雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

永遠の0

2013-02-03 | 

半年以上寝かしていましたが、読みだしたら一気に読了しました。

永遠の0』。

 

永遠の0 (講談社文庫)
百田 尚樹
講談社

 

零戦・特攻関連の書籍で内容が恐らく悲惨であろう、そして文庫本の頁数もかなりの量ということもあって買ったはいいが中々手が伸びませんでした。

しかし早く読まなかったことを後悔しました。

 

家族に会うため絶対に戦争で死なない。

そう言い続け、周囲からは臆病者呼ばわりされることもあった祖父が、何故零戦による特攻という最後を遂げてしまったのか。

そもそも祖父とはどういう人だったのか。

全く知ることがなかった祖父の足跡をたどって行くことで、太平洋戦争とは、また戦闘機乗りとは、そして特攻とはなんだったのか、現代に知らしめる一冊です。

海軍の戦闘機乗りについてあまり知らなかったのですが、この本でその一面を垣間見ることができたと思います。

 

孫の慶子と健太郎のストーリーは少し食傷気味ですが、祖父にあたる宮部久蔵の戦友の思い出話は爽やかで芯の強い人柄を彷彿させます。

最後の特攻シーンはかなりグッときました。

 

我々世代でも知らないようなことなのでこういった本を通して次の世代にも伝えていかないといけない話だと思います。

 

 

 

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