どうでもいいです、の話

「どうでもいい」トピックスを載っけていたり、公記事の保守をしたしするページです。

保守記事.16-4-11 終わらない。。。。

2007-03-31 23:02:34 | 記事保守

<ソマリア>首都で「最悪の戦闘」 民間人含め死者数百人

3月31日19時46分配信 毎日新聞


 【ヨハネスブルク白戸圭一】ソマリアの首都モガディシオで29日からエチオピア軍・暫定政府連合軍とイスラム原理主義勢力の間で激しい戦闘が続き、民間 人を含め数百人の死者が出ている模様だ。赤十字国際委員会は、ソマリアが91年に無政府状態となって以降「最悪の戦闘」としており、人道支援も届かない状 態となっている。
 在モガディシオの毎日新聞助手によると、エチオピア軍は戦車や戦闘ヘリコプターを投入。モガディシオ南部を中心に砲爆撃を続け、路上に多数の遺体が放置 されているという。エチオピア政府は30日、「原理主義の戦闘員200人を殺害」と発表したが、助手は「無差別の砲爆撃で無数の民間人が死亡し、病院は治 療を受けられない重傷者であふれている」と話している。
 ソマリアでは昨年末、エチオピア軍と暫定政府の首都入城で原理主義勢力「イスラム法廷連合」が首都から撤退した。しかし、エチオピア軍とアフリカ連合(AU)の平和維持部隊1200人が展開する今も、原理主義勢力の戦闘員らが武装抵抗を続けている。

保守記事.16-4-9 終わらない。。。。
保守記事.16-4-10 終わらない。。。。

保守記事.188 美しい国

2007-03-31 22:58:26 | 記事保守
190時間ものサービス残業 06年、高止まり傾向続く(共同通信) - goo ニュース
 06年の労働者1人当たりサービス残業が、平均190・8時間との試算を民間シンクタンクのBRICs経済研究所(神奈川県横須賀市)がまとめた。賃金 が支払われた総実労働時間の1割に匹敵する計算。最近は年200時間前後で高止まりの傾向も判明し、長時間労働が解消しない実態が浮かび上がった。80年 代には年100時間前後、2000年以降は190時間前後で推移し、05年に204時間と最高に。

保守記事.169-1-3 舌の根が乾かぬうちに

2007-03-31 22:48:49 | 記事保守
フジテレビが謝罪文掲載 ADHDめぐる表現で行き過ぎ(朝日新聞) - goo ニュース

 フジテレビは、昨年9月放送の情報バラエティー番組「恐怖の食卓」でADHD(注意欠陥・多動性障害)を取り上げた際の表現に、誤りや行き過ぎがあったとして、局のホームページに3月末に謝罪文を掲載した。

 フジによると、番組中で医師が、ADHDは偏った食事で起こる可能性がある旨のコメントをし、「少年犯罪の一因と考えられている」という意味のテロップも付した。これに対し、患者の支援団体から「偏見や誤解を生む」と抗議を受けたという。

 謝罪文では、食事とADHDの因果関係は十分に解明されておらず、「発症原因の一つと表現したことは誤りだったと思う」などと説明。ADHDと少年犯罪を結び付けた表現は「行き過ぎたものと反省しております」と述べている。

[過去記事]保守記事.169 あるあるないない
保守記事.169-2 あるあるないない
保守記事.169-1-2 あるあるないない


保守記事.169-1-2 あるあるないない

2007-03-29 10:38:02 | 記事保守

  TBS・毎日系の人気情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が1月に不二家の不祥事を報じた内容に「事実と異なる部分がある」と、不二家が社外に設置した 「信頼回復対策会議」が指摘していることが、28日分かった。番組では、元従業員が賞味期限切れのチョコレートを再使用する様子を話したが、元従業員が働 いていたのは10年以上も前。証言内容の信ぴょう性はあいまいだった。

 問題となっているのは、同番組が1月22日に放送した特集。不二家 の元従業員とされる女性が顔を映さずに登場し、神奈川県・平塚工場で日常的に賞味期限切れのチョコレートを回収し、不正使用していると証言。包装を外して 溶かし、牛乳を混ぜ、新品として再出荷する作業をイラストを使って説明した。

