コロンボの特捜最前線日記

ロケ地探訪やオフ会ならびに意見交換など

増上寺 あれから一年が経ちました・・・。

2013-01-30 22:00:00 | 特捜
浜松町の駅ホームに立ち、『特捜最前線』頻出のモノレールを眺めてあのシーンこのシーンに思いを馳せました。
末期嫌いの方に配慮して掲載自粛・・・じゃなくて駅周辺は様変わりが激しいのでスキップしました。

今日は芝・増上寺を目指します。
一説には「芝」は「シヴァ」に通じ、破壊と再生のシヴァ神を祀っていると聞いた事があります。
破壊神の側面と慈愛神の側面を持っているから「水子供養」の場が設けられているのでしょうか?
そんな事を考えながらオヤジ達のオアシス「秋田屋」を過ぎると・・・
 <芝大門>
黒田さんは美女揃いの『特捜』ゲスト出演陣の中でも別格の美しさですからね。「特別病棟の女!」も好きですが、
「白い手袋」回は*チガイというかサイコパス役のハーゲン卿との好対照で魅せてくれるエピソードで印象深い一本。
  #264「白い手袋をした通リ魔!」より ハーゲン卿(西田健さん)&黒田福美さん
右画像は特にお気に入りのカット(´ε` )。匂い立つ灼熱の全盛期ですね。

次に煩悩だらけのコロンボ君が解脱門を潜ると
 <本殿>
 #364「呪われた死者の呼ぶ声!」より 老人(日野道夫さん)&上野美津子(高原陽子さん?)
(上野美津子のセリフ)
「神様、こんなに頑張っても力を貸してくださらないのですね。美津子、疲れました。疲れ果てました。生きるってもっと素晴らしいはずなのに・・・。」
中学生の頃からずっとこのセリフを覚えています。もちろん訛ったイントネーションで(苦笑)。

不如意のどん底に叩き落とされて、はじめて目が開かれる事もあるのにね。でも死んじゃダメだよ美津子さん・・・。
「いつか逢った悪女!」はその別回答?

ところで老人役・日野道夫さんって藤田三保子さんの大塚智子弁護士シリーズ3部作
「判決・毒薬を盛った女!」
「判決Ⅱ・自白を翻した女!」
「マニキュアをした弁護士!」
でもキーパーソンだったんですね(つい最近まで#233「判決・横須賀ドブ板通り!」しか所蔵していなかったんだから仕方ないんだけど・・・(T . T))。
#364しか知らなかった当時に比べると(良い意味で)ギャップが激しいです(*≧∀≦*)。
弁護士事務所を辞めて年金暮らしでこうなった?(プッ)
ふたりで屋台のラーメンを「美味しいね!」って頷き合うシーンの描写も好きですよ。
ついでだから「東京タワー」のシーンロケ地も訪問するべきだったかな~。

さて今回「浜松町」に降り立ったのは以下のロケ地を探訪したかったからです。

  <水子地蔵菩薩 1> 是非、誠さんの演者目線をお楽しみください。
 #203「幼女誘拐・菜の花の匂う女!」より
当時と比べると仏像の金の腕輪が経時変化(?)で色落ちしてたりします。
風車の彩りを心ゆくまで味わいつつ、「カラカラ」と時折弱々しく回る音色も楽しみました。

  <水子地蔵菩薩 2>
  同#203 誠直也さん&大塚良重さん
当時は幟が結構あったのに今は無いんですね。
でも風車は現在の方がカラフルです。訪問時はほぼ無風状態だったのが悔やまれます。
パタリロ・ド・マリネール8世を連想させるシモブクレの、とぼけた顔に味があって、愛らしい地蔵菩薩たち。
一見の価値があります。

 <水子地蔵菩薩 3>  オンナ(大塚良重さん)がお参りしてたのは画像中央辺りです、ハイ。
   同#203より
本郷功次郎さん、誠直也さん、大塚良重さんの立ち位置・・・おっと大塚さんは倒れてるシーンもありました。
もちろん其処に片膝をついて吉野っぽく演者目線を満喫しました。

