海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

能登島に春の訪れ

2012-03-18 23:23:56 | 能登島 野生イルカ観察坂下さとみ研究日記

朝早くから、能登島の漁師さんが、小船に乗り、長い竿の先に、くしのようなものをつけて、
能登島の絹もずくをとる姿がすぐそこの海から、見えたので、写真を撮りました。
一日じゅう、穏やかで波静かな海でした。
能登の観光にいらっしゃいました来店しているお客様に、「あの白いものは何ですか・・・」と尋ねられました。
海を見ていて気になったのでしょう、「どんな白いものですか・・・」
お聞きすると、なぁーーーんだと思いました。
波が、石にあたり、渦をまき、くだける様子のことでした。
白いものは、波です。と答えました。
わたしは、日々の生活の中で、目の前がすぐ海を見ているので、海のことは、分かりますが、
波が石に砕ける様子が、なんとも不思議に思えた質問に、複雑な気持ちが揺れ動きました。
日本海でも、ここ能登半島の七尾湾は、穏やかで、そうそう波は立ちません。今日みたいな穏やかな日は、
波が石にあたり、ゆっくりと寄せては返す、海です。




能登島イルカに会えたので、能登島イルカにあえる喫茶店とサブネームをつけたのですが・・・昨年の夏ごろから、当店では、
イルカに会える頻度が高くなりました。
能登島の祖母ヶ浦の潟の棲みかを離れ、現在は、能登島の閨(ねや)・中島町小牧・穴水の根木(ボラ待ち)・ポケットパーク
(ボラ待ち)に居ると言う、沖合に出ている釣り人さんからの目撃情報が寄せられていますが・・・
棲家を転々とし、居場所が定まらないイルカたちが、今日も元気よく、海とオルゴールの窓一面から見える海にやってきました。
時間は、午後1時8分から約5分間程でした。
ちょうど、中能登町のリピーターの山本さんが、温泉の帰りに立ち寄ってくださって、
わたしが見つけて、
「見て見て・・・・・ぇ~イルカがいるよーーーーーー」
おぅ~
この時間の約30分ほど前に、そうたくんが、向田漁港の横の公園へ行ってくると言い出かけたばかりでした。
友だち6人で、サッカーをしている時間です。
福岡市に居るときに、LIBERTA SOCCER SCL(リベルタ サッカー スクール)
に通っていたそうです。最近、お友だちを誘って、サッカーに夢中です。
そこへ、子どもたちの元気な声を聞きつけて、イルカたちがやってくるみたい・・・
あくまでも想像ですが・・・

イルカたち・・・ここに戻ってきて欲しいです。
そうたくんが福岡から帰ってきた時に、わたしは真っ先に、イルカが居なくなったことを告げました。
すると、目にいっぱい涙を溜めていました。
いつも、おじいちゃんの船に乗せてもらって、能登島イルカウォッチングをしていたので・・・
能登島の野生イルカがいない・・・ほんとうにいないなんて・・・そうたくんにしたら、相当びっくりしたんだと思います。
能登島の元気な子どもたちに、大きな声を出してもらって、イルカたちを再び、この海に帰ってきてもらいたいと
思います。
午後1時8分頃に海とオルゴールの窓一面から見える海から撮影したイルカたち。


拡大写真です。
やはり、うみねこが一緒にいます。
先日の写真では、たくさんのうみねこがいましたが、今日は、仲良しのうみねこ一羽だけ、イルカと一緒に
行動していました。
目印はうみねこです。

元気に、右方向へ移動して行きました。

1 2 3 4 5 6  数えたら みんなで6頭の能登島の野生イルカが確認しました


水仙の香を嗅ぐと・・・・もう春・・・って思う。
明日も、イルカが少しの時間でも、この場所に帰ってきてくれますように・・・。

今日と二日前にお越しいただいた、加賀屋雪月花にお泊りいただいたお客様が、
能登空港から東京へ帰る間際に、海とオルゴールにお立ち寄りいただきました。
昨日の16時50分の便で羽田まで飛び立つ予定でしたが。。。濃霧で、フライトできなくなったそうです。
一泊のつもりが、昨日は、あえの風に宿泊。大満足して、いっぱいお話してくださいました。
能登の観光の旅でたくさんの人情に触れ・・・また心と体が疲れたら、ここに帰ってくると約束して行かれました。
水仙の横に、
一筆書きました。
わたしの手書きの書です。

「また この場所に帰ってこれますように・・・」


ご来店いただき ありがとうございます
・・・・・また この場所に帰ってこれますように・・・・・

やさしい時間をそっと心に・・・・・

    能登島のお食事が出来る素敵なカフェ海とオルゴール