 だが信頼回復対策会議などの調査によると、平塚工場にはチョコレートを回収するシステムはなく、イラストで描かれた牛乳混入のプラントも実在しなかった。

 取材の際、不二家側は「溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコ。賞味期限切れではない」と説明したが聞き入れられなかったという。

  TBSは28日記者会見し、複数の点で「正確性を欠く部分があった」と放送内容の誤りを認めた。再出荷作業が日常的だったとする部分は「実際は10年以上 前についての証言だった」と説明。牛乳を混ぜるとした部分については「何を入れたかはっきり分からない」とした。一方で、「根幹部分に問題はなく、ねつ造 などはなかった」と話している。

 不二家広報室は「私どもも、すべてに胸を張って言えるわけではないが、明らかに事実と異なる部分は修正をお願いしたい」としている。

不二家チョコ再利用報道、大筋間違いなしとTBS(読売新聞) - goo ニュース

 不二家の衛生管理を巡るTBSの報道に対し、不二家側が事実と異なる点があったと指摘している問題で、TBSは28日、東京都内の本社で説明会を開き、「根幹部分は間違っていない」などと強調した。

 TBSは、不二家平塚工場で賞味期限切れのチョコレートを溶かし、新品として再出荷していたなどと報じ、不二家側が「期限切れの商品の再利用はしていない」と反論していた。

 TBSは「10年以上前に勤務していた元従業員の証言を基に『日常的に再利用していた』と報じた点などは、誤解を与える表現だった」などと一部で非を認めたものの、証言は具体的で、複数の証言も得られているとしている。

痛いニュース(ノ∀`):「TBSの報道、事実と異なる」 “みのもんたの朝ズバッ!”不二家報道で捏造…総務省、調査へ】

[過去記事]保守記事.169 あるあるないない
保守記事.169-2 あるあるないない


保守記事.110-9 やることが違う!

2007-03-28 13:42:47 | 記事保守

「北朝鮮の核実験は失敗」=米CIA長官、保有国と認めず-韓国紙

3月28日11時1分配信 時事通信


 【ソウル28日時事】28日付の韓国紙・中央日報は、訪韓した米中央情報局(CIA)のヘイデン長官が27日午後、金章洙国防相と会談し、米国が北朝鮮を核保有国と認めない理由として「昨年の核実験は失敗したからだ」との見解を伝えたと報じた。
 ヘイデン長官は韓国側に対し、「米国がイラク戦争で情報分析に失敗したのは大量破壊兵器の専門家だけで分析したからだ」と指摘。「米国は北朝鮮情報を多 く持っているが、北朝鮮の情緒や文化をよく知る専門家は韓国に多い」と語り、北朝鮮に対する情報分析で米韓の連携が不可欠との認識を示したという。 

3500ドル分の偽札?発見=国連機関の平壌事務所、米に通報

3月28日8時1分配信 時事通信


 【ニューヨーク27日時事】偽造紙幣の疑いのある米百ドル札35枚(3500ドル=約41万3000円)が国連開発計画(UNDP)の平壌事務所に約 12年にわたり保管され、今年2月に気付いたUNDPが米当局に通報していたことが27日、分かった。米当局はUNDPからドル札の引き渡しを受け、捜査 を進めている。
 UNDPによれば、北朝鮮でのUNDP事業にコンサルタントとして携わったエジプト人が1995年、UNDPから受領した小切手を北朝鮮の銀行で換金。 エジプトでこのドル札を入金しようとしたところ銀行から断られ、UNDP平壌事務所にドル札を返却した。それ以来、ドル札は同事務所の金庫に保管されてい た。 

【過去記事】保守記事.110 将軍様、マンセー!
保守記事.110-2 将軍様、マンセー!
保守記事.110-3 暴れん坊将軍様!
保守記事.110-4 それでもがんばる、将軍様!
保守記事.110-5 グルメな将軍様!
保守記事.110-6 香港ネズミーに行きたかったんでしょ?
保守記事.110-7 将軍様は、言うことが違う!
保守記事.110-8 お前が言うか!!