以上、劇中キャプチャー画像の著作権は東映に所属します。

こうしてひとしきり「増上寺」巡りをしてから、〆にアソコにも立ち寄りました。
 <光摂殿> 「そこにはただ風が 吹いているだけ~♪」
ワイドショー等で大きく報道されたので、このアングルに見覚えのある方も多い事でしょう。
『特捜最前線』のロケ地で葬儀が営まれて二谷さんも役者冥利に尽きるのではないでしょうか・・・。
テレ*朝日がその点に触れなかったのが大いに不満ヽ(`Д´)ノ。

(コロンボのひとりごと)

「呪われた死者の呼ぶ声!」回の死亡現場ロケ地のビルは既に失われ、緑道が僅かに残るのみでした゜(゜´Д`゜)゜。

ちなみにすぐ近くに『飛び出せ青春!」第10話「男なら特訓特訓また特訓」で使用された愛宕神社の階段があるのを、
今回「増上寺」訪問を済ませてから気が付きました(´ε`;)。
いつか制覇してやる・・・。

成増   叶の街 夏さんの街

2013-01-23 22:00:00 | 特捜
#214「バラの花殺人事件!」
#280「黙秘する女!」
#409「ベッドタウン殺人事件の死角!」
でロケ使用されてる成増駅前ロータリー、花屋さん、大谷朗さん扮するヤクザが暴れる八百屋の店舗、今福将雄さん好演の老人が自転車整理をする踏切前などは既に『特捜』ファンの方が掲載されているのでスキップして、よりディープな場所へ皆さんをご案内( ^∀^)。

 旧<劇団シアタージャパン>前
 『刑事マガジン 2003 Vol.01 』より夏夕介さんインタビュー記事の写真 
著作権は辰巳出版に所属します。

夏さんは気さくな方だったそうなのでオフ会を頼んだら高確率でOKされたんじゃないでしょうか。悔やまれます。(T_T)
10年経った今頃訪れるオレも俺なんですが・・・。
それだから『宇宙鉄人キョーダイン』の共演者・佐々木剛さん(グランゼル)の居酒屋「バッタもん」を是非訪れたい!
「もうすれ違いはイヤ・・・。」
「行かせてくれなきゃオフ会なんて絶対ヤダ!」(荒木さんの例を踏まえて、ほとんど心の叫び) (´д⊂)

夏さんが寄り掛かった線路の柵を写真に収め、奥に映る跨線橋を越えて住宅街に前のめりで突き進むコロンボ君。
劇中に登場する東京印書館は既に移転し、跡地にはマンションが立つばかり。よってスキップ。
でも当地にロケ地はイッパイあります。
そう!待望の#154「オルフェの歌った演歌!」のロケ地を目指したのです。
 <住宅街の某アパート前 1>
 同#154より
当時の町工場(はたまた倉庫か)は公園に化けていました。で、坂を上ると・・・
 <住宅街の某アパート前 2> まだ遺っていた事にビックリ(゜д゜)!
  同#154 階段に登って演者目線を味わったのは言うまでもありません( ̄∀ ̄)。
 <アパートから演者目線> 舗装が変更されていますね。
 同#154より 吉野が黒人少年ジミーの事を思い出すシーン
「オルフェ」回で吉野がいじめられてる子供を放ったらかしにした点を疑問視するレビューが目立ちますが、個人的にはアレで正解だったと思いますね。簡単に救われては成長する機会が奪われてしまいます。
ってか#421「人妻を愛した刑事!」での子供の喧嘩に介入する姿は見苦しい位です。
自分の影に独り問いかける姿勢が望ましいと感じました。
さて脱線から戻って
 同#154 吉野&叶のように階段と坂を下ります。

