生活保護などの低所得者世帯へのエアコン設置助成など、暑さ対策への支援を熊本市へ要望

今夏も、記録的な猛暑となりました。今やエアコンは、いのちと健康を守る必需品です。
9月1日、「熊本市生活と健康を守る会」は、熊本市へ、低所得世帯等へのエアコン設置助成や低所得世帯の電気代支援等を要望を行いました。党市議団も参加しました。
低所得世帯へのエアコン設置助成は急務
【要望内容】
１、 生活保護世帯のエアコン設置状況調査と、未設置世帯への設置補助拡充・修繕費支給、電気代相当分の夏季加算実施を国へ求める
２、 熱中症リスクの高い高齢者・障がい者等世帯に、市独自に設置補助を行う
３、 市独自に生活保護世帯・低所得世帯・母子世帯等への電気代補助を行う

参加された方々からは、「生活保護世帯には、夏に7～8,000円も増える電気代の負担が重い」、「エアコンがあるが、つけないで我慢している」など、切実な声がだされました。

全国的には自治体独自の補助が次々に取り組まれています・・・・熊本市でも実施を！
福岡県芦屋町では、適切なエアコン使用を促すために、すべての世帯へ一律1万円の「電気料金支援給付金」を支給
兵庫県香美町は、75歳以上の高齢者世帯を対象に、エアコンの購入・設置費用を助成（上限10万円）
群馬県大泉町では、70歳以上のみ世帯へ、冷房機器の購入・設置に商品券で半額助成（上限3万円）
東京都小金井市では、65歳以上のみ世帯の冷房機器購入に上限5万円の補助
国への支援を求めることはもちろん、これらの自治体に倣って、熊本市でも暑さ対策の市民への支援策を実施してほしいと思います。