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乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

勝手に激白! そこはかとなく鉄道模型ファン

2013年11月29日 | 日常
連日連夜、物騒なニュースが飛び交っております。
このような社会情勢となりますと、もはや一民草に過ぎないわたくしの世間体などというものは、まこと取るに足らないものであると、しみじみ思うわけでございます。

ですからね、この際、はっきりと申し上げます。
先のもーやんさまへのコメントにも漂わせましたけれども、
実はわたくし、そこはかとなく、鉄道模型ファンでございます。
なかでも、1/220スケールのZゲージを、好ましく思っております。

先日も、本屋さんでふと、専門雑誌の表紙に「Zゲージ」という文字を発見してしまい、ついつい購入してしまいました。

お目当ては、昭和30年代の日本の原風景を表現したZゲージのレイアウト。
1/220スケールという制約を軽々とクリアした上での、緻密さ、存在感、ディテール、、、す、すばらしい作品です~!
写真ですら、この感動ですから~。
実物を見ることができたら、ああ、きっと1日中みていても、飽きることはないでしょう。。。

とはいえ、、、みなさま、「Zゲージって、何じゃ?」ってくらい鉄道模型にご興味がないと思われます。
すみません、すみません、唐突に鉄道模型ファンであることをカミングアウトしちゃって、すみません。
とは申せ、わたくしのZゲージへの情熱は「そこはかとなく」という枕ことばからもお察しいただけると存じますが、ものすごいマニアというのではなく、文字通りの「そこはかとないZゲージファン」。

地図好きとは因果なもので、分水嶺からほとばしる源頭の一滴が、大河となって海へと注ぐ水系線はもちろんのこと、海岸線も、道路線も、鉄道線も、等高線も、はては天気図の等圧線までもを、愛おしいと思ってしまう特異体質の持ち主。
ですから、鉄道模型のレイアウトなどというものは、大好物に決まっているのでございます。

そも、不惑の歳を過ぎてからの自転車趣味、万年筆趣味、、、しかも、もとをただせば、地図オタクで、山オンナ、、、
わたくしという人間の直感的な印象として、何らかの問題を内包していそうな感は、もはや否めないと存じます(汗)
でも、それは、わたくしだけの特性なのでしょうか?
「自分はフツウだ」と思っている方でも、案外、周囲から特異の存在と思われているかもしれません。
まして、ご自身で「自分はフツウじゃない」と心当たりがおありなら、それはもう、フツウであろう筈がございません!

現に、わたくしの「まど☆マギ」発言に呼応して、イリヤさま、もーやんさま、kincyanさままでもが、なにげにアニメ好きであると、告白なさっていらっしゃる(イリヤさまにいたっては、深夜アニメのヘビー視聴者であることを暴露)わけですが、これによって、上記の御三方が「フツウの大人ではないかもしれない」という疑惑は、グンと高まっているわけでございます(汗)
Yasさまは世界の宮崎アニメ限定でコメントされていらっしゃるので、かろうじて体面を保っていらっしゃるものの、実のところ、その正体は疑わしい。。。
むしろ、このタイミングで宮崎アニメに言及すること自体が、なにかこう、不必要に身の潔白を主張しているようにも思われます。
Yasさまを、ここまで自己正当化に駆り立てる真の理由とは何なのか!(汗)

はっきりと申し上げられことは、自転車趣味縛りで、爽やかなだけの大人を着飾るのは、もう、限界であるということです。
はじめにも申し上げましたが、明日をも知れないこのご時世、世間体などを気にしたところで何の意味がありましょうやと、ことに、ことに、かく思ふわけでございます。

ええ、ええ、わたくしは、自転車も好きですが、鉄道模型と鉄道路線図も大好き人間です!
ささ、みなさまも、わたくしのトレインにお乗りくださいませ。
そして、ふだんからご興味を抱いていらっしゃるアレやコレ、、、はずかしがらずに、みんなブチまけて、お楽になさってくださいませ~。
ちなみに、いの一番に、言いづらい趣味を明かしてくださった方には、勇者さまの称号が授与されます。
よろしいですか? あくまでも「言いづらい趣味」限定でございますよ。
リロウィンさま、クラシック音楽鑑賞は、言いづらくないからダメでございますよ。
ちなみに、ゆきちさまの多肉植物育成趣味は、合格です(汗)


