コロンボの特捜最前線日記

ロケ地探訪やオフ会ならびに意見交換など

透明ドリちゃん 第23話 超能力おじさんの正体

2012-07-28 19:30:00 | 透明ドリちゃん
(予告ナレーション)
あたしの友だちの千鶴ちゃん。今日も子犬のプティのお墓に来てるわ。プティに会いたいのね。でも、そこで不思議な事が起こったの。
黒マントの紳士が現れて、光を地面に当てるとビックリ仰天!子犬のプティが顕れたのよ。

 冒頭のシーン<弘法の松公園> 映像の著作権は東映に所属します。
#21「父さんの腕に抱かれたい」でボスが柔道の背負投げの練習をする撮影位置がコレで丸分かりですね。今更に気付きました。
 <西河原公園>
プティと戯れる千鶴ちゃん(演・平井幸代さん)。
「プティが交通事故で死んでしまい、ふさぎ込んでいる娘を励まして欲しい。」と千鶴ちゃんのお母さんがドリちゃんにお願いするシーン。
その感受性の強い、優しい子に死神(演・天本英世さん)が「私と一緒に来れば、ずっとプティと暮らせるよ。」と言葉巧みに誘惑に現れます。もちろん「行く!」なんて返事をしたら即あの世行き・・・。
 
 <弘法の松公園>

 
 <王禅寺公園>
ドリちゃんも何とか千鶴ちゃんを死神から守ろうと奮闘中。
 
 <王禅寺公園の曲がり角>

 <東横学園小学校> プールの当時の姿がよく分かります。

 ゴッド・イグアナと死神博士の貴重な2ショット(((n‘∀‘)η 曽我さんの構えもサマになってるし。

以下、坂道のカットに拘って加筆しました。<(_ _)>
 千鶴ちゃんを必死に捜す大ちゃん(演・安藤一人さん)。
 <生田スタジオ前> この側溝を見てると・・・
 <『仮面ライダーアマゾン』 #4「走れ!怒りのジャングラー!!」より>
岡崎徹さんを思い出す(^^)。スイマセン脱線して。ちなみに現在は柵で塞がれて通り抜け不能。

 ←直後の千鶴ちゃんがサッと身を隠す坂道がワカラナイ・・・Orz。情報求む!

このロケ地も東映・生田作品で頻出の場所ですね。第13話「パパと対決ガンバス大王」で紹介済み。本郷猛の住むマンション前。
 <『仮面ライダー』#88「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」より>

(千鶴ちゃんのセリフ)「ごめんねドリちゃん。私プティが忘れられないの」「でも死神なんて・・・ドリちゃんの言った事は本当なのかしら?」
 死神、現る!(||゜Д゜)
 <坂道 α>
次のドリちゃんが一人で走るシーンは不明。トホホ・・・。何かの店舗らしきモノが垣間見える。公衆電話とか。

(ドリちゃんのセリフ)「氷のレンズが溶けてきたわ。早くしないと!」
 「千鶴ちゃ~ん!」
 <坂道 β> ←死神登場の坂道から、ちょっと駅寄りの(生田スタジオから離れる)坂道です、ハイ。


<坂道 γ>
「ワイ、不明アングル(ロケ地)が分かったでえ」って通報をお待ち申し上げております。(苦笑)

ついに死神と千鶴ちゃんの直接対決へ。ドリちゃんの説得で強く生きようと決心されては、死神も退散せざるを得なくなり・・・消滅。もしこの死神を安藤三男さん(プロフェッサーギル役が有名)が演じたら・・・怖っ!