保守記事.101-17 ぼくたちの将来は。。。

2007-03-28 13:39:26 | 記事保守
AVと同じことしたかった…小4男児が同級生を暴行

尼崎市教委がある尼崎市役所。小4男児による女児暴行で揺れている
尼崎市教委がある尼崎市役所。小4男児による女児暴行で揺れている
 兵庫県尼崎市の市立小学校で昨年11月、4年の女子児童=当時(10)=が同学年の男子児童=同=に呼び出され、男児宅で性的暴行を受けていたことが27日、分かった。男児はアダルト映像に触発され、「同じことをやってみたかった」と話しているという。

 男児は同県西宮こども家庭センター(児童相談所)の指導を受けているが、小4児童による性的暴行に尼崎市教委は「前代未聞の事態」とショックを隠しきれない。

 市教委などによると、性的暴行が起きたのは昨年11月中旬ごろ。女児が男児に誘われ、集合住宅にある男児宅を訪れたところ、複数の男児らが集まっており、誘い出した男児が性的暴行を加えたという。

 女児は友人の女児に相談し、事態を知った友人女児の保護者が昨年12月8日、学校側に通報。学校側は同11日、市教委に報告して対応を協議し、西宮こども家庭センターと連携して男児らの指導に乗り出した。

 同市教委学校教育課は「男児の保護者から女児の保護者への謝罪の場を設けたり、女児にも学校のカウンセラーによる心のケアを進めるなど慎重に対処している」と話している。

ZAKZAK 2007/03/27

【関連】痛いニュース(ノ∀`):「AVと同じことしたかった」…小4男児が同級生の女児を暴行

【過去記事】保守記事.101 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-2 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-3 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-7 ぼくたちの将来は。。
保守記事.101-8 ぼくたちの将来は。。。。
保守記事.101-9 結局、グダグダ
保守記事.101-10 ぼくたちの将来は。。。。
保守記事.101-10-2 親のエゴ
保守記事.101-11 無関係では、あるまい。
保守記事.101-12 ただ鬱陶しいだけな気が。。。
保守記事.101-13 この国は?

保守記事.101-14 この国の現状
保守記事.101-15 ぼくたちの将来は。。。

保守記事.101-16 この国の現状
保守記事.180 たいせつなこと


保守記事.58-2 一転、哀れ。。。。

2007-03-28 13:32:10 | 記事保守

政府の情報衛星、画像送れず 機能停止、収集に「穴」も

2007年03月28日00時41分

 政府の情報収集衛星のレーダー1号機の機能が止まり、25日から地上の画像が送れなくなったことが27日、分かった。電源系のトラブルと見られるが、詳 細な原因は不明。今年2月のH2Aロケットの打ち上げ成功により地球上の全地点を1日1回撮影できるようになったが、今回のトラブルで天候や地域によって は「穴」が生まれかねない。

 衛星を運用する内閣衛星情報センターによると、今回、機能停止したのは03年3月に打ち上げられたレーダー型の衛星。光学センサー(望遠鏡)を備えた光 学衛星と一対で運用され、曇天や夜間でも観測できる。この衛星の寿命は5年を想定していたが、1年早く寿命を迎えた可能性が高いという。次にレーダー型が 打ち上げられるのは11年度の予定。

政府の情報衛星、画像送れず 機能停止、収集に「穴」も 2007年03月28日00時41分  政府の情報収集衛星のレーダー1号機の機能が止まり、25日から地上の画像が送れなくなったことが27日、分かった。電源系のトラブルと見られるが、詳細な原因は不明。今年2月のH2Aロケットの打ち上げ成功により地球上の全地点を1日1回撮影できるようになったが、今回のトラブルで天候や地域によっては「穴」が生まれかねない。  衛星を運用する内閣衛星情報センターによると、今回、機能停止したのは03年3月に打ち上げられたレーダー型の衛星。光学センサー(望遠鏡)を備えた光学衛星と一対で運用され、曇天や夜間でも観測できる。この衛星の寿命は5年を想定していたが、1年早く寿命を迎えた可能性が高いという。次にレーダー型が打ち上げられるのは11年度の予定。

