雨過天晴

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トーマス・モーガン ソロ・コンサート

2016-01-10 | 音楽

さあやってきました。

新年初ジャズ・コンサート。

ジャズ・ベーシスト トーマス・モーガンのソロ・コンサートです。

 

モーガンを観るのはヤコブ・ブロのコンサート以来なので1年3ヶ月ぶり。

待ちに待ってました。

 

場所は山本能楽堂

80年以上の歴史を誇り、国登録有形文化財に指定されています。

入り口には「本日公演」の看板が出ています。

 

今回のコンサートはアンプを使わず、完全アコースティック!!

超生音です。

なんでも能舞台の下には巨大な焼き物の瓶が12個並んでいて、それが音響効果を高める働きをしているらしいです。

とは言え、やはり正面で、そして近くで聴きたかったので、相撲で言うなら砂かぶりのような座布団席(S席)を確保しました。

 

そして舞台を見ると、なんとも荘厳な雰囲気。

 

 

ダブルベースがなんとも神々しく鎮座されているではないですか。

否が応でも緊張感が高まってきます。

 

そして開演。

モーガン本人登場。

 

 

なんとモーガン本人も和装で登場。

日本文化にも造詣が深いらしく、粋な計らいではないですか。

一生懸命覚えただろう日本語でMCをされています

 

さあ演奏。

ベース・ソロは昔ロン・カーター・トリオのカーターのソロで思わず眠くなってしまったことのリベンジ。

期待しています。

全曲ピチカートでアルコはなし。

1曲目は少し和楽に近いような雰囲気を感じましたが、舞台のおかげもあってか全く違和感を感じません。

むしろ琴とダブルベースという弦楽器の共通するものを感じました。

そこからもベースソロという、あまり華やかな楽器ではないですが、なんというか腹の底にグッとくるよなリズム。

そして奏でられるメロディー。

ベース・ソロでここまで広がるのか、というのが率直な感想。

ベース好きな私としては非常に良いですね。

一瞬足りとも見逃さないように食い入って見ました。

サポートで入っているモーガンしか知らない私には、目からウロコです。

アンコールを含めて演奏は1時間でしたが、あっという間の時間に感じました。

 

いやー、新年早々良いコンサートだった。

ちなみにトーマス・モーガンの参加作が1月末に発売されるようです。

 

When You Wish Upon a Star
Bill Frisell
Masterworks

 

まあ面子的にもこれは買いでしょうね。

今度はモーガンがリーダーの作品を期待しています。

 

新年一番には実に良いコンサートでした。

 

 

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