニとクルマエビ!
<サイドマシーンに乗り去ってゆくジロー>
<学校横の擁壁前>
↑ ココこそが今回の最終目的地だったのです。喜びも悲しみも幾年月・・・よくぞ遺っていてくれた!ありがとう!!(ジ~~~ン)
ちなみに・・・・
定番のマサル(演・神谷政浩)が「ジロー!」と呼びかけるロケ地は今・・・
同#22より (左から)ジローを追いかけるハンペン(うえだ峻)、マサル(神谷政浩)そしてミツコ(水の江じゅん)
<通路>にて この位置からは去ってゆくジローは不可視なアングルです。実際に現地に立ってはじめて判明。(苦笑)
ところで・・・・・
↓ このガキ・・・エヘン!オホン!・・・このゲストの子役さん「何処かで見たような・・・」
同#22より 染谷利貴?
たしかアノ児童映画にも出てなかったかなぁ・・・
日活児童映画『四年三組のはた』(1976)より 左の鼻水の子役に注目。猪又弘行?ちなみに右は「マッハバロン」でゲスト出演されてる岩本和広。
でもクレジットをいくら見返しても合致しないんです。単にオレの思い込み?芸名と本名が混入?何かモヤモヤする!(苦笑)
母と子の抱き合うシーンのアングル
↑ のロケ地を心ゆくまで味わってから、次はヤリイカ!とばかりにマッハの早さで駆けつける。
同#22 サイドマシーンが映える秀逸なカット。
帰宅してから間違った箇所を撮影してた事に気が付いて愕然とするコロンボ君。(T_T)
次は炙りアナゴ!・・・・のつもりが玉子で玉砕!(プ)
夕陽が射してきて「キレイだなぁ」とパチリ!
今頃になって気が付いたけど棟に鶴が描かれてるんですね。
『仮面ライダー』でのハインリッヒ博士の吹き替えが印象的な故・市川治さんの暮らした団地そしてマンション・・・感無量。
『タイガーマスク』の高岡拳太郎(訓練生時代のみ担当)も好きだったな~。
テレビのチャンネルをガチャガチャ回して夢中だったアノ声優さんも、生前は画像の風景の中を歩いていたと思うと・・・・そして今オレが歩いてる。胸熱です。合掌!
コッちゃん コッちゃ~ん ロケ地へ行くのかぁ~ コッちゃ~ん コッちゃ~ん 旅へ行くのか~ デジカメ抱えて独り行く~~~♪ おわり
(コロンボの編集後記)
子供の頃に夢中になった特撮番組のひとつ『人造人間キカイダー』の「鶴川」ロケ地をはじめて徘徊して大満足でした。
人造人間キカイダーロケ地探訪サイト「東京緑化計画」でアップされる日を待ちきれなくって来訪した次第です。(苦笑)
当時のロケ班は団地内を広範囲に撮影してたのが実感できました。
さすがに『仮面ライダー』関連のロケ地群までは巡れなかった・・・・。例のバイク事故現場は「トリプルファイター」でもロケ使用されていて別アングルを味わえる。
ま、楽しみは後に残しておこう。(^^)
以上、劇中キャプチャー画像の著作権は
映画『四年三組のはた』 日活
特撮『人造人間キカイダー』 東映
に所属します。