「ごちそうさん」室井さんの万年筆

2013年11月28日 | 日常
「あまちゃん」に続き、なかなかの人気を誇っている朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。
登場人物の一人に、ほどよくヤレた小説家志望の室井さんという人がいるのですが、その室井さんが原稿の執筆に使っている筆記具が、万年筆だということに気づきました。
以来、室井さんのシーンのたびに、ジィィ~っと観察して参りました。
黒い砲弾型で、ペン先は銀。トリムも銀色。
ぱっと見た感じ、サイズの大きさから、モンブランのようにも見えます。
しかし、キャップの先の天環部分に、あのホワイト・スターがありません(汗)

さあ、、、もう、お気づきですね?
モンブランにソックリなのに、モンブランじゃないものといったら、、、
セーラー万年筆のプロフィットシリーズでございます!
言っておきますけど、モンブランのマネをしたわけじゃありませんよ(汗)
参考にはしたかもしれないけど、まるっきりのパクリじゃないですよ(汗)
アレかな、もっとも書きやすいサイズと重量バランスを追求したら、偶然、似ちゃったのかな?(汗)
偶然って、ほんと、コワイですわね~。
ゴホン、ゴホン、、、ひゃっぽゆずって、瓜二つだとしても、だ!
ピストン西澤風に言うなら、それはレスペクトであって、パクリじゃないですって!

、、、ハッ、そんなことより、、、
「ごちそうさん」の室井さんが使っている万年筆は、どうも、セーラー万年筆のようなのです。
本日、室井さんの手元が比較的アップになるシーンがございましたが、ペンクリップのデザインが、まさしくセーラー万年筆のソレのようにお見受けしました。

「ごちそうさん」の時代設定は、ヒロインの、め以子さんが6歳のとき=1911年を起点としています。
現在、め以子さんは高等女学校を卒業して大阪へ嫁いできていますので、満17~18歳くらいじゃないかと推測されます。
そうしますと、国産万年筆は、セーラー万年筆も、パイロット(並木製作所)も、プラチナ万年筆(中屋製作所)も、すでに創業していることになります。

当時の国産万年筆が、現在のプロフィットシリーズのような外見であったかどうかは定かでありませんが、この「ごちそうさん」の小道具としては、セーラー万年筆の砲弾型のものが採用された、、、というわけで、、、
セーラー万年筆のデザインは、野暮ったくてモッサリした感じこそが最大の魅力であると思っておりましたけれども、大正時代の小道具として、そのモッサリ感が功を奏するとは面白うございます。

ちなみにこのドラマでは、若いめ以子さんは、実家の両親に宛てて手紙を書くのにつけペンを用い、年増の和枝お姉さんはちょっとした一筆箋に毛筆を用いる、、、という微妙な世代差が表現されています。
明治大正期というのは、現在以上に文明の変動が大きく、世代間ギャップが激しかったということなのですね~。
すぐ先には、戦争へ突き進んで行く昭和の時代が迫ってきている。。。め以子さんの未来はいかに、、、


まど☆マギ に、完膚無きまでにヤラレた日

2013年11月23日 | 日常
みなさまは、「魔法少女まどか☆マギカ」というテレビアニメの存在をご存知でしょうか。
2011年の1月から4月にかけて、深夜帯に放送されたテレビアニメです。

ええと、、、言い訳がましいのですが、わたくしは深夜アニメに詳しいわけではありません(汗)
ただ、この「魔法少女まどか☆マギカ」、通称、「まど☆マギ」につきましては、偶然に1話から見ていて、何となく毎回見ているうちに、3話目くらいから急速に惹きつけられてしまった。。。ということで、本当に偶然に全話を通して観ていたのであります。

絵そのものは、少女漫画的といいましょうか、とても可愛らしいのです。
しかし、その可愛い画風とはウラハラに、ストーリーは黒い(汗)
そして、話が終盤に向かうに連れて、思いも寄らない絶望的な展開となり、メリーバットエンドな最終回を迎えます。
ひと言で感想を言うなら、胸にズシリとくる作品でした(汗)

その「まど☆マギ」の劇場版が公開となり、評判がいいらしい。。というウワサは常々、聴いておりました。
しかし、観終わったあとで憂鬱な気分になるかもしれない、、、という恐怖心から、今日まで映画館に足が向かなかったのです。
ああ、けれども、、、人間の業というものは、かくもオソロシイものでございまして、、、
いけない、いけない、、、と、思いつつ、とうとう今日、TOHOシネマズに「まど☆マギ」を観にいってしまいました。

おもいっきりヤラレました(汗)
映画がスタートして、わずか数分後に、滂沱の涙(汗)
このわたくしの反応については、隣りの席のうりムスもさすがにドン引き(汗)
帰る道すがら、「あの段階で泣くと思わんかった」と申しておりましたが、そのうりムスですら、後半はボロボロ(汗)
なにより、映画が終わって場内が明るくなったときの、場内の雰囲気の神妙なこと(汗)
けっこう大勢の観客数だったのですが、全員が押し黙ったまま、ソロソロと立ち上がって部屋を出て行くという、まさしく「まど☆マギ」ムード一色でした(汗)

