雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

At the Frankfurt Jazz Festival

2016-08-21 | 音楽

今日も関西はいいお天気でした。

ていうか暑かった。

 

奥さんは仕事だったので、部活終わりのYuさんと買い物に梅田に行きました。

まあ私は今は欲しい物や服などないため、実質Yuさんが帰省時にもらった「お盆玉」で洋服を買うのにお付き合いした感じです。

Yuさんの行きつけのお店で私も顔なじみになってしまったのでご挨拶。

Yuさんの買い物はいつも決まっておらず、でも何かが欲しい、ってスタンスなので、やたら1店舗にいる時間が長いので、少々辟易するのですが、まあ仕方がないです。

もうチビ扱いせずに女性扱いしないといけないお年ごろですので。

 

まあなんとかお気に召したトップスと靴下、ハンカチタオルを購入していました。

私も久しぶりに梅田に来たので、行きつけのショップにいくともう既に2016AWが始まっているんですね。

このショップまでの道程の暑さのことを考えると、とてもじゃないが、コート類見せられても買おう!とはならないです・・・。

取り敢えず2016AWのLook Bookだけもらって検討することにしました。

 

Yuさんももうすぐ夏休みが終わります。

買い物もいいけど宿題もやりなさい。

 

さてそんな小言を言っている

今夜のジャズは過去の名盤から。 

昨年亡くなったフィル・ウッドが欧州時代に結成したアルバムで『At the Frankfurt Jazz Festival』(邦題:フランクフルトのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン)。

 
フランクフルトのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン
ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナーミュージック・ジャパン

 

1.Freedom Jazz Dance
2.Ode a Jean-Louis
3.Josua
4.The Meeting

Phil Woods (as)
Gordon Beck (p,el-p)
Henri Texier (b)
Daniel Humair (ds)

 

私がジャズを聴き始めの頃、このウッズのジャケットを見て、一気に遠ざけた記憶があります。 

これって多分「こいつはなんかやるぞ」的な雰囲気を感じ取ったからなんでしょうね。

当時はピアノ・トリオをしっとり聴いていた頃なので、まあ無理も無いことでしょう。

ローランド・カークもアルバート・アイラーもオーネット・コールマンも「ほら。手を出しちゃダメ!」って公園で娘に言い聞かせるように、自分にも避けなければならない世界だと思っていましたからね。

今、特にカークとかアイラーとかに洗脳されているこの時期に、CDショップであったのも運命だったのでしょう。

即買いました。

ウッズの演奏にも圧されていますが、バックのメンバーも良いです。

ゴードン・ベッグのエレピも良いし、2