現在の「渋谷ヒカリエ」周辺etcで生前の天本さんを父も弟も渋谷で見掛けたんですが、私はナッシング。こうして川崎のロケ地に来られるだけマシかなぁ。
   同<王禅寺公園>

 <ラストシーン>
佐藤允さん&吉野佳子さん(現・吉野由樹子さん)&角谷美佐子さん(現・門谷美佐さん) 
 頻出の<狛江の河原>


(コロンボのつぶやき)

『大草原の小さな家』に「愛はひとりぼっち」(原題Castoffs)という傑作エピソードがあったのを覚えてる方はいますか?
主人公ローラの村に乞食同然の老婆・ケジア婆さんがやって来ます。興味津々の子供たちが、あばら家を訪問します。ケジア婆さんは架空の戸棚からローラたちにお茶を入れて振舞ってくれます。
もちろん動作オンリー。

(ローラ)    「素敵な食器と美味しいお茶ね。」

(意地悪メリー)「何にも見えないし、何もないじゃない!」

やっぱりローラが好き(^^)。思い遣りのないメリーはキライ。

何より大好きなシーンはローラが死んだ飼い犬を想うあまり、新しくやって来たギャングと名付けられた犬に「あんたなんか要らない!あたしの犬じゃないわ!!」とつらく当り散らすのを目撃したケジア婆さんが諭すシーン。
「本当は(新しく来た)ギャングも大好きなんだけど、またギャングを失うのが恐いんだね。でも愛を出し惜しみしてはいけないよ。」そして具体例に男性遍歴を語るのはご愛嬌。納得なんだけどね。DVD視聴をおすすめ。

今エピソードの千鶴ちゃんも同じ気持ちだったのでしょうか。ドリちゃんがあてがった新しい犬を放り出したし。
パパとママの回想によると五歳当時のドリちゃんは飼っていた小鳥が死んで、パパが新しい小鳥を持ってきたら激怒したと聞かされて驚くと同時に、すっかり忘れてるドリちゃん。

それだけ大事に思われて生きて、彼らもそれを胸に旅立ったのだから幸せだったのではないでしょうか・・・。

横浜逍遥 その1

2012-07-25 22:00:00 | 特捜
「川崎から来た女!」撮影地から湾岸沿いに京浜工業地帯を進みます。
小学校の社会見学以来ですが、ちっとも変わってませんねぇ。浜川崎駅から鶴見線で一路「海芝浦駅」を目指します。
 <海芝浦駅>
どうです?(禁止ですが)ホームから釣り糸を垂らしたくなりませんか?(^^)それともEDテーマを歌いたくなる?
この路線を(橘が好きな)チョコレート色の電車が走っていたんですね。車両の引退が発表された当時訪れなかった事を悔いてます。
因みにおぼろげな記憶ですが刑事ドラマ『Newジャングル』で身代金をプラットホームから下のボートに投げるシーンのロケ地だったと思うんです。暫し感慨に耽りつつブルブル震えてました(写真は冬の夕方に撮影した時のモノ)。

鶴見線本線に戻って国道駅で途中下車。#306「絞殺魔の記念写真!」ロケ地を巡る。
 <桜井の運転シーン> 映像の著作権は東映に所属します。
 <国道駅ガード下>
 <吉野の尾行シーン>

誠さんも撮影中にこんな風景を見てたんですね。
 <駅構内>
映画『疵』でも確かロケ地として使用してた筈。構内も昭和レトロを満喫出来ます。奇しくも安藤昇組長もここら辺りの出身で、かつ私にとっては自宅からほど近い安藤氏が通った学校(現・法政二高)の時計台が老朽化を理由に撤去予定だそうで撮影しとこうかな~などと考えながら、待ち時間を利用して鶴見川沿いも散策してみました。

オウム高橋容疑者が逃走資金入りのバッグを預けた鶴見駅のコインロッカー前を通過して(撮影時すれ違ってたんだ・・・((((;゜Д゜)))))東神奈川駅方面へ。駅からの一本道なので迷いようもないですね。

 <瑞穂町の米軍施設を望む>
だんだん近付いてきました。複雑な気持ちです。行きたくもあり、行きたくもなし・・・。

新入手の資料から幾つか<ポールスター>往時の姿をピックアップ!
 #76「妻が凶器を振るうとき!」より
オヤジさん3連発!
   同#76より
やっぱり古い方が趣があります。周囲の構造物もイイ味が出てる。
「パブ ポレスター」って表示がオレ的にツボ。
あれから以下のシーンでロケ地に選定されるとは・・・
 <チェイスシーン>
もう一度訪れる機会があれば貨物線鉄橋のロケ地を接写したい(あとで気付きました)。
#435「特命課・吉野刑事の殉職!」より
 <BAR POLESTAR>

