ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

フードバンクへコーン缶を届けに行く。

2013年12月22日 | 習い事・ガールスカウトなど
冬休み初日の金曜日、先日のガールスカウトで集まったコーン缶とお金を、
フードバンクに届けに行った。
そうそう、その後を書いていなかったけれど、近所の人や知人友人からの寄付がさらに集まり、
最終的にはコーン缶145缶とお金、合計すると655缶分になり、当初の目標コーン缶500を達成。
最初はまさに五里霧中って感じだったんだけど、は~、よかった。

まずはリーダー宅で積み込み。




Food Bank of Alaskaはアラスカ鉄道駅近くの倉庫街にある。
今回初めて知った。




コーン缶の箱を積み下ろし。
うちでお預かりしていたMiちゃんも手伝ってくれた。




よいしょ、よいしょ。




あちこちで見かける食料寄付用のドラム缶。




中はまさに倉庫!




運んできたコーン缶を計測。




193パウンド!




ガールズもコーン缶と記念撮影。
この写真、フードバンクのfecebookに載りました。




そのあとは内部のツアー。
細々としたものは棚に仕訳される。
作業をされているのはボランティアの方々。





さらに奥へ。
スーパーマーケットや食料品の会社からの大型寄付が高く積まれている。




左側は冷蔵庫。正面は冷凍庫。
「夏にはファーマーからの寄付で、冷蔵庫がズッキーニだらけになっちゃうこともあるのよ。」





そのほか、パッケージが破れたものなどは家畜のエサになるので無駄にはならないことなど興味深そうに聞いていた。

ツアーをしてくれた方の説明によると、
アラスカでは7人に1人、子供の5人に1人が充分な栄養を取れない状況にいるという。
hunger(飢え)の基準が今ひとつわからないのだけど、
(世界的な基準と比べたら・・・というと別の話になるので置いといて)
社会にこういうシステムがある、こんな形で自分にもできる社会貢献がある、ということを、
ほじゃるが学べたことがよかった。

今回のコーン缶500缶という具体的な目標は、子供たちにとってとても良かったと思う。
お金を寄付するだけでは、実際どのくらいの食料になるのかイメージしにくいし、
コーン缶の箱を重たい思いをして運び計測、という体験もよかったんじゃないかな。



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