 <住宅街の某アパート前 3>
 同#154
このロケ地発見は夏さんに導かれての事でしょう・・・多分。
あの頃にタイムスリップしてくださいな。

此処まで来たらアノ寺院は外せませんね。
もちろん寄り道しました。
 <地福寺 1> 電車を待ってパチリ。
#351「津上刑事の遺言!」 トモ子(立枝歩さん)もカン子(関谷ますみさん)も『特捜』常連子役の谷村隆之さん(現・加戸谷隆斗さん)も立っていた津上家の墓前。
中学生の時に再放送アワーで視聴して「このシーンの場所に行ってみたい!」と思ってから幾星霜。
やっと訪問出来て感無量なのです。
 <地福寺 2> 鉄柵が邪魔・・・。
 #62「ラジコン爆弾を背負った刑事!」
当時と比べると何と緑が減った事か!犯人たちが潜伏していた建物は撤去されて今では駐車場へ。
 <地福寺 3>
 同#62 もちろん吉野達のように階段を上って成増パノラマビューを満喫。
#62でオヤジさんが双眼鏡で覗いたり、橘が尾行する丘の上は行きませんでした。拉致監禁されたら怖いし(ナイナイ)。

津上の電話するシーンロケ地を抜けて、いよいよ待望のメインディッシュへ。
成増くんだりまで遠征したのは以下のロケ地を愛でたかったからと言っても過言ではありません。
  <東武東上線と白子川交差ポイント>
#229での大学生逮捕現場のアパート(画像・左岸)はマンションに変貌。
三面コンクリート護岸やらマンション林立。時の流れは残酷・・・です。
   #154「オルフェの歌った演歌!」より
吉野の持ち味を遺憾なく発揮する傑作エピソード!黒人青年ジミー(ラリー・オーストン)と勤め先の零細工場の一人娘(下村節子)が自転車に乗って走り去るシーンのロケ地。二人のささやかな幸せを願っていたのに・・・(/ _ ; )。
長らく視聴を切望していただけに激甘な採点なのは否めません。
ところでジミーの顔が具志堅用高にダブって仕方がありませんが・・・気のせい?(苦笑)
他には
 #218「窓際警視が愛した女教師!」 テレサ野田さん&長門裕之さん

 #229「夜間中学殺人事件!」 Y氏&新山真弓さん(オレンジファイターの方がシックリ来ます)

あのシーン、このシーンと頻出ロケ地を行きつ戻りつ、俳優達に思いを馳せてアッチにフラフラ、コッチにフラフラ(*≧∀≦*)。
「う~ん満足!」
「よかった~犬小屋に連行されて熱湯を浴びせられずに済んで・・・」(半分本音)

せっかく来たので白子川沿いにずっと下って往時の残り香を嗅ぎまくりました(どっちが狗なんだか)。
『相棒』でもロケ地になったM幼稚園も横目でチラ見しながら、ひたすら下流へ歩き続けると・・・・・・・・・
 白子川と新河岸川合流点<落合橋>
 #159「ポルノ雑誌殺人事件!」より 桜木健一さんにとっては見慣れた風景でしょうね。

 <合流点 A>
 #203「幼女誘拐・菜の花の匂う女!」より
この河原の景色を見て『柔道一直線』や『電子戦隊デンジマン』を思い浮かべたら東映マニア初段?いや二段か。
一条直也の二段投げとくらぁ!!座布団2枚。
ええ、もちろん「菜の花」回の水子供養ロケ地も制覇済みです。別の機会にまとめて御紹介。
 <合流点 B>
最近になって気が付いたんですが・・・
 #86「死んだ男の赤トンボ!」(1978年11月22日放送)より
乳母車のシーンはやっぱり、ココで撮影したみたいです。
  同#159「ポルノ雑誌殺人事件!」より  二谷さんも来た場所なのです。

もうお気づきの事でしょうが対岸(左岸)は
 #195「殺人メロディーを聴く犬!」より
叶がワンコと戯れるロケ地でございます。

#86「死んだ男の赤トンボ!」で兄妹が釣りをするシーンもココっぽいなぁ。
(追記)
水面に煙突が映りこんでるから、「釣りのシーン」は橋の上流・左岸から別撮りしたシーンのようです。
 同・#86より

