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保守記事.472-2 地方銀行のリアル

2018-08-29 17:09:09 | 記事保守

スルガ銀、創業家経営120年に幕 攻め過ぎの源流は?
「中興の祖」不適切融資で引責辞任へ

2018/8/28 6:48
日本経済新聞 電子版

 スルガ銀行の岡野光喜会長が辞任する意向を固めたことが27日、明らかになった。岡野家は1895年のスルガ銀設立以来、一貫して経営トップを輩出してきた。岡野会長は1985年に頭取に就任し、個人向け融資を主軸にしたユニークな戦略を主導した「中興の祖」。だが、投資用不動産への不適切な融資の責任を取り、120年あまり続いた創業家経営に幕をおろす。重しを失うスルガ銀はどこに向かうか。

 静岡県沼津市。沼津駅から北に車で20分ほど走ると、沼津青野支店がみえてくる。スルガ銀の創業の地。近隣の岡野公園には、創業者・岡野喜太郎氏の像が建っている。1895年発足当時の資本金は1万円。規模は全国で最も小さかった。創業者の岡野喜太郎氏は1965年に101歳で逝去するまで経営に関わり、62年間頭取を務めた。スルガ銀のトップは世襲が慣行になった。

 喜太郎氏は関東大震災時に政府の支払猶予令に従わずに預金を無制限で払い出したり、戦後に財政危機に陥った神奈川県に融資したり、積極的にリスクを取った経営に辣腕を振るった。第2次大戦中には「一県一行主義」に基づき、大蔵省が静岡銀行との合併を迫った。当時、国の方針は絶対だったのに、喜太郎氏は「勝手に決めるな」と拒絶した。

 時代はくだった1985年、そんな遺伝子を引き継いだ岡野光喜氏が頭取に就任した。創業者の死去から20年。当時は静岡銀行と横浜銀行という地銀の雄に東西を挟まれ、厳しい競争に苦しんでいた。岡野氏は個人金融取引を軸にしたウェルズ・ファーゴといった米銀行の隆盛を見てきた。米国の銀行をモデルに経営改革を重ね、2000年前後にようやく花が開いた。

 勤務年数といった住宅ローンの審査基準を緩めた「スーパーホームローンワイド」を手始めに、当時は住宅ローンの融資対象とはされなかった単身の女性や自営業者らに融資する商品が大ヒットした。住宅ローンの残高は2003年3月期に1兆円を突破。01年3月期と比べると3000億円弱も増やした。「地銀界の異端児」――。岡野会長はこう呼ばれ、社内で絶大な発言力を握った。創業家の威光は絶対になった。

 ところが、創業家に主導された先進的な経営は次第に色あせ、徐々に変質していく。「民業圧迫」の象徴として地銀業界が慎重だった、ゆうちょ銀行との提携に踏み切ったが、実績は思うように伸びなかった。スルガ銀が得意とした柔軟な融資条件の住宅ローンも他行に追い付かれてきた。00年代後半には、ワンルームマンション投資への融資実績を伸ばしていった。

 この10年は1件あたり1億円前後、利率は3~4%という収益への貢献が大きい不動産投資ローンに傾斜し、数量を追い求めた。「安定した収入の会社員であれば、年収の20~30倍は簡単に融資してくれた」。都内の不動産営業マンはこう証言した。シェアハウスにとどまらず、アパートやマンションといった投資用不動産への融資全般で、改ざんされた審査資料などに基づいた不適切な融資が横行した。

 15年当時、岡野会長の実弟で番頭役の副社長だった岡野喜之助氏は急拡大していたシェアハウスへの融資を止めるよう指示したが止められなかった。その直後の16年、岡野副社長は急逝した。営業マンらは供給過剰による低い入居率や相場からかけ離れた高い売買価格の実態を知り得たのに融資を重ねた。経営陣は17年になるまで異常に気付かなかったという。増収増益をけん引する営業部門が強い力を持ったスルガ銀では、ガバナンス(企業統治)が次第に失われ、営業マンの暴走を抑えられなかった。岡野会長の退任は、創業家経営の光と闇を示している。

 

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保守記事.472 老害が残すモノとは


保守記事.217-4 あづい~!