【過去記事】保守記事.58 一転、哀れ。。。。

保守記事.187 取り残された。。。。

2007-03-28 13:27:54 | 記事保守
光華寮訴訟 外交に埋もれ40年 中国に軍配…終結へ(産経新聞) - goo ニュース
 提訴から40年、上告から20年。京都市の中国人留学生寮「光華寮(こうかりょう)」をめぐり、台湾と中国が所有権を争った裁判で27日、最高裁は中国 側に“軍配”を上げた。家主がアパートの住人に立ち退きを求めるという単純な構図だったはずの訴訟は、日本政府が台湾と断交し、中国を政府と承認した日中 共同声明で一変。外交の狭間(はざま)に埋もれ、40年を経て終結へと向かうことになった。

 京都市左京区の留学生寮「光華寮」は、外壁が黒く変色し、内部の壁は一部崩れるなど老朽化が激しい。最高裁判決があった27日夕、寮の管理団体は「訴訟が続いているので改修もできない。早く解決してほしい」と訴えた。

 寮を管理する「京都華僑総会」の楊和雄副会長(57)によると、寮にはかつて80~90人の留学生が暮らしていたが、現在は約百室に留学生や元寮生十数人が暮らす。この日、人の出入りは少なく1階には荷物が雑然と置かれていた。

 楊さんは「寮の若い留学生は訴訟自体を知らない。なぜこれほど解決に時間がかかるのか」と話していた。

                   ◇

 安藤仁介京大名誉教授(国際法)「なぜこんなに長い間、審理を放置していたのか理解に苦しむ。今回の判決は、昭和62年に寮生側が上告した当時の事実に 基づいて「中華民国」政府が「中国」の名において訴訟を継続することはできないとしているが、それなら20年以上前に、同趣旨の判決は下せたはずだ。しか も57年の大阪高裁判決以降、訴訟当事者の名義は「台湾(提訴当時『中華民国』)」と書き換えられている。この点について最高裁が何の説明もしていないの で余計に理解に苦しむ。仮に台湾側が、光華寮の所有権が27年に自己に移った事実を根拠として京都地裁へ提訴し直せば、大阪高裁の判決趣旨は今日でもその まま妥当すると思われる」

                   ◇

 ≪光華寮をめぐる主な動き≫

 【昭和】

27年4月 台湾(中華民国)との間で平和条約を締結し、承認

  12月 台湾が光華寮を買い取る

41年5月 中国で文化大革命始まる

42年9月 台湾が寮生を相手に光華寮の明け渡しを求めて提訴

47年9月 日中共同声明で中華人民共和国を承認。台湾と断交

52年9月 1審・京都地裁が台湾の訴えを却下

57年4月 控訴審・大阪高裁が1審判決を破棄、差し戻し

61年2月 差し戻し審・京都地裁が台湾の請求認める

62年2月 差し戻し後控訴審・大阪高裁が台湾の請求認める

   3月 寮生が最高裁へ上告

 【平成】

19年1月 最高裁が双方の主張を聞く「求釈明」の手続き

   2月 求釈明に対する回答期限の9日までに双方が回答

   3月 最高裁が下級審の4つの判決を取り消し、審理を京都地裁に差し戻す

                   ◇

【用語解説】日中共同声明

 正式名称は「日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明」。日本政府は昭和27年、台湾(中華民国)との間で平和条約を締結した。しかし、(1)ニクソ ン米大統領の訪中(2)国際連合で中国の代表権が中華民国から中華人民共和国へと移行-といった冷戦下での国際情勢の変化を受け、47年9月に田中角栄首 相が訪中して日中共同声明を発出。中華人民共和国を「中国唯一の政府」として承認することで外交関係を樹立し、台湾との外交関係は断絶した。

 訴訟追行 訴訟において、当事者が書面や証拠を提出したり、相手の主張に反論したりすること。訴訟中に当事者としての代表権を失えば、その時点で訴訟手 続きは中断する。代表権を失った状態で訴訟が続けられていたと判断されれば、それ以降の訴訟は無効となる。訴訟追行権は、当事者として訴訟を行い、一定の 権利関係の請求の当否について判決を受けるために必要となる資格のこと。当事者適格・訴訟実施権ともいう。



