13億円の「フラワーパーク建設」反対を掲げ、元日本共産党市議が市長に当選！・・・・鹿児島県曽於市

去る11月7日、「熊本市をよくする会」主催で、無駄な公共事業の建設中止を訴え、元日本共産党市議が市長に当選した鹿児島県曽於市の五位塚市長を迎え、講演会が行われました。

鹿児島県曽於市は、農村地帯の3つの町が合併してできた人口39,000人の小さな市です。そこに13億円の「フラワーパーク建設」のお話がありましたが、「フラワーパーク建設反対市民の会」がつくられ、市長選挙を「フラワーパーク建設」問題の『住民投票』と位置づけ、選挙が行われました。保守性の強い小さな市で、住民は「13億円のフラワーパーク建設」には反対の意思表示をし、元共産党市議・五位塚氏の勝利となりました。

（講演される五位塚曽於市長）


五位塚氏の訴えは、「13億円のフラワーパーク建設は中止して、保育園・幼稚園の利用料を値下げ、長寿祝い金を75歳以上のすべての高齢者に支給（3000円）、老人ホーム建設の推進などをすすめるというものでした。
明快な主張が、住民に届いたことの結果です。

熊本市も、来年は市長選挙です。400億円近い支出が予想される大会場（MICE)建設か、暮らし・福祉・教育優先か、選択が問われるのではないでしょうか。
住民に寄り添った市政への転換を求めて頑張りたいと思います。