海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

高級セレブさまご来店

2006-06-15 17:42:39 | 海とオルゴールさとみママのつぶやき
きのう、きょうとめっきりと能登島は人気がなく静かで、ピーーーーピピピピピー ホーポケキョ と山から聞こえて 海からは うみねこが鳴いていてなんだか自然と一体です。ガーデンには、いちごやブルーベリーやブラックベリーが次々と実っています。いまその真っ赤ないちごを食べようかなぁ~と思ったけどやめました。ここに訪れる人にあげることにします。どんな味がするかな。
こんなに静かな能登島だけど、マリン交通タクシーの○○さん「きょうも高級セレブおばさまをご案内してくださりありがとうございました」最初、○○さんを初めて見たとき「どうみても男にみえましたよ」れっきとした女性でしたね
また素敵なセレブおば様を連れて来てね
お写真はわたくしがお作りしました『夏みかんのシホンケーキ』でございますお茶は『初恋のお味』の薔薇の花茶でございますとご説明をしましたら・・・おほほ・・・「初恋なんて何十年前かしらね』とのお声でございました。
お綺麗なセレブおば様との会話に話しに真っ赤なお花が咲いてとても優雅な時間でした。

わたしのこころが帰る場所

2006-06-15 12:07:06 | 詩集

約5ヶ月ぶりに輪島へ行ってきました。いろんな迷いや苦しさから・・・人を責める時って誰にでもあるよね。
「人を苦しめたら 同じ思いが自分に必ず振り返って来るんだよ」
わがままな自分がいたならば・・・海に行ってごらん ほら ずっと続く海 遥か彼方へと 繋がる海 
たぶん自分自身の中にある素直な心を取り戻せるはずだよ・・・

いつもは「ちょん」なのに電話の向こうはどこか寂しげな父の声は、「さとみちゃん」と愉快だ。
ボケの始まりかとこころの隅に引っかかっていて、そうやもうすぐ父の日父ちゃんに会いに行くことにした
まずわたしのお決まりのコースに到着。朝市通りの喫茶三丁目も雑貨屋のてふてふも本日休業
次に向かうところは鴨ヶ浦海岸ひみつの場所で腰を下ろす。波しぶきが自分のからだに直撃する場所がお気に入りにしているとこだ。
次に向かう場所がある。小さな木の葉トンネルを通り抜けると、袖が浜が見えてきた。サンダルを脱いで砂浜を歩く・・・
波の音が聞こえる・・・海の匂いがする。立ち止まり空と海を見つめる瞬間がここにある。
遠くに見える友をひたすら追いかけている悲しい場所。手が届きそうで届かない思い出の場所・・・
実家に到着。弟がにんにく入りパスタとお造りと茶碗蒸しやいろんなごちそうを用意してくれていた。
口に入れると懐かしさがからだに染み渡る。いつもいきなり実家に行くことが多く、私のことを「てっぽーたまみたい」と母は言う。
休んでる父ちゃんの顔を見て「父ちゃんからだどうやちきねーがか」(辛くない)「なーとむねぇ」(大丈夫)たった一言言葉を交わした。
屋根裏に上がる。数え切れないほどのオルゴールとレコードのあるスペースで一人オルゴールのふたを一つ一つ開けてみる・・・。

海とオルゴールはここが原点

  六月の雨 

みどり色した いろは橋 
「また会おうね」ってお別れした彼 
ブルーの傘を思いっきり手の代わりにして 
みえなくなるわたしに 
さよならしてくれた 
「また会おうね」ってやくそくしたのに 
きょうも同じ場所に来てしまった 

どんなに時は流れても 
あの日のままの風景がこの場所に来ると 
心が止まる瞬間 なのかもしれない 

六月の雨の分かれ道 
足元には 雨に濡れて 
今年も あじさいが咲いていた

     by SATOMI