この映画は、とくにオススメは致しませんが、わたくしは、今日、勇気を出して観に行ってよかったです(汗)
後悔はありません(汗)


ああ、通勤電車

2013年07月03日 | 日常
6月もあっという間に過ぎ去り、はや7月。
ご無沙汰しております~。

1月からJR線で通勤している日々ですが、
朝夕のラッシュの時間帯、ときどき、「おやおや?」と思う小さな出来事に遭遇いたします。
今朝もそうでした。
同じ車両のドア付近で、ひとりの男性の怒声が上がったのでございます。
「なんだ、おまえ! なんたら、かんたら~!」
なにを怒っているのかわかりませんが、とにかく怒鳴りまくっているのです。
このやり取りには、どらられている受け手側も存在すると思いますが、
その方は声を発することがなく、押し黙っていました。
ですから、怒っているオジサンの声だけが、シンと静まり返った車内に、ひたすら響くのでした。
「どうたら、こうたら~!(怒)」
「うんたら、かんたら~!(怒)」
異様な事態ですよ。
ご存知かと思いますが、朝夕の通勤ラッシュの電車内というのは、すし詰め状態で人間満載なのにもかかわらず、誰もひと言も会話しておりませんので、怖ろしく静かなのです。
もしかしたら、それはそれで異常なことなのかもしれませんが、とにかくそんななか、一方的な罵声を発する、怒っているオジサンなのでした。

この通勤電車を利用している人のほとんどは、これから都心方面へ出勤する人々。
お互いのことはまったく知らない赤の他人同士ですが、
車内の空気は、「あ~あ、頼むから面倒なことを引き起こさないでくれよ」という一念で、全員の心がひとつになっているのでした(汗)

だれかが仲裁するでもなく、オジサンはしばらく怒鳴り続けましたが、
気が済んだのか、やがておとなしくなりました。
車内はまたいつもの静寂を取り戻し、車内には数分の遅延を謝罪する車掌さんの感情のない声が流れます。
なんというエキセントリックな空間でしょう!
嗚呼、通勤電車!(汗)



5月の集い

2013年05月23日 | 日常
ヘニョピリンのわたくしが見かけによらず、某女子大山岳部の出身でありますことは、このブログで何度も申し上げておりますが、、、
その某女子大山岳部では、年に一度、OG会を開催しておりますの。
OG会とひと言に申しましても、すごい年齢幅ですのよ。
由緒正しい、、、かどうかは定かではありませんが(汗)、なにしろ歴史のある山岳部でございますから、わたくしが生まれる前に大学を卒業なさった、、、という世代の方々もいらっしゃるのでした。

いかんせん、残念なのは、もうずいぶん前に廃部なってしまい、現役部員がいないということ。
先日19日に開催されたの会では、後輩の参加が少なかったので、なんと、このわたくしが下から3番目に若い世代でしたから、ホントに高齢化が進んじゃっているのです(汗)

そんなわけで、自分が学生の時に一緒に山に登った仲間はごく一部でありまして、ほとんどは学生時代に接触がなかった人同士の不思議なOG会なのですが、でも、わたくしは、毎年、銀座で開かれるこの会をとても楽しみにしております。
この集いは、わたくしたち山岳部OGの古巣みたいな感じなのです。
山の話、スキーの話、この一年の山行報告からはじまって、仕事の悩み、結婚、離婚、子育て、親御さんの介護のこと、、、そりゃもう、ありとあらゆることが話題になります。
苦悩を吐露しつつ涙する友にもらい泣きしたり、70歳すぎて新しいことにチャレンジする先輩に勇気をもらったり、、、

日ごろ、何重にも着込んでいる鎧や防護服をすっかり脱ぎすてて、ありのままの自分でいられる貴重な時間。
「男は敷居をまたげば七人の敵がいる」なんておっしゃりますけどね、女には14人くらいいるんです。
弱い自分なんて、そうそう見せられないんです。
でも、この仲間たちとは、会ったそばから素の自分に戻っていけるんですね。
短い時間ですが、泣いて笑って喜んで、お開きの頃にはすっかり心が軽くなっているのでした。

若い世代が補充されないわけですから、いずれ先細りになり、やがて消滅することは必然です。
いつまで続けられるかわかりませんが、この絆をたいせつにしたいと思っています。