新年早々、HDD初期化という峠を越えることになったわたくし。
しかしその一方で、ちゃっかりCAAD9少佐と共に初乗りも行っていたのでございました。
お正月は実家でおモチ食べ放題、日本酒呑み放題な生活を送っておりましたため、
わたくしの体重は過激に増加しており、これでは和田アタックは無理、、、
そこで、夕やけ小やけの里往復だけでも……と思って出かけてみたのでございますが、
思いがけず、未知なる道と遭遇することになったのでございました。
↑たいしたコトないのですけれども、、、
夕やけ小やけの里へ行く途中で、右手の山を越えて、ひと山向こうの集落へと
続いている道を発見したのでございます。
大げさにいえば、市道山から東へのびている支尾根のひとつを、
乗っ越すイメージなのです。
ほんの170mくらいの標高差なのでございますが、ちょっとした尾根越になっております。
八王子市上恩方町の集落から、この尾根を越しますと、北側は八王子市小津町
という集落になります。
この小津町が、これがまた! 恩方に負けず劣らず、味わいのある山里の情緒に
あふれているのでございます。
高尾に住んでいるわたくしが申すのもナンでございますけれど、
八王子市の西側には、昭和初期にでもタイムスリップしたかのような
山あいの農村がたくさんあるのでございますね。
まさしく、童謡「夕やけ小やけ」誕生の地にふさわしい、日本の原風景でございますよ。
今回は、小津の集落を右へ進み、高尾街道へ戻るルートをとりましたけれど、
近いうちに、この道を左方向へ進んで、モリアオガエルの道とやらを終点までつめて
みたいと思っております。
かくして、わたくしの乗鞍岳への自転車道は、続いてゆくのでございます。
実は、この度うり坊様が行かれたこの道は、昨年の大晦日に古くからの友人と陣馬高原下まで行った際に見つけて登った尾根なのです。40年近く地元にいながら、初めて知った道でした。
距離は短いですが10%程度の坂で、いいコースを見つけたとその夜に酒を酌み交わしながら振り返りました。なんとなくタイムリーな話題でしたもので。
ちなみに、夕やけ小やけの里の先で、ニホンザルの群れが民家の脇や畑に出没していました。素晴らしいですね、この辺は。
またコメントを頂戴いたしまして、ありがとうございます。
まあ! このモリアオガエルの道へ抜ける尾根越道を、わっとさまもご存知でいらっしゃいましたか。
昨年の大晦日ということは、ほんの10日前のことでございますわね?
それはそれは、偶然にも同じ時期に、同じ道を開拓していたのでございますね。
そういえば、夕やけ小やけの里には、暮れにはツキノワグマが出没したとかいう
ニュースを聞きましたわ。
八王子には、昔からクマは生息していたらしいのですが、里まで降りてくるのは
珍しいことなのだとか。
野サルも多いみたいですわね。わたくし、群れは見たことがございませんが、
和田峠を越えて、藤野側の集落に降りたときに、ものすごく立派なオスザルが
民家の軒先に座っていたのを見たことがございます。
東京都とはいえ、なかなか自然が深いのでございますね。
ところでわっとさま、あのモリアオガエルの道、そういう名前がついているということは、
モリアオガエルの生息地なのでございましょうかしら?
とっても気になっているのでございます。
さっそく明日にでも、八王子市役所の観光課にお電話で訊いてみようと思っておりますの。
詳しいことがわかりましたら、またご報告いたしますわね。