雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Lemon The Moon

2019-10-09 | 音楽
まだ鼻風邪が治らず、グジュグジュいっています。
Yuさんは喉をやられました。
奥さんもなんとなく風邪っぽいと言っています。
家族全員やられてしまったようです。
誰も発熱までいっていないのが不幸中の幸い。
早くスカッと治らなければ。

さて今日はイスラエルの新星ニタイ・ハーシュコヴィッツ初のトリオ・リーダー作で『Lemon The Moon』。



 
  1. Invite Me, Dance
  2. Lemon the Moon
  3. Bridge Under Water
  4. Far Picture of Bresi
  5. Thin White Curtain
  6. Bonfire Wiggle
  7. Witch Is Which (feat. Rejoicer)
  8. Amelia Heals
  9. Goat
  10. Hangontree
Nitai Hershkovits (p, Prophet 08)
Or Bareket (b)
Amir Bresler (ds)
guest:
Rejoicer (p:10, Prophet 08:6)

本作にも一部参加しているリジョイサーとともに結成した「Time Grove」での活躍、そしてイスラエル・ジャズ界の英雄アヴィシャイ・コーエン(b)とのトリオでの活躍が目覚ましいハーシュコヴィッツ。
初のトリオ・リーダー作ということで期待していました。

メンバーはTime Groveでも一緒に演っているドラムスのアミール・ブレスラーと、アリ・ホーニングとのピアノトリオ作『Conner’s Day』でハーシュコヴィッツと共演したオル・バレケット

ハーシュコヴィッツは先輩シャイ・マエストロにも劣らず流麗な音を奏でますし、ブレスラーはTime Groveでも魅せた軽快でミニマルなリズムタッチ、バレケットはコーエン譲りのしっかりと存在をアピールできる太めの音。
まずは、それぞれがすでに自分の色・持ち味をはっきしているな、という印象。
アルバム全体に一貫して落ち着いた神秘的な世界観があります。
1曲目からのワルツが憎くて、もうそこから持っていかれた感じ。
イスラエルらしい欧州・アジア・中東のミックスされた美しさのある曲が続きます。



トータルでも38分と短めのアルバムですが、これがアルバムに合った丁度いい長さ。
とてもいい作品で、このイスラエルの若手の次が楽しみです。

ジャズ
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