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保守記事.483 新たな火薬庫

2021-03-01 12:40:09 | 記事保守

イエメン内戦、緊張高まる放置タンカー 石油漏出の懸念

ニューヨーク=藤原学思、ドバイ=伊藤喜之 ニューヨーク=藤原学思 ドバイ=伊藤喜之
2021年3月1日 10時00分

 

 中東イエメンの沖合に放置されている1隻の石油タンカーが国際的な悩みの種になっている。船体が老朽化し、油の漏出による海洋汚染や大爆発の懸念が浮上。国連が再三にわたり調査団派遣を試みているが、6年前から続く内戦が障壁として立ちはだかる。(ニューヨーク=藤原学思、ドバイ=伊藤喜之)

 「(石油の)漏出は、イエメンの市民だけでなく、紅海周辺の全域に壊滅的な生態学的、人道的、経済的影響を与えることになる」

 国連のデュジャリック報道官が2月24日、危機感をあらわに語った。

 国連によると、問題となっているタンカー「セイファー」は1976年に造られ、もともとは日本企業が所有していた。86年にイエメンの国営石油会社の手に渡った後、同国西部マーリブ周辺の油田で採掘された石油を貯蔵、輸送するために使われた。

 2015年に内戦が始まり、反政府武装組織フーシと暫定政権を支援するサウジアラビアなどによる有志連合軍の間で戦闘が本格化。タンカーの維持管理ができなくなった。現在はフーシが支配するイエメン西部ホデイダ県のアイサ岬沖約8キロに停泊したままになっている。

 船に積まれたままの石油は110万バレル。89年に米アラスカ沿岸で発生したタンカー座礁事故で流出した量の4倍に上る。

 国連は2年以上前から、調査や整備のための専門家チームの派遣を受け入れるよう、フーシに求めてきた。19年8月にはいったん合意したが、フーシが土壇場で撤回。交渉が続く中、安全保障理事会は20年2月、フーシに派遣を受け入れるよう求める決議を採択した。

 20年5月には機関室に海水が入る事態になり、国連は協議を加速。20年11月になり、派遣団を受け入れることでフーシから正式な承認を得た。調査に伴う最大335万ドルに上る拠出も始め、2月中旬の派遣に向けた本格的な準備を進めてきた。

 だが、国連の24日の説明では、「最近になってフーシ側から、(特殊な機材の)物流と安全面についてさらなる要請があった」といい、それを解決するための話し合いを続けている。このため、派遣は今も不確実な状況が続いている。

 老朽化したタンカーから石油が流出した場合、被害は甚大なものになる。国連によると、紅海の生態系にはイエメン国民160万人を含む3千万人が依存し、火災が起きれば840万人以上が汚染物質にさらされる。漁業に与える経済的打撃は、25年間で15億ドルに及ぶ可能性があるという。(ニューヨーク=藤原学思)

 これに対し、フーシ側のタンカー問題の責任者、イブラヒム・シラージ監督委員長は2月22日、系列メディアを通じて「(国連側の)専門家の到着日の延期は国連側によって一方的になされたことだ」とフーシ側の責任を否定。「我々は(タンカーの調査に関わる国連との)合意を尊重しているし、国連にも尊重してほしい」とコメントした。調査に必要な物資の調達に時間がかかったことで、予定されていた派遣団の到着が3月1日に延期になったと説明している。

 沿岸部に暮らす住民はどう受け止めているのか。

 アイサ岬に住む団体職員、アフマド・ジマイさん(35)は「(昨年8月の)ベイルートのような大爆発がいつ起きてもおかしくない。住民はみんな心からおびえている」と一日も早いタンカーの撤去を望む。

 ホデイダ県は、サウジ主導の有志連合軍によって最も激しい空爆が繰り返されてきた地域の一つ。毎日のように飛来するサウジの戦闘機による攻撃がタンカーに及ばないかという不安も募る。「有志連合軍が攻撃をやめれば爆発のリスクは大幅に減る。(国連の派遣団などより)そちらが先決だ」。

 一方、内戦前までホデイダの環境・観光行政を担当していた元政府職員の男性(63)は調査受け入れを拒むフーシを、「タンカー問題をサウジ側との交渉カードに使っている」と批判。「サウジ軍の包囲によって貿易に使えなくなっているホデイダ港の開放などの条件を引き出したいのだろう」とフーシ側の思惑を推測した。(ドバイ=伊藤喜之)

 

サウジ、首都でミサイル迎撃…イエメンの反政府勢力が越境攻撃

配信

 

 【カイロ=上地洋実】イエメン内戦に介入するサウジアラビア主導の有志連合は28日、イエメンの反政府武装勢力フーシがサウジの首都リヤドを狙って発射した弾道ミサイル1発を迎撃し、撃ち落としたと発表した。

 フーシの越境攻撃は27日夜から翌朝まで続き、有志連合はサウジ南部に向かっていた攻撃用無人機6機も撃墜したという。

 フーシは有志連合による空爆への報復措置としてサウジへの攻撃を繰り返しており、フーシの報道官は28日、「サウジによる侵略行為が続く限り、報復を継続する」と警告した。


保守記事.482 ナイジェリアの

2021-03-01 12:12:17 | 記事保守

武装集団に拉致された生徒42人ら解放 ナイジェリア

ヨハネスブルク=遠藤雄司
2021年2月28日 9時14分

 ナイジェリア中部ナイジャ州カガラで2月17日、武装集団が学校を襲撃して生徒ら42人を拉致した事件で、AFP通信などは27日、連れ去られていた生徒らが無事に解放されたと伝えた。すでに州都に到着したという。

 報道によると、解放されたのは政府系の学校に通う15~18歳の男子生徒のほか、教師や生徒の親族ら。襲撃時には生徒1人が殺害されていた。実行犯の詳細は依然として明らかになっていないという。

 同国では、身代金などを目的とした武装集団による拉致事件が頻発している。26日には北西部ザムファラ州ジャンゲベの女子学校から女子生徒317人が武装勢力によって拉致され、現在も警察などによる救出作戦が続いている。

 昨年12月には北部カツィナ州の学校が武装集団に襲われ、生徒300人以上が連れ去られたが、その後に解放された。この事件をめぐっては、イスラム過激派ボコ・ハラムが犯行声明を出していた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

 

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