日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

さよならの儀式

2020-08-01 | 趣味の時間
さよならの儀式

宮部みゆきさんの最新作が出たと知り、図書館に予約して一年、ようやく読むことが出来た。

長編を期待して予約したのだが、SF作品ばかり8編が収録された一冊で表題になっている「さよならの儀式」は収録作の一つ。
収録作の中でよく分からなかったのが「海神の裔」
これは伊藤計劃×円城塔「屍者の帝国」の世界観を基にしたものだそうだ。

「わたしとワタシ」は既に40歳を過ぎたシングルの私の前に、高校生のワタシが現れる。タイムスリップものは色々あるが、過去のワタシと会話をするという設定は面白い。

防犯カメラが実は他世界からの侵入者ではないかという「戦闘員」
息子が悪に傾いた分岐点を見極めようとして、何度もやり直しを繰り返す村を見守る保安官を描いた「保安官の明日」は興味深く読んだ。

他に「母の法律」「星に願いを」「聖痕」

 
コメント (2)
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