外から見る限り内装に変化は無い様です。架け替えられた橋以外は店舗がそのままなのが救いでした。欲を言えば劇中の店と橋の間のコンクリ製のポケットの方が味があってよかったなぁ。
 (吉野)「キレイな朝だ・・・。」
 こんな海(横浜港)を見てたのでしょうか。

 
(神代)「吉野・・・吉野・・・吉野、吉野・・・起きろ!吉野起きてくれ!!」

(コロンボ)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・゜(゜´Д`゜)゜」
 <カンコの涙>
リアルタイム視聴時、橘が吉野の花を滅茶苦茶にしたシーンは・・・カンコの涙に見送られるシーンを際立たせる隠し味になったんだと自分に言い聞かせたのを覚えています。
船村と吉野が去った末期作品群にも「美しい狙撃者!殺意を呼ぶマネーゲーム」(但しファンの間でも賛否が分かれる)、「連続誘拐・心臓移植の少女!」や「地上げ屋殺し!」など好ましい作品に彩られはしたものの、「あ*ない刑事」のような軽薄路線を良しとする世の風潮(?)に押されていきましたね。滅びの美学とでも言えば良いのでしょうか。もちろん『特捜』メンバーの積み重ねて来たキャリアへの敬意はあったものの、当時「ああ、これで『特捜最前線』は事実上終了したんだ・・・。」と諦観したのも事実でした。

吉野は気に入った奴にはとことん感情移入してのめり込む、鬼軍曹っぽい一面(当時の芸能界ケンカ最強との噂アリ ^^)やオンナに惚れると公私混同する直情な美点(?)と相まって好きな刑事でした。叶や桜井のドライさとは対極に位置し、且つ替わりは存在しない唯一無二の存在・・・。

神代課長をして「一番手の掛かる息子でした。お骨を拾っている時、ちょっと気が遠く成りかけました。余りに軽いんで・・・。」と言わしめた吉野。仮に他のメンバーが殉職しても果たしてこれほど涙で見送られたかは疑問です。

殉職ロケ地の撮影を終えて叶の立ち位置から駅に向かって歩き出し、2,3歩進んでは振り返って、もう誰もいないのは頭では分かっていてもついつい足を止めて再度振り返る行動を繰り返してしまいました。




(悪いニュース)

10月に『特捜最前線』のリメーク版を放送とか(あ~あ!)。私の気持ちを代弁してくれた秀逸なコメントを転載します。

>「劣化リメイクを連発すると、元祖まで汚染される。こうやって文化が消えていくんだね。」(激しく同意)

N氏もこうして晩節を汚したんだから、何ならついでに某人物を特別出演で起用したら如何でしょう?もうすぐ日本国民の怒りに触れて「ただの人」に成るでしょうから。よりエグ味と腐敗臭を添えて似つかわしい番組になると思いますよ。
これだけ旧来のファンや視聴者を蔑ろにして平気な業界のオワコンっぷり。テレ*の終焉も近いんだと実感する次第です。
「嫌なら見るな!」と宣ったKYザルもいたっけか。
「誰が見るかっ!」(ペッ)


(良いニュース)

新発見ロケ地を目指して、横浜逍遥 その2へ続く。

透明ドリちゃん 第22話 私たち結婚します

2012-07-21 13:00:00 | 透明ドリちゃん
(予告ナレーション)

みんな、私が結婚するって言ったらビックリする?ウソじゃないの。本当なのよ。相手はね、隣りの大ちゃん。
ミドリのウエディングドレスと大ちゃんのモーニングスタイル。とってもカワイイわよ!みんな見てね。

散歩~大ちゃんがいじめられてるのを助ける~変に意地を張る大ちゃんと仲違いするシーン。
 映像の著作権は東映に帰属します。
グリーンプラザゴルフ場は閉鎖されていました。
 <多摩川支流・野川が小田急線と交差する辺り>
日活児童映画『四年三組のはた』での印象的なラストシーンもココです。いずれ機会があれば御紹介したいです。