2018-08-17 10:57:37 | 記事保守

猛暑で畑に 数百もの○や□… イギリス

2018年8月16日 15時12分

猛暑が続くイギリスで、暑さで乾燥した畑に数百もの丸や四角の模様が出現し話題になっています。模様の正体は、畑の下に埋もれていたローマ時代などの住居の跡で、当時の人たちの生活を知る貴重な発見だということです。

 

イギリスで遺跡などの調査を行う団体は今月15日に各地の畑を撮影した航空写真を公開しました。

作物の育ち具合の違いが緑色の線になって浮かび上がり、丸や四角の模様が出現しています。

団体によりますと、不思議な模様は畑の下に埋もれていた新石器時代やローマ時代の住居などの跡だということです。

イギリス南部のオックスフォードシャーでは、紀元前700年以上前の集落の跡が見つかり、住居の周囲に張りめぐらせた丸い囲いの模様があちこちに浮かび上がりました。

地中に遺跡がある畑は、土壌の違いから作物の成長に差がでて模様が浮かび上がることがあり、例年以上の暑さで畑の土が乾燥したため、こうした現象に拍車がかかったと見られます。

今回、イギリスの中部や南西部で新たに数百に上る住居の跡などが見つかり、調査した団体は、当時の人たちの生活を知る貴重な発見だとしています。

団体の責任者のダミアン・グレイディさんは、「農家や地元の自治体に呼びかけて保存の方法について考えていきたい」と話しています。

 

猛暑が続くドイツではライン川を流れる水の量が激減して123年前に沈没した船が姿を現し、多くの人たちが見物に訪れています。

ドイツでは記録的な猛暑と雨の少ない状態が続いている影響で、ライン川は水位が大きく下がり、川底も広い範囲が露出しています。

西部の町クレーベでは123年前に沈没した木製の船が姿を現しました。町に残る記録によりますと、1895年の冬、複数の船にダイナマイトを積み込む際、爆発が起きて16人が死亡したと言われる事故があり、今回見つかったのは、このときに沈んだ船だということです。

現場には多くの人たちが見物に訪れ写真を撮ったり船に触れたりしていました。オランダから来たという男性は「水位が下がったためにこの船を見ることができてとてもよかった。歴史を感じる」と話していました。

このほか東部から北部へ流れるエルベ川も水位が下がり、第2次世界大戦のときに使われた手投げ弾や地雷などが相次いで見つかっていて、当局が触らないよう注意を呼びかけています。

ドイツでは水不足の影響が農業に広がることについても警戒が強まっています。

保守記事.217-2 あづい~!

保守記事.217-3 あづい~!


保守記事.101-228 ぼくたちの将来は。。。

2018-08-17 10:36:41 | 記事保守

鳥栖:中1いじめ、謝罪の市 提訴で態度一変「知らない」 - 毎日新聞

2018年8月16日 19時58分(最終更新 8月16日 22時02分)

市は記者会見で「犯罪に等しい」いじめと認めたが…

 佐賀県鳥栖市立中で6年前、当時1年の男性(19)が同級生十数人から約7カ月にわたって殴る、蹴る、エアガンで撃たれるなどの暴行を受け、多額の金を恐喝された。市教委は記者会見で「犯罪に等しい」といじめを認め謝罪したが、男性が学校の責任を問う訴訟を起こすと態度を一変させた。校長が「エアガンの威力は小さい」とする報告書を提出するなど責任回避の姿勢を強め、今も重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ男性はさらに傷つけられている。【樋口岳大】

