黒田官兵衛 作られた軍師像

先般読了した司馬遼太郎 『播磨灘物語』の補足の意味も兼ねて、少し史料的な本を読んでみました。

『黒田官兵衛 作られた軍師像』

 

	黒田官兵衛 作られた軍師像 (講談社現代新書)
	渡邊 大門
	講談社

 

大体大河ドラマが決まるとそれに伴って関連本が発売されますが正にその類。

しかも世に伝えられているストーリーとは別の切り口で発売されるケースが多いのですが、まんまその通り。

敢えて買ってみました。

 

結論から言うと結構面白かったですよ。

タイトルに「作られた」ってあったので、もう少し「黒田如水の評判は実際より高すぎ」って本かと思ったのですが、それほど酷評するわけでもなく、できるだけ史実（1次史料）を有効的に用いようとする姿勢は好ましいです。

とは言え、なかなか史実を追うということは大変なようです。

歴史を追いかける、ということの大変さが少しだけ理解できたのが読後の成果かな。

 

この時代の面白さを改めて確認できました。

早速次も歴史本を買ってみました。

また今度御紹介します。

 

 

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