   <病院から帰ったおばあちゃん(演・曽我町子さん)を迎えにゆくシーン>
  <多摩区・寺尾台団地前>
いつもと真逆のアングルで気が付くのが遅れました。背景の墓石から間違いようもありませんね。雪柳がキレイでした。
ロケ地マニアとしては家と反対方向に歩いてゆくのが違和感イッパイで「なんだかな~。」そっちは行き止まりなのに(ぶつぶつ)。
ちなみにこのバス停からヤモゲラスのすべり台を抜けると、藤子不二雄さんの御自宅があります。
私は最近になって気が付きました(御両人の自宅を特定済み)。藤本弘大先生が娘さんと遊んだ生田土渕公園はまだ訪れていないので、近いうちに行ってみたいです。
 同<野川>沿い
ますます二人の仲が険悪に。
 それでも<いじめられる大ちゃんを助けるシーン>
 <成城と喜多見の間、小田急線との交差ポイント>
右画像の丘の上に(木々に隠れていますが)、『特捜最前線』#29「プルトニウム爆弾が消えた街」の刈谷教授(演・山内明さん)自宅として使用されたロケ地があります。
 <虎男が愛のキューピッドになる>シーン
強制的に仲直り。
おばあちゃんの母が70歳で亡くなっている(おばあちゃんも同じ年齢に達した)事から来るノイローゼで「ドリちゃんと大介の結婚を死ぬまでに見届けたい!」との願いを虎男が叶えようと奮闘する(やるじゃない)。
 <大ちゃんの妄想&Myコレクション開陳シーン>
やっぱりドリちゃんとの写真を隠してやがった(^^)。ケンカするほど仲がイイ?
晴れて両思いとなり、公園でデート。

 多摩川のほとり<西河原公園>
上段・右端画像の大ちゃんをロックオンしてるドリちゃんの眼が好きです。柿崎さんの本当の女子力ってどんなだろう?
二人が手を取り合う滑り台の春&秋バージョンもお楽しみください。下段右端画像の階段を柿崎さんも上り下りしたんでしょうか・・・。

 ガチャガチャで二人のために<エンゲージリングを買うシーン>
よみうりランド駅からほど近い「とんかつ店・三九」は2012年現在も営業中。
 1978年 

 <サレジオ教会>
放送から30年以上経ってようやく来ました(感激!)。いざスニーク・イン!

一般開放されていました(な~んだあ)。もっと早く来ればよかった・・・。
 <教会内部1>
ステンドグラスがキレイでした。以前『特捜』で御紹介した代々木上原のモスクと甲乙つげ難し。

 1978年 
  <マリア像>
パンフレットを見ると木製との事。化粧直しされていました。

曽我さんも吉野さんも、もちろん佐藤允さんもお越しになっていた場所に立つ事が出来て、喜びもひとしおなんです。
 <教会内部2>

1978年 劇中キャプチャー
 <名称不明の絵画> 平安調?異質なので印象深かったカットです。
リアルタイム視聴時にも一体何の絵なのか気になっていました。オリジナル(フルサイズ)が見れたのは嬉しいんですが・・・。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、御一報をよろしくどうぞ。訪れるたびに関係者が不在でした(トホホ)。


 <記念撮影>のシーン


 <チャールストンを披露するおばあちゃんのシーン>
仮りそめとはいえ孫の大介とドリちゃんのモーニングスタイル&ウエディングドレス姿を拝めて、いつもの元気を取り戻すおばあちゃん。此処で踊ってたんですねぇ(しみじみ)。
劇中でガンバス大王が「あのバァ様は120歳まで生きる生命力を保持している。」と看破されていた位なんだから、もうちょっと長生きしてもよかったのにね。


大ちゃん&ドリちゃんの背後の校舎も見れてシ・ア・ワ・セ!
 <夢から現実へ>
「フェアリー王国のゼリアン姫が人間如きと結婚など許せん!」とガンバス大王の魔法で破談へ。
で、日常に戻り仲良く喧嘩しながら帰宅します(プッ!)。


ぶちゃいく顔もまた良し!柿崎さんだからOK((=´∀`)。


(コロンボのひとりごと)


地理的には目黒区議会議員選挙の際に荒木さんの応援に来た誠さんがスピーチした柿の木坂交差点も近いです。

サレジオ教会は#16「二人の泥んこ大将」でゲスト出演された香山浩介さん(現・藤堂新二さん)が東映版『スパイダーマン』でロケ地として使用しているので、興味のある方は訪れてみてください。
ココから武蔵小山方面に抜ければ、荒木さんの終の棲家、二谷さんの御自宅にも近いです。

あ~あ『透明ドリちゃん』ブログ連載も終了間近かぁ・・・。

#286 川崎から来た女!