 殴られる、蹴られる、首を絞められる、プロレスの技をかけられる、エアガンで撃たれる、殺虫剤を顔に吹き付けられる--。男性によると、激しいいじめは2012年春の入学直後から始まった。カッターナイフや包丁を突き付けられたり、のこぎりで切られそうになったりしたこともあった。

 毎日のように金も恐喝された。お年玉や入学祝いなど自分の貯金が底を突くと、当時脳梗塞(こうそく)で入院していた母(48)が医療費のため自宅に置いていた金なども持ち出すしかなく、男性は被害は約100万円に上ると主張する。

 暴行を受け続けるうち「いじめが学校にばれたら、加害者から自分も家族も殺される」という強い恐怖を覚えるようになった男性は被害を周囲に言えず、プール授業を休むなどして学校にも家族にも体の傷を隠した。同年10月にいじめが発覚後、体のあちこちにできた赤黒い内出血痕や傷を見た母は絶句した。

 いじめ発覚後、男性は重度のPTSDと診断され、登校できなくなった。県警は捜査に乗り出し、同級生数人を児童相談所に通告した。

    ◇

 「重大ないじめと言っているが、犯罪に等しいだろうと思っている」。鳥栖市の天野昌明教育長は13年3月に開いた記者会見で陳謝した。

 市教委は会見で、男性が同級生十数人からたたかれたり蹴られたり、エアガンや改造銃で撃たれたりしたうえ、数十万円を恐喝されたと説明。学校の保護者や市議会にも同様の説明をし、同5月号の市報には「今回、市内中学生による深刻ないじめ事案が発生し、市民の皆様に大きな衝撃を与え、ご心配をおかけしたことをおわび申し上げます」と記載した。

 男性と家族は「これから前を向いて生きるためには、残忍な暴力と、学校が対応を誤った事実を明らかにする必要がある」として、15年2月、同級生8人とその保護者、市に計約1億2700万円の損害賠償を求め、佐賀地裁に提訴した。すると、市は態度を一変させた。ほとんどの暴行を否定する同級生の言い分に沿う形で、「犯罪に等しい」行為とまで断じたいじめを「知らない」と主張するようになった。

 市が裁判に証拠として提出した当時の校長作成による16年3月の「報告書」が、市側の保身姿勢を際立たせている。

 報告書には、校長室で校長自ら市の代理人弁護士にエアガンを向けて撃つ「実験」写真を載せ、校長は「弁護士によればビリッと感じたが、痛いというほどではないということだった」と書いた。さらに「メーカーなどでは、いわば『おもちゃ』なのだから、危険性がないように工夫されている」と記載。市はこの報告書を基に訴訟で「威力は小さい」と主張している。

 エアガンについて、メーカー側は「弾が目に入ると最悪失明する恐れがある」と警鐘を鳴らし、「人に銃口を向けてはいけない」としている。男性側代理人の渡部吉泰弁護士は「男性はエアガンで繰り返し撃たれて負傷し、脅迫されていた。それを校長が『撃っても威力が弱い』などと主張するのは、訴訟の中でとはいえ、異様だ」と指摘する。

    ◇

 市はかつていじめを認めた理由について、訴訟の中で「当時は多額の現金が脅し取られたことや、激しい暴行があったことを加害生徒に認めさせようとする(男性の)母親らの要請が厳しく、学校や市教委はそれに従う形で対応せざるを得なかった」と説明している。その後、訴訟で認めなくなった理由について、市教委は取材に「事実関係は被告生徒らの認否や陳述書などで明らかになった点も多い」などと回答した。

 男性は「改造して威力を増したエアガンや電動エアガンでも撃たれた。皮がむけた傷が多数でき、傷痕がクレーターのようになった。撃たれた後は、体の芯の部分からの痛みが続いた。風呂に入る時は激痛を感じた」と証言し、「市がいじめを『なかったこと』にし、責任逃れをしようとしている。ボロボロになった自分を更に追い詰めるのか」と憤る。

