ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本

2020年02月02日 | 本・マンガ
昨年、友人の長岡真意子さんが本を出版した。
自分に関係ある内容かわからないけれど、
本を購入して、いいレビューを書いて、出版祝いにしよう、
というつもりで読み始めたのだけど、実際本当にいい本だった。
敏感っ子(HSC=Highly Sensitive Child)についての理解を深め、
育てる人の大きな援けになることは間違いないのだが、
敏感っ子に限らず、子育て全般に通ずる内容とも言える。
「敏感っ子」を「子ども」に置き換えてもいい。
「子育て」というと小さい子供が対象のイメージだけど、
思春期真最中の我が子との接し方にも非常にためになった。

このブログでも紹介しようと思っていたのだけど、
アマゾンのレビューを書いたら力尽きちゃって、そのままになっていた。

敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本





実は先日、もうどうしたらいいんだろう、、、神様、助けて、、、
と神頼みしたくなるようなことがあったのだけど、
その時、自然とこの本に手が伸びた。
そして、たくさんのヒントと励ましをもらった。

なんだかんだ私が言うより、目次を見てもらった方がいいかも。




順序が逆だけど、こちらが第1,2章。




そして第4章の「お母さんのセルフケア」が
本当に愛情に満ちていて優しい。
子育てしているすべての人にお勧めしたい。




私の心に一番響いたのが、第4章最後の項のこの部分。

①実践できなくても、「知っている」だけでいい
(前略)・・・たとえ実践できなくても、適切に関わるにはどうすればよいかを知っているだけで随分違うものです。「知らない」というのは、真っ暗闇の荒波の中で、ただただもがいているようなもの。一方、「知っている」というのは、もがきながらも、灯台の光に照らされているようなものです。「あちらの方向へ泳いでいけばいいんだな」という指針があります。・・・(後略)


子育ては誰にとっても初めての体験。
2人目以降のことはわからないけれど、
子供によって全然違うという話を聞いたこともある。
そんな暗闇の荒波でもがいている中、この本は指針を示してくれる。
そして、自分を労ろう、悩んでいるより具体的な行動を重ねよう、
と背中を押してくれる。
以下はアマゾンレビューに書いたこと。
「この著者はなんて愛情深い人なんだろうと。
5人の子どもを育てた経験と豊富な知識、でもそれだけではなくて、
この慈愛に満ちた視点があるから説得力があり、
勇気づけられるのかなと思う。」
今これにもう一言加えたい。
この慈愛に満ちた視点に「救われる」と。

もう1度言います。
子育てしているすべての人にお勧めしたい。

真意子さんのブログとtwitterはこちら。
https://blog.goo.ne.jp/managaoka
https://twitter.com/MaikoNagaoka


次の著作も楽しみにしています。


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