上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

地方自治の基本を理解しない 市長の「子ども議会」発言は撤回を!

2023-09-11 20:00:25 | 熊本市議会
地方自治の基本を理解しない 市長の「子ども議会」発言は撤回を!
地方自治の本旨や二元代表制への理解を欠いた市長の発言
9月7日一般質問で明らかにし、議長へ申入れ

憲法に規定された地方自治は民主主義の基盤であり、二元代表制はその基本的仕組みです。 
議場という民主主義を実行する場で、民主主義を学ぶ中学生に、二元代表制の一方・執行機関の長が「議会をよくないと思わせる発言」をすることは、絶対にあってはなりません。
熊本市議会の本会議場で、二元代表制の一方である執行機関のトップが議会のことをとやかく言うこと自体が、地方自治の本旨・二元代表制を全く理解していないものです。
一般質問でこの問題を取り上げるとともに、日本共産党市議団として、子ども議会での二元代表制を理解しない市長発言について、議会運営員会で協議し、議会として発言の撤回を求め、その旨をすべての参加者へと伝えることを、議長へ申し入れました。

子ども議会の講評における発言を紹介します。
「子ども議会の講評での市長発言」より
「議会のイメージあまりよくないと思う人、手をあげてください」(わずかに中学生が手を上げる)「さっきまでは議長とか何人か議員さんがいたけど、いなくなったのでもう1回聞きます。」(ここで当時問題になっていた観光旅行まがいの女性国会議員のフランス研修のジェスチャーをする)「正直に言って、議会の印象が余りよくないと思う人?」(大多数の中学生が手を上げる)「よくないですよ。みんなすごく準備して質問考えて、みんなによく見られるように、ひとり1時間やり取りをして。良かれと思ってやっているけど、なかなか伝わらない。この中学生の議会に出てくる人ですらあんまりいいイメージ持っていないね。なんか、居眠りしているんじゃないかとか、何か悪いことしているんじゃないかとか、なんとなくイメージが悪い。どんな活動をしているとか、どんな意見を持っているかなど伝わってきませんよね。」

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