保守記事.131-4 夕張だけではないが

2007-03-26 23:52:07 | 記事保守
千春ら夕張で“自家発電”コンサート(日刊スポーツ) - goo ニュース
夕張に元気を! 財政再建団体となった北海道・夕張市を支援する「夕張応援コンサート」が25日、同市内のゆうばり文化スポーツセンターで行われた。歌手 松山千春(51)が企画した同市民対象の無料コンサートで、細川たかし(56)大橋純子(54)安倍なつみ(25)の北海道出身アーティスト4人が出演。 電気代で夕張市に負担をかけないよう電源車を持ち込んだり、リハ中の暖房を切るなどの節約環境の中、4人はアンコールを含め計23曲を歌い上げ、約 1700人の市民が満喫した。

 苦境に立たされる夕張市に大きな拍手、歓声がこだました。臨時結成した松山らの道産子カルテットが、「元 気で!」「また会いましょう」と叫びながら会場に手を振る。ファイナルでは「北酒場」と「長い夜」を4人で熱唱するなど、夕張市民にとっては熱気にくるま れた約3時間の夢空間だった。

 北海道・足寄町出身の松山が提案した北海道出身者による夕張支援企画に3人が賛同した。同市出身の大橋を 筆頭に細川(真狩村)安倍(室蘭市)がノーギャラで駆けつけた。会場は夕張最大のホールだが、コンサートをやる場所ではない。ホールの電力の年間消費量を 1日で超えてしまうとの理由から、電源車を持ち込んでの運営だった。リハ中も暖房を切って節約するなど、夕張市の現実を物語る公演だった。

  1番手で登場した松山はオープニングで「約束通りやってきました。何かと交際範囲の広い松山です」とブラックジョークで爆笑を誘った。2月中旬以降、暴力 団会合への出席問題を重く受け止め、ラジオのレギュラー番組は休止中だが「問題とは別に市民を元気づけたい」(関係者)。ヒット曲「君を忘れない」を歌い ながら場内を回り、拍手喝采を浴びた。千春のギターで安倍が「大空と大地の中で」をコラボレーションするシーンもあった。

 細川は「矢切 の渡し」を熱唱中に「歌詞間違えた!」と、ちゃめっ気たっぷりに笑いを誘い、故郷に帰省した大橋は「ただいま」とあいさつ。安倍も「笑顔を絶やさないで、 負けないで」と呼び掛けた。60代の女性は「一瞬でも嫌なことを忘れさせてくれた。本当に感謝」と、お土産で配られた夕張メロンゼリーを手に感激してい た。

 会場いっぱいの約1700の入場者は、はがきでの応募で当選した夕張市民限定。人口約1万3000人の約65%に当たる8549人 の応募があり、倍率約4・5倍(当選約1900人)の難関。会場前から300人以上が長蛇の列を作るほど、市民が待ちわびたコンサートだった。【村上秀 明】

【過去記事】保守記事.131 ファンタスティック!
保守記事.131-2 メロン城の日も落ちて
保守記事.131-3 地域は、必要なのか

保守記事.179-3 バーチャルな現実

2007-03-26 18:48:42 | 記事保守

PS3の「Home」とセカンドライフはなぜ違うか・GDC07報告

 <拡大>

SCEのフィル・ハリソン氏の基調講演で紹介された「Home」

 世界最大のゲーム開発者向け イベント「ゲーム開発者会議(GDC)07」が3月5日から9日まで米サンフランシスコで開催された。もともと20年前に小さなコミュニティーから出発し たGDCは、北米を中心とした開発者の生の声が聞けるという意味で重要な場だ。5月のゲーム国際見本市「E3」が縮小する影響もあり、規模も急速に拡大し ている。今回から数回に渡ってGDC07の内容を報告しながら、世界のゲーム産業がどこへ向かおうとしているのかを読みとっていく。

■パッケージからサービスへ

 GDCの事務局による公式発表はまだだが、参加者数は昨年の1万2500人から数千人単位で伸びたのは間違いない。行われた講演数は400を超え、講演者数は昨年の約2倍となった。

 一方で、大規模化しすぎたカンファレンスイベントとしての問題点も顕著になり、いろいろな意味で節目となった。 GDCは大きな変化を迎え、良くも悪くもその性質を変えている。ただし、世界的なゲームのトレンドがどこに向かうのかを読みとる場所としての重要性は相変 わらずだ。

