上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

一般質問報告その2、社会福祉協議会の「福祉資金貸付」の改善を要望・・・「償還免除」も活用してください

2020-06-17 12:23:26 | 熊本市議会
一般質問では、この間、生健会のみなさんと改善に取り組んできた社会福祉協議会の「福祉資金貸付」制度の改善を求めました。

「福祉資金貸付」には、返還を迎えた時に生活困窮の場合は「償還免除」があります
      市長も「償還免除」の周知を約束、是非ご活用を!

新型コロナ感染症の影響による生活窮迫の世帯が急増していることから、厚生労働省は、個人向緊急小口資金の特例貸付拡大を打ち出し、「緊急小口資金」と「総合支援資金」の貸付対象者・貸付上限・措置期間・償還期間・利子についての緩和・拡大を行っています。この特例措置では、「償還時に、なお所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還を免除することができる」という規定があります。借りやすい条件づくりに、上野議員は「償還免除」の周知徹底を求めました。
市長は、「周知に努める」と答弁しました。
安心して制度を活用してください。

滞納を理由にした貸付の制限は、撤廃を!
熊本市では、過去の返済が一定残っていれば、新型コロナによる新たな貸付けを受けることができません。福祉の制度でありながら、困っている人を締め出す不適切な運用です。
滞納を理由に貸付制限を行っているのは政令市でわずか2市だけ、改善すべきです
20政令市で、滞納を理由に貸付制限をしているのは、千葉市・熊本市の2市のみです。
ほとんどの自治体が返済状況の如何を問わず、新型コロナでの特例貸付を行っています。困窮者の実態を見ない熊本市の運用は改善すべきと、上野みえこ議員は市長に質しました。
 市長は、「利用者の立場に立った運用が行われるよう、社会福祉協議会に声を届けていく」と答弁しました。
引き続き、誰でもが貸付を受けられるように取り組んでいきます。
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