2012-07-18 19:00:00 | 特捜

「特捜最前線』の良い点のひとつはご当地モノが多い点でもあります。自分(コロンボ)が生まれ育った町なので、初めてタイトルを見た時の食付きっぷりはそれは大変でした(^^)。
せっかくロケ地探訪ブログを書いてるんだからと、せっせと巡ってみました。

  (1982年当時) 左画像に在りし日の日本コロムビア工場が見えます。こども番組の主題歌レコードの多くはここで生産されていましたね。
何年か前に河合美智子さんのCD「夫婦みち」のキャンペーン紹介番組を見た事があります。
  (2012年)画像奥に「リクルート疑獄事件」の舞台が見えますね。
弥次さん喜多さんも渡った(?)新六郷橋からのアングルです。「ちい散歩」で地井武男さんは土手を歩いてました。

  <仲見世通リ>
放映当時は駅前ターミナルの再整備やら地下街のリニューアルに向けてゴチャゴチャしてましたが、現在は(うわべは)小奇麗に整っています。

   <昔の電車 クモハ?>
南武線~鶴見線へと流れて行って大分前に引退となりました。最近「海芝浦」駅にも立ち寄って愛すべきチョコレート電車が走った風景を満喫しました。
記憶が確かなら『太陽にほえろ』の後番組の『ジャングル』でボートを使った身代金受け渡しのシーンで使用された筈。
 思わず(*´∀`*)
(橘刑事)「懐かしいな!昔の電車はみんなコレだったんだよ。」

(追記)
 同#286より ←よく見るとプレートに「武蔵白石~大川」って書かれていますね。
 <大川駅>の近く
ハゼ釣りポイントを探してる内に発見! 
本郷さんがココでロケしてたんですね・・・・・・。
<M菱化工業>の建物が確認出来て満足です。

私も懐かしいです。幼稚園の頃に南武線がこの車両タイプでした。夏場には特にベタベタする黒ずんだ床、車体ド真ん中を貫くポール、網棚etcが鮮明に蘇ってきます。

ここから一番行きたかったロケ地の御紹介へ。川崎の原住民でありながら訪れるのは初めてです(ドキドキ・・・)。
  <八丁畷の簡易宿泊所>
    

最下段の画像のみストリートビューより拝借。劇中の「光の家」を確認出来ます。現在は旅館「あまみ」になってました。
ここら辺も再開発の波に飲み込まれそうなので、お近くの方はお早めに覗いてみるのも一興かと。ちなみに実写版『孤独のグルメ』で登場した焼肉店「つるや」も目の前というロケーションです。

  <敏子(演・奈美悦子さん)の足跡を追う紅林>
当時の電話帳や地図から紅林の正確な立ち位置も特定済みなんですが、止めておきました。度重なるちょんの間の摘発や長引く不況の影響で往時の灼熱を感じられません。
昼間に撮影したから余計にそう感じるんでしょうね。とりあえずメインストリートだけを一枚載せます。
 <ソープランド街(当時は*ルコ風呂)>

   ぜんそくの発作でひとりぼっちで逝った敏子の息子・一郎君(享年5歳)
罹患者は先ず息が出来無くなるそうですね。気温の急激な変化を伴う時、そういえば中学校の同級生のT君のマンション前には春と秋に必ず救急車が来たものです。
現在は喉にワンプッシュするだけで鎮める薬が開発されていますが、当時は無かったです。もしかすると一郎君やT君も彼岸に旅立たずに済んだかもしれません・・・。