欲を言えば笹目橋を越えて「戸田競艇場」に行って#126「姿なき誘拐魔!」ロケ地も制覇したいトコロ。
でも今福将雄さんポイントを優先して「高島平」へ向かったコロンボ君でありました。
だって「冬のマンモス団地ミステリー!」の鳥居恵子さんポイントも見たかったんだからイイじゃないよのさ。
「いいじゃないの~しあわせならば~♪」

以上、劇中キャプチャー画像の著作権は東映に所属します。


(コロンボのつぶやき)

現時点をもってしても「黙秘する女!」で坊さんがネジを飲み込んで「自首は・・・しない。」と魅せる名場面ロケ地(階段)は・・・・・・
特定できていません(゜´Д`゜)。悔しいですっ!

<追記>

>このブログをご覧になってる『特捜最前線』ファンの皆様へ

オタッキー習字さんから「オフ会2013」開催の要請を賜りました。
昨年は突然決まって日程が合わずに少人数オフ会に相成りました。
なので時期や場所などリクエストがあれば早目に仰ってください。ご意見を尊重して企画を練りたいと思います。
ブログ掲載ロケ地を参考に御検討下さい。オフ会までに日本終了の可能性がありますが・・・(┐(゜~゜)┌)。
よろしくどうぞ。

  

鶴見 ふたたび

2013-01-16 22:00:00 | 特捜
大晦日の早朝、白い息を吐きながら鶴見駅の東口・ロータリーに立つ。劇中とは様変わりした駅前の風景を後にして、
一路「大黒埠頭」を目指す。
バスに乗ったんですが意外に早く到着。所要時間わずか20分程!春になったらシーバスかクロダイ狙いで来てみたい・・・。
 <横浜外防波堤>北灯台(赤)&南灯台(白) 釣りの有名スポット
これが撮りたかったんですよ(-^〇^-)。紅白揃っておめでたい。歴史ある建造物なんですね。
訪問時が満潮にぶつかって灯台の土台部分が隠れてしまったのが残念!
  #165「隣にいた絞殺魔!」より 
ワザと斜に撮影するなんて、実験的な試みに( ̄∀ ̄)。
こんな辺鄙な場所で撮影してたんですね。ベイブリッジはこの撮影が行われた半年後に着工したので駆け込みの撮影だったのかな。

最近ではデートスポットとしてよりも、飛び降り自殺の名所(!)と化してるとか。
遺体が貨物船のスクリューに巻き込まれて切断、そしてブツ切り・・・・・・怖過ぎるぜ。
  <横浜ベイブリッジ>から本牧埠頭・元町・山下公園方面を望む。
「犯罪都市・25時の慕情」
「喝采・地上20メートルの密室!」
「プノンペンから来た女」
「ギリシャから来た女!」
「OL・横浜ラブストーリー!」etc
対岸から眺める横浜も趣があります。

ロケ地を巡る小さな旅は始まったばかり、バス停のベンチを温める暇も無く元来た道を引き返すコロンボ君。
「国道駅」前で途中下車すると・・・。
 生麦<魚河岸通り>
前から朝市を見たかったんです。良かった~この日に来れて。それも一番賑やかな時間帯に。
  <新鮮なネタの数々> 臨場感が感じ取れるかな?
旨いんだよな~クルマ海老!来年もし生きてたら絶対買いに来るもんね。
大売出しの活気に包まれながら雑踏を抜けてゆくと・・・
 <鮮魚店>
カニ汁に目を奪われますが、あっという間にロケ地に到着。
 <鮮魚店>店舗横の路地
 同#165より  容疑者・上原(入川保則さん)が桜井に水をぶっかけるシーン。
もう故人なんですね・・・(゜´Д`゜)。
『傷だらけの天使』での印象が強いホーン・ユキさんの元旦那さん。知識としては知っていたけど、本作を拝見して漸く顔と名前が一致。遺作となった映画『ビターコーヒーライフ』を見てみたくなりました。
出演陣に『特捜』ゲスト歴のある赤塚真人さん、石田信之さん、小倉一郎さん、そして歩く電柱(足引っ張るなよ!)と豊富。
俳優人生50年の集大成かぁ~「クスン(´;ω;`)」どうか安らかに。合掌!
路地は鶴見川に通じているので、後ろ髪を引かれる思いで次のロケ地に進みます。

