雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

最低の軍師

2020-04-18 | 
昨晩のこと。

2,3日前に友人がZoom飲み会やろう!!と誘ってくれたので、パソコンの前に座っておりましたが、東京事変がライブ映像を一気にYoutubeにアップしてくれたため、それずっと見てたら参加するのを忘れてしまいました。
グループLINEもいつもうるさいので非通知にしていたので全く気づかず。
そこそこ楽しめたそうで良かった良かった。
まあ次回参加するべ。

さてまたもや箕輪諒作品を読了しました。



 
箕輪作品にドハマリしていますが、やはりこれまでなかなか物語化されてこなかった歴史や人物に光を当ててくれるのが面白いのです。

今回の作品は上杉vs北条の関東での戦い「臼井城の戦い」が舞台。
北条氏康支配地域の臼井城に総勢一万五千といわれる上杉軍が攻めてくる。
臼井城の兵は二千ほど。
後ろ盾となる北条家からの援軍は、わずか二百五十余。
圧倒的戦力差に臼井城主原胤貞及びその家来は上杉と戦うのか降伏するのかで紛糾する。
そんな中北条側の武将松田孫太郎は一人の易者を軍師と立てる。。
その軍師が本作の主人公白井浄三だった。
彼は想定外の奇策を編みだす知性とハッタリも意に介さない口の旨さで、城内を一つにまとめて上杉の大軍との戦いに挑む。

上杉の大軍を率いるのは幼き頃に一緒に過ごした河田長親。
これまたなかなか歴史小説では登場してこない人物。
箕輪作品では白井や河田などの歴史上の人物を、その出自など不明なところを逆手に取って、うまくストーリーを仕立て上げるその匙加減が絶妙なところ。
本作でもシレッと将軍が絡んできたり、当時力をもっていた三好勢が出てきたり。
このフィクションがモノクロの歴史に色を染めてくれます。

まいったな。
箕輪作品にハマりすぎ。
あと2作は絶対読む。
その後は新作を待たないといけない・・・。

まあ小説もいいけど、復帰に向けて仕事の本も読んでいかないとね。


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