雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Sketches

2022-08-21 | 音楽
なんだか少し夏が終わるような感じが・・・
どこにも行ってないのに
事故でそれどころじゃなかった

でも
明日
クルマ来ます

落ち込んでしまって寂しい夏でしたが
楽しみです
来たら絶対ドライブに行く

そんなワクワクした今夜はFresh Sound Recordsから渋い一枚を
カール・ベルガー、マックス・ジョンソン、ビリー・ミンツのトリオ作『Sketches


 
  1. Why the Moon is Blue
  2. Presently
  3. Ginger Blues
  4. Flight
  5. Debt
  6. Black Eyed Suzie
  7. Sketches
Karl Berger (p, vib)
Max Johnson (b)
Billy Mintz (ds)

カール・ベルガー 御年87歳
ビリー・ミンツ 御年75歳
この録音が2017年1月でその時81歳
元気ですねー
ベルガーとマックス・ジョンソンとは55歳の差があります
こういう年齢差を軽く超えるのがジャズの懐の深さです

ベルガーの1、2曲目、ジョンソンの5、7曲目、ミンツの4曲目と各々の曲を持ち寄り、間にチャーリー・ヘイデンの3曲目とグルーグラスのスタンダードの6曲目をカヴァーした構成
恐らくミキシングを担当したジョンソンがトリオの中心となると思いますが、ジョンソンは比較的フリーの傾向が強いイメージでした
またベルガーもオーネット・コールマンとも友人で即興・フリーの出身
しかし本作はコンテンポラリーな作品に仕上がってます
Fresh Sound Recordsからのリリースなのでレーベルカラーに合わせたのかも知れないですね

頭2曲をベルガーの曲でスタートしていてそれが作品の方向付けの役割を果たしています
難解な進行ですが、とてもきれいな粒立ちのベルガーのピアノ、ミンツの丁寧なリズム、ジョンソンの力のあるピッチカートのおかげで非常に質の高い曲に仕上がっています
この2曲は本当に好きですね
その流れからのヘイデンの曲では、ジョンソンの分厚いソロが味わえます
渋味たっぷりでスモーキー
4曲目は独特なヴィブラフォンのリフと、ミンツのソロ
スローで薄暗い5曲目
6曲目はブルーグラスのカヴァーらしく明るいアップテンポ
寂しさと儚さを感じさせるスローなラスト



楽曲の配分が抜群ですね
あと収録曲ではないですが3人の映像があったので


さあ
オレのクルマ来い!!
しっかり丁寧に安全運転心がけます




最新の画像もっと見る

コメントを投稿