河原に出れば
 <貝殻浜> 今ではこの区間のみ遺されています。
雨上がりで曇り気味だったのと増水の影響でゴミが目立ちますが、通常の冬の晴れ間は水も澄んでいるんですよ。
白い貝殻の敷き詰められた浜辺は一見の価値アリなのです。踏みしめるたびに「シャリシャリ」と哭きます。
そうそうこの場所は
  同#165より 釣清丸が見えます。
桜井が寝っ転がっていた&逮捕シーンのロケ地です。奥(対岸)の日商岩井マンションが往時を物語ります。
#165「隣にいた絞殺魔!」
#197「焼死体・三つの鍵の謎!」
が未所蔵だった時(前回訪問時)には#306「絞殺魔の記念写真!」でしか「国道」界隈を知らなかったので、不遜にも「俺がもし監督だったら鶴見川の河原とか魚河岸の朝市とか撮影するのにな~。」なんて考えて、知らずに浜辺を歩いていました。(大滝汗)
天野利彦監督&佐藤肇監督ゴメンナサイ!(T_T)
ビバ!『特捜最前線』(苦笑)
ちなみに
  <掲示物>
訪れる機会がありましたら味わってみてください。ご参考まで。

潮風を感じながら上流に歩き出すと
 <鶴見線・鉄橋>
  #197「焼死体・三つの鍵の謎!」より
鉄道マニアじゃなくてもウレシイ!やっぱり往時の方がイイ味を醸しています。映像資料の価値が高いです。
 <角野卓造さん&立石凉子さん>
 同#197より
コンクリート護岸になる前はこんな風景だったんですねぇ。
今じゃあこの手の桟橋は「羽田」にでも行かないと見る事が出来ゃあしねえ・・・。
『特捜』常連の立石凉子さんもコチラにお越しだったとは(フハッ!)。
ハリセンボンの春菜・・・じゃね~よ!角野卓造さんを差し置いてアレなんですが、ゲストで江角英明さんも当地にお越しでしたか。
『不良少女 野良猫の性春』は未視聴でゴメンナサイ(T_T)。
『特捜』でも結構ゲスト出演されていますが、映画『鬼畜』、『太陽を盗んだ男』とか『マルサの女』で拝見した役者さんだったんですね。
個人的には『金メダルへのターン!』での出演が印象深いです。

鉄橋も補強やら何やらで結構弄られていますが、
 <鶴見線・高架橋脇>
 同#165より
余韻は感じられるかな?釣舟「釣清」は営業していました。

鉄橋の上流側に出ると、
 <臨港鶴見川橋>より下流を望む。
 同#165より
1980年当時は映画『泥の河』を彷彿とさせる眺望だったんですね。
ココはジャンボクラスのハゼ(冬は17~20センチ平均との事!)の穴場らしいのですが・・・
日没から早朝の時間帯でしか釣れないとか。(T_T)現時点試していません。
ちなみに視線が合ってもおまわりさんも呆れて無視される位に寒いそうですよ。どうしようかな~。
「魔の職務質問!」が無いのはありがたいけどネェ(爆)。

一通り「鶴見」界隈を満喫してJR鶴見駅にて#197での紅林がコインロッカーで表札を見つけ出すシーンを追憶しようと思ってたのに、駅舎もロッカーも劇中とは位置は違うし面影もナッシング!よってスキップします。

で、一路都心へ。多摩川を越えて某駅で下車するんですが、それはまた別の機会に御紹介。
#197に関連して上野に立ち寄った際の写真を披露させていただきます。
 <上野公園の線路脇>西洋美術館の裏辺り 欲を言えば快晴の日に来たかった・・・。
   風船に鍵を結んで天国の野瀬さん(演・角野卓造さん)に返すシーン。『特捜』テイスト(=´∀`)。
  同#197より ラストシーン
立石凉子さん演じるオンナの笑顔が微笑ましい・・・好き。(*≧∀≦*)