 今年のGDCを通して決定的な流れとして見えてきたのが、ゲーム産業全体の「サービス業」への転換である。 「Xbox360」「Wii」「プレイステーション3(PS3)」とインターネット接続することを前提にしたコンシューマー機が出揃い、その戦略がはっき りしてきた。

 すでに、パソコン向けのオンラインゲームでは、ソフトパッケージの販売からサービス提供によるビジネスへの流れは顕著になっていた。それがすべてのゲームにとってのビジネスモデルになり始めているところが今までと違う。

 それぞれのプラットフォームは似ているようでありながらも、違った独特のサービス展開を開始しつつある。それがパッケージ販売モデルの成熟がもたらした閉塞感を吹き飛ばし、一気に多様な広がりを見せつつある。

 CDやDVD、カセットのパッケージ販売ではなくサービスになった瞬間に、様々なコンテンツをどう構成し提供するかという選択肢は飛躍的に増加する。だが、いまはどのモデルがデファクトスタンダードになるのかまったく読めない。

 しかも今年のGDCの講演では、まだ開発されていない別のモデルがいくつも存在する可能性が次々と提示された。どれがユーザーに最終的に受け入れられ、中心になっていくのか読みとることは現状では不可能に近い。

■PS3の3次元コミュニティー「Home」

 <拡大>

GDCで講演するハリソン氏

  そうした様々な可能性の一つとして注目を集めたのが、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のフィル・ハリソン氏(SCEワールドワイドスタ ジオ プレジデント)の基調講演で紹介された「Home」である。PS3は、Xbox360やWiiと比べて、ユーザー間のコミュニティー形成を促すため の仕組みが決定的に不足していた。それを解決する案の提示が、他のプラットフォームを追撃をするためには必須だった。

 それがようやく具体的な発表までこぎ着けたと言える。しかも、他のプラットフォームと決定的に違うのが、3次元のアバター(仮想世界での化身)を使って、自分の世界を構築できることだ。

 アバターは他のユーザーとのコミュニケーションのインターフェースになる。ユーザーは、仮想空間の自分の家に家具など好みのものを飾り、その仮想世界を通じてゲーム環境に日常的にアクセスする。

 実際の内容やシステムは、他のハードとそれほど大きく違うわけではない。しかし、このインターフェース部分の相 違によってサービス提供の仕方も変わり、結果的にユーザーが得られる体験もまったく違ってくる。ここ数年は会場から比較的冷ややかな反応が多かったSCE のGDC基調講演だが、PS3らしい何かの方向性を初めて提示できたという点で、聴衆からも北米メディアからも極めて高い評価を獲得することに成功した。

 ただ、現状のグラフィックスのテイストは北米志向が強い。自分自身を専用カメラでテレビに映してゲームを操作できる「EyeToy」と同じように、欧米では評価を集めるが日本ではまるでヒットしないという二の舞になるリスクはある。

 日本人にも受けるグラフィック要素を盛り込んだものが9月の東京ゲームショウの頃までには提示されるであろう が、Homeの日本での成功はPS3の今後を左右する鍵にもなってくるだろう。実もふたもないが、いわゆる「萌え」キャラもありにするくらいの覚悟がない と、新しいサービスとしての日本での起爆剤となりうるかは疑問が残る。

 PS3の戦略は、よりグローバルレベルで品質を管理する必要がある。HomeについてもSCEが統合的に動けるかが成功の鍵を握るだろう。

■大御所が指摘したセカンドライフとHomeの違い

 今年のGDCの重要な論点の一つは、ポスト「セカンドライフ」だった。リアル志向の3Dアバターと3D環境を提 供するHomeは、多くの人にとってPS3的なポスト「セカンドライフ」の回答として映ったのではないかと思う。しかし、インターネットとサービスのハイ ブリッドの関係はそれほど簡単ではない。

 それはHomeが発表された同じ7日夕方に行われたオンラインゲーム開発者のパネルディスカッションで、 Homeに対してさっそく疑問が提示されたことからもわかる。それは、現在の大規模オンラインRPGの先祖にあたる「ウルティマオンライン」の開発にも関 わったベテラン開発者で、今も業界に強い発言力を持つラフ・コスター氏だった。