   <川崎の臨海部>
「三ちゃんと私は同じ町で生まれました。私たちは同じ工場、同じ煙を吸って大きくなったんです。」
いかにも京浜工業地帯、川崎っぽい光景です。
 多摩運河に架かる<浮島橋>
敏子目線をお楽しみください。劇中の背後に映るクレーンはコレだったんですね。現地に立つと潮の香り、工場の化学系の匂い、排気ガスの臭いが混ざり合って何とも言えないニオイがします。
このすぐ近くに#427で橘刑事が乗り込むフェリー乗り場があります。
私事ですが中学校の卒業旅行で同じ川崎~木更津間のフェリーに乗って、展望デッキでナチスドイツが大好きだった故・T君達と話をしたのを思い出します。
過ぎてしまえば夢のようなものです・・・。

   ラストシーンの<工場群>
最近ではライトアップで京浜工業地帯のナイトクルーズが流行りだとか。
「かつて泡だらけだった多摩川もキレイになった」←単に泡立たない洗剤に改変しただけ。臭さは当時と同じ。
「ぜんそく患者の搬送数は減少している」←クスリで強制的に発症を押さえ込んでるだけで副作用に怯える日々。
「音楽の街・川崎をアピール」←失笑!

もうね強盗・脅迫・暴行・名誉毀損を「いじめ」とソフトに言い換えれば済むと考える連中と同じ思考回路ですね。
この川崎の原住民のひとりとして一言「不健康のままで生きさせてよ。」(森毅さん風)



(コロンボのひとりごと)


>吉野刑事ファンの方へ

次回から、吉野えこひいき紀行です。
横浜港を眺めていたい~POLE☆STARへ行きたい~♪



(おまけ)



 相棒が仕留めた20センチ級の<多摩川産・テナガエビ(♂)>
調子に乗って「ナイスですね~!」を連発してデジカメ撮影してたらギャラリーに笑われました(爆)。ロケ地前がテナガエビ釣りのメッカ・六郷テトラ帯という立地。
ロックオンした海老蔵を巣穴からブチ抜く快感。病みつきになる面白さです。
「穴を見つけてウッシッシ!」なんて、むっつり*ケベ紅林ならヤリそうです。偏見?
このクラスのハサミに挟まれると「あぁ、イィ、もっとクミコ~!」なんて冗談を言っていられない痛さなのです。注意せよ!


 <女躰神社>
何も知らずに此処でお参りしたら小さいエビちゃん(♀)ばかり釣れるようになりました(霊験あらたか?)。人間の*ス(オスじゃないヨ!)が釣れるとイイのに(ブツブツ・・・)。
ロケ地探訪の帰りに「かなまら神社」の男根様に願掛けしたら、後日見事に20センチクラスを連続ヒット出来ました。
こんなスポットが点在するのも「川崎」の魅力です。お後がよろしいようで。




以上、劇中キャプチャー画像の著作権は東映に所属します。


透明ドリちゃん 第21話 父さんの腕に抱かれたい

2012-07-14 19:30:00 | 透明ドリちゃん

(予告ナレーション)

最近、ボス元気がないの。父親コンプレックスになってるみたい。ボスってお父さんが居なかったのね。だからうちのパパに頼んで1日ボスのお父さんになってもらう事にしたの。
ボス、元気になってくれるかな。じゃあまた来週ね。バイバイ。


ドンパの行き過ぎた攻撃でケガをしたボスがドリちゃんに抗議しに来て、パパと遭遇。
有無を言わさず診察室へ連れ込まれる(^^)。
 <映像の著作権は東映に所属します。>

ドリちゃんのパパの男気に惚れて(?)父親コンプレックスを大いに刺激され、腑抜け状態に陥るボス。
マグロ船の船長だった父親はボスが三歳の時に亡くなったという事なので仕方ないけど、これが原因で手下の黒田、石山、浜たちに見くびられる事態に発展。
 <有崎由美子さん>
『ニセモノご両親』(1974)で藤村有弘さん(本作のガンバス大王役)とも共演してるし、ゲスト出演者に夏夕介さんもいるし(!)機会があれば見てみたい。
ちなみに以前よく通った打ちっぱなしの待合室に山下敬二郎さん(有崎さんの実兄)が常連だった云々の記事が掲げられていたっけ(しみじみ)。

 (追記) hide男さんの情報提供より判明!(゜o゜)×∞ てっきり「魚千代」さんだと思い込んでいた・・・違和感はあったんだけど・・・流石だぁ!