以上、キャプチャー画像の著作権は東映に帰属します。


(コロンボのつぶやき)

(記憶が確かなら)藤岡さんの自伝本を拝読した時に、上京した頃は「鶴見」に住んでいたと記述されていたっけ。
土方のアルバイトでの貧乏暮らし。ある日電車賃にも事欠いて渋谷から歩いて帰った(!)と述懐されていました。
当地をロケ地に推薦したのは案外、藤岡氏本人かも知れませんね。
魔法瓶で酒を飲むシーンなんて妙にリアルだし。

さて次回は叶ポイントにしようか、それとも吉野ポイント?悩ましい。(n‘∀‘)η



佐藤允さん 逝く・・・。

2013-01-08 22:00:00 | 透明ドリちゃん
「昨年の12月6日には既にお亡くなりになっていたなんて・・・。」突然の訃報に言葉が見当たらない。

めまぐるしく、走馬灯のように『透明ドリちゃん』での佐藤さん出演シーンが浮かんでは消えてゆく。

ドリちゃんにとっても私にとっても永遠の理想像であったパパ。
 第21話「父さんの腕に抱かれたい」より 以下のキャプチャー画像の著作権は東映に所属します。
女々しいボスに喝を入れる取っ組み合いシーン。オトコ同士のガチンコのぶつかり合いが「羨ましい・・・。」

 <戦い済んで> 佐藤允さん演じるドリちゃんのパパの爽やかな笑顔がボスに向けられる。眩しいぜ・・・。
 

 同#21より<ボスに手を差し伸べるパパ> 

 <仲直り>
かつての共演者たちも今何を思うのでしょう・・・。


いつかロケ地である城ヶ島灯台を訪れたら、(劇中と同じ格好で)佐藤さん、オレと取っ組み合いに付き合ってください!
某国の神事に「一人相撲」ってのもありますよね。
「降参だ!」って声はもう二度と聞く事は出来ないだろうけど・・・・・・・・・。 
今夜は木刀でも振って背筋を鍛えとこうかな。投げ飛ばされないように。

氏にとっては長期にわたる俳優人生の中で『透明ドリちゃん』は瞬き一瞬の作品に過ぎませんね。
でも私には珠玉の、いや運命的な出会いの傑作でした。
実はお手紙を差し上げようと考えていたんです。ダメ元でインタビューをお願いしてみようって。もはや叶わぬ夢ですね。

天国で娘(ERICA)さんと安らぎのひとときを得られん事を熱祷しております。合掌!!!

十条 アゲイン

2013-01-02 22:00:00 | 特捜
#183「未熟児を棄てた女!」(1980年10月22日放送)を視聴して三浦リカさんが佇んでいた跨線橋が気になりました。
 #183より 以下キャプチャー画像の著作権は東映に所属します。
電車の車体のカラーから東海道線と睨んで、そりゃもう川口から戸塚辺りまで延々と探しましたが・・・無い。゜(゜´Д`゜)゜
画像検索、ストリートビューや鉄道マニアのサイトまで徹底的に調べたのにヒットしない。
しかし数日後おまわりさんの背後に見えるマンションに「アレ?どっかで見たぞ。」と気づく。
 八幡山児童遊園から<東十条レジデンス>を撮影。
特徴のあるベランダの形状から間違いないでしょう。普段見慣れた場所も線路を隔てると別世界に映る好例ですね。
いくら探しても跨線橋が見つからない訳だ。もう撤去されているんだから。古い地図には載っていますがね。
 同#183より 1980年の眺め
一匹余計なのが混じっていますが皆さんコチラにお越しだったんですね。(^ω^)
ちなみに
   『柔道一直線』第20回「かんぬき相撲に勝て!」(1969年11月9日放送)
一条直也(演・桜木健一さん)と田子ノ浦親方もココでロケしてたんですね。見事に病院の位置も一致。
私事ですが子供の頃、電車見たさに一度だけこの跨線橋を渡った事があります。今はもう撤去されてしまっているだけにジワリジワリと喜びが湧き上がってきます。野田幸男監督ならびに折田至監督ありがとうございます!十条のヨロコビポイントが増えました。