 <拡大>

ラフ・コスター氏

 パネルの中でコスター氏は、「Homeはセカンドライフではない」と言い切った。その理由を3点挙げた。

 1つ目は、現時点での発表によるとHome内で使う家具などのアイテムはSCE側から提供され、そのなかから選 択するしかないということ。一種のアイテム課金方式であり、ユーザー自身が自分自身でアイテムを作成する「ユーザー・クリエイト・コンテンツ」が認められ ていない。

 2つ目は、ユーザーが「RMT(リアル・マネー・トレード)」を通じてゲーム内で経済活動を行うことが認められ ていないという点。アメリカでもRMTの是非は大きな論点になっており、このコメントが出た際は、会場からもパネラーからも「果たしてそれを積極的に指摘 してよいのか」といった驚きの反応があった(コスター氏は厳密なコントロール下に置いた場合には認められるべきという条件付き容認派と考えていい)。

 3つ目が、Home自体が、エンターテインメントの中心的な環境として機能する場ではないという指摘である。確 かに、Homeは各種のコミュニケーションツールを備え実績ポイントなどを3D空間で表現できるものではある。ミニゲーム的な要素も環境のなかに組み込ま れてはいる。しかし、それ自体が本格的なゲームコンテンツになりうるかというと、現時点で発表された限りでは難しいだろう。

 もちろん、SCEは今後そういった方向に拡張していく選択肢も検討していることは間違いないと思うが、どこに力点をおいてサービスを認めるかという点でセカンドライフとはスタンスが違っている。

 今年のもう一つの目玉だった任天堂の宮本茂氏の基調講演で、宮本氏は20年越しのアイデアをWiiのアバター作 成ツールである「Mii」にまとめ上げたと述べた。しかし、MiiもHomeと同じように、セカンドライフ的サービスとは微妙に異なる。Miiの場合は、 ユーザー・クリエイト・コンテンツとしての要素を確実に持っているが、任天堂が用意した幅の中でしかその可能性は選択できない。

■明らかになってきたセカンドライフの問題点

 さらに面白いのが、セカンドライフについてもその成功が論じられる一方で、はっきりした問題点もかなり指摘されていた点である。

 <拡大>

アーネスト・アダムズ氏

  GDCの5日目、やはり古株のゲーム開発者でありコンサルタントとしてその発言が注目されるアーネスト・アダムズ氏が次のように指摘した。セカンドライフ は、普通のオンラインゲームに比べて現実世界のアナロジーである要素を多数持っており、一般の人も理解しやすい。そのためメジャーなマスコミに大きく報道 され、成功の一因となった。しかし同時に、キラーコンテンツとなったのが「性的なコンテンツ」であることも見逃してはならない――と。

 実はこの点は日本の報道でもほとんど触れられておらず、セカンドライフがかなり誤解されて伝わっている部分とい える。セカンドライフは、アメリカの性的なコンテンツを集める場として機能したために大きく成功したという一面は確実にある(なぜ、そう機能したのかはい ずれ詳しく論じる)。

 つまり、一見同じように映るサービスであっても、そのビジネスモデルやサービス形態、またユーザーがそれをどの ように受け入れたのかという視点で見ると、それぞれのサービスは似て非なるものであり、どの形が最終的に生き残るのかはまだ明快ではない。実際のサービス 展開では、他の産業と同じく国や地域による嗜好性の違いも影響していくだろう。

 はっきりと指摘できるのは、新たなサービスが次々展開されていくことで、ゲーム産業全体のビジネスチャンスの幅 が大きく広がっていこうとしているという事実だ。閉塞感が高まっていたこれまでのパッケージビジネスよりも、収益面で高いポテンシャルを持つことを誰もが 気づき始めている。今後、売り上げだけを見れば産業規模が一度縮小するとしても、利益面でははっきりと改善する可能性が高い。ゲーム産業の価値観が新しい 地平に向けて、大きくスライドを始めようとしている。

[2007年3月16日]

【過去記事】保守記事.179 バーチャルな現実(その1
保守記事.179 バーチャルな現実(その2
保守記事.179-2 バーチャルな現実