 <弘法の松公園>
気を紛らわせようとするほど、「父」への想いを募らせる。

見かねたドリちゃんの計らいで「パパの味」を知ってもらおうと1日パパをするようにパパにお願いをする。
一方ドンパの(余計な)チクリで事の次第を知ったガンバス大王はパパへの対抗心から、ボスを元気づけようと人間界にやって来る。偶然にもボスのオヤジと瓜二つ(一人二役だから当然だけど)。
スポーツカー(コルベット・スティングレー)に乗せて成城の街を疾走したり、ブティックで服を買わせようとしたりするも・・・結局ドリちゃんに見破られて追い返される。
<成城の街のシーン> 
  レインボーマンじゃあるまいし(笑)。




 <魚屋のシーン>
ガンバス大王からの幾多の妨害にもめげず、ドリちゃんはボスをピクニックへ誘いに赴く。
ドリちゃんパパの運転するプレジャーボートで遊覧とは豪勢ですね。鬱ぎがちだったボスも気分爽快!の筈が・・・

↓ パパの背後の豆腐屋さんも解析!hide男さん、ありがとうございます!<(_ _)>

 ← 八百屋&豆腐屋がシッカリ映り込んでいます。

 (追記) 西生田商店街でした。コロンボ君のサイコメトリー能力が全然発動せず。(ケショーン)

並びの肉屋さんは利用してたんだけど・・・勿体無い!あと数メートル先にロケ地が控えてたのに!ヽ(≧Д≦)ノ ウワァァン!!



初期の目的も何処へやら、ひたすらパパにばかりイイ格好させてなるものかと、何とプレジャーボートからボスを引き上げるパパの手をしびれさせる魔力をかける暴挙に出る(オイオイ)。
 海へドボン(゜(゜´Д`゜)゜

    <城ヶ島灯台のシーン>
(ボス)「オレを笑いものにするためにワザと手を放しやがって。」
(パパ)「男のくせにひがむなんてみっともないぞ。君のお父さんだってきっと同じ事を言うだろう。」

ボスがドリちゃんのパパに体当たりをぶちかまし、相撲というかレスリングというか男同士のガチンコ勝負になって・・・結局ボスが投げ飛ばされてハッピーエンド。
「男は黙ってサッポロビール!」と言ったかどうかは知りませんが(爆)。
ラストでドリちゃん一行を見送りながらガンバス大王は「これで良いのじゃ。」と去ってゆく(お前が言うなよ・・・)。今エピソードは好きだし、記憶に残っている作品です。

当時こういう良質な作品群を普通に見る事が出来た事は幸せだったと再認識してます。
テレビもアチラに乗っ取られている現状ですし、「いじめ」を助長する低俗「お笑い」番組やスポーツ番組を垂れ流しているんだから問題外です。そういう点で今の子供は不幸かも。


(ロケ地探訪)


ボスの実家の魚屋は2012年現在も営業中。
  ← ドリちゃんが現れる小道が無いから、今エピ回のロケ地じゃナイと気付くべきでした。反省・・・。

ボスが柔道の稽古をする弘法の松公園は撮ったんですがアングルを間違えました(汗)。画像の右側に見える切り株が撤去されていたので、分からなかったのかと・・・。#23「超能力おじさんの正体」で使用されたアングルはちゃんと撮れたのに(トホホ)。

成城の街をドライブするシーン
  <成城五丁目南交差点>
画像左端に「ブティック・ガーベラ」があったんですよ。隣りの古本屋のオヤジさんに確認したので間違いないです。そこで『墨攻』の原作本も購入出来て一石二鳥(^^)。
漫画版の方が好きなんですがね。オレも革離(中国語では「グーリー」と発音するそうですが、ありえないネーミングだそうです。留学生の李さんに確認済)のように新天地に旅立ちたい・・・。

城ヶ島灯台は・・・・・・いずれ制覇って事で。


(コロンボのひとりごと)


やっと来週から書きたかったドリちゃん#22や『特捜』ロケ地・湾岸探訪記が書ける・・・武者震い(過疎ブログだけど 苦笑)。