 男性は20日から始まる尋問で初めて証言台に立ち、被害体験や心境を語る。「当時を思い出すと身も心も壊れそうになる。でも、大きな壁を乗り越えられるよう、頑張りたい」と打ち明けた。

いじめで重度のPTSDと診断 6年後の今も苦しみの日々

 7月下旬の夜、男性(19)は佐賀県鳥栖市の自宅の部屋の隅にうずくまり、ガタガタと震えていた。「ごめんなさい。(金を)持って来ますから」「ごめんなさい」。両手で抱えた膝に顔をうずめ、うわ言のように繰り返す。家族の呼びかけは耳に入らず、汗も止まらない。市立中1年のころに激しいいじめを受け心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された男性は、6年たった今も、頻繁によみがえる当時の記憶に苦しめられている。

 「毎日毎日、拷問を受けるうちに人格が壊され、暴力を受けても痛みを感じなくなった。生きている感覚が薄れていき、やがて『死んでもいい』と考えるようになった」と男性は語る。

 2012年10月にいじめが発覚し、PTSDと診断されて中学に登校できなくなった。その後も暴力を受け続けている感覚が体から抜けず、繰り返しいじめの記憶がフラッシュバックした。苦しみのあまり何度も命を絶とうとし、家族はひとときも目を離せなくなった。

 15年4月、暴力を振るった同級生たちとは別の高校に進学したが、フラッシュバックはなくならなかった。入学直後に5階の教室から飛び降りようとしたため、教師がすべての窓を開けられないように固定した。高校の校長は「卒業後の進路の話をしても、『その頃、僕はおるかわからんけんねえ』と話していた。いつも目が離せなかった」と振り返る。

 「正直、死にたくなんかないけど、家にいる時も、外にいる時も、昔のことを思い出してどうしようもありません。毎日が死にたい、死にたいとそればかり考えてしまいます(中略)大人になって父さん、母さん、妹を支えていくつもりですが、その代わりに僕が死なないように守ってくれませんか?」

 2年前の夏、県警などがいじめ被害者らを支援する集まりに通っていた時に両親に宛てた手紙には、そう記した。

    ◇

 外を通る自転車の音、街で見かけた制服姿の中学生、偶然通りかかったいじめの現場となったグラウンド……。こうしたものがきっかけになり、今も頻繁にフラッシュバックは起きる。いじめられていた時の記憶が映像となって頭の中を流れ出すと止まらなくなる。

 この6年、精神科で男性の診療を続ける医師は「同級生から逃げ場がなく強い支配を受けたことによる重度のPTSDで、家族らの支えで何とか生きている状態だ」と言う。さらに、男性が鳥栖市などに損害賠償を求めた訴訟で、いじめを「知らない」と主張している市の姿勢について、「『大人に裏切られた』という男性の不信を上塗りし、回復を遅らせている」と批判した。

 男性の支援を続ける「全国学校事故・事件を語る会」代表世話人の内海千春さん(59)=兵庫県たつの市=も「いじめの事実を認めない市の姿勢は、苦しみながら何とか生きようとあえいでいる男性への加害行為だ。被害者救済の視点が完全に抜け落ちている。行政は自らの調査で把握した事実は事実として認めるべきだ」と語った。

    ◇

 東京成徳大の石村郁夫准教授(臨床心理学)らは16年、大学生268人を対象にしたいじめに関する調査結果を発表した。それによると、95人が主に小中学校時代にいじめの被害を受け、このうち39%(37人)がPTSDの基準を満たしていた。

 石村准教授は「いじめが一過性のものではなく、被害者を長期間苦しめることが改めて確認された。被害者には長期的なケアが必要だ」と指摘。そのうえで「いじめられた記憶自体はなくならないが、そのつらさを周囲に理解されることが生きていく糧になる。逆に学校や教育委員会がいじめを隠蔽(いんぺい)して非を認めなければ、症状を悪化させる」と警告する。

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