劇中冒頭で三浦リカさん演じるオンナが「許してーっ!」って叫ぶシーンがあるんですが、
 #183より<失われた跨線橋ロケ地にて>
新資料入手までズ~っと気が付く事が出来ずに素通り・・・・・・・・・「許してーっ!!!」(byコロンボ)(-_-;)

最近知ったのですが三浦リカさんと言えば
 映画『サチコの幸』ジャケット 画像の著作権は日活に所属します。
え?ヌードあり?東映(劇場版)『スパイダーマン』で大山いづみさんとの水着姿なら見た事があるんですが、ボク子供なので刺激が強過ぎます。(/ω\*)

で、これからがメインディッシュ。
『孤独のグルメ』セカンドシーズンでも登場する十条銀座を抜けて十条駅に向かいます。
赤羽方面から踏切にアプローチすれば
 #159「ポルノ雑誌殺人事件!」(1980年4月23日放送)より
 <十条駅・2012年大晦日の眺め>
大好きな大山いづみさんが登場するだけでもウレシイのに、ロケ地として使用されていたなんて・・・。感激!
 同#159より 滝刑事(演・桜木健一さん)ねぇ。さすが『十条一直線』と揶揄されるだけはあります。
 同#159「ポルノ雑誌殺人事件!」より
 十条駅・南口改札> 普段は北口しか利用しないので盲点でした。
背後の「中華一番」だけが往時を物語ります。蔦がビッシリ絡んでいました。
上りホームでは今福将雄さん&本郷功次郎さん&Y氏(次のシーンで下車して滝と合流)は電車、桜木健一さん&大山いづみさんは駅プラットホームで撮影していたんですね。
  同#159より 当時のブ厚い切符が懐かしい・・・。
 十条駅・券売機

 <大山いづみさんが座っていたベンチ>
 <十条駅・上りホームにて> 発車間際の車両ドア付近から撮ってみました。

 <大山いづみさんが座っていたベンチ>クローズアップ
畏れおおいので子役の子が座っていた席から控え目に撮影。コロンボの意気地なし(苦笑)。
子供の頃はおばあちゃんが北口改札(噴水のあったロータリー側)まで見送りに来てくれて、電車が発車するまで手を振って応えてくれました。その祖母も今は思い出の中・・・。当時の私は十条に来る度にオカッパ頭のオヤジさんのいる地元・早川書店で購入した『フライフィッシング教書』(田渕義雄・著)をこのベンチで読み耽ったものです。
その本を参考に#441「女子中学生殺人事件・冬のコオロギSOS!」ロケ地でフライフィッシングを満喫してるんだから、私はシアワセです。

今はもう思い出に過ぎない事が~オレの心ではまだ生きている~♪(リピート・アフター・ミーヽ(*´∀`)ノ)

>村山新治監督へ
十条駅をロケ地に選定して頂いた事に大変感謝しております。ありがとうございました。

此処まで来たついでに今福さんが迎えに来る場所も撮影しようと思ったんですが・・・
 同#159 
私の大好きな名脇役・今福将雄さんが立っていた真横の構造物は河川改修工事で既に失われていたので訪問は控えました。
でも近日中に別の今福さんポイントを探訪する予定だからイイもんね(もちろん負け惜しみ)。


(コロンボの編集後記)


「あけましておめでとうございます」とはいろんな意味で言難い情勢になってしまいました。

阿部征司プロデューサーが他界されたそうですね。でも良い時に旅立ったとも言えます。これから某国ではリアル・ショッカーによる侵略が始まりますから・・・。長い旅路、お疲れ様でした。結城丈二や城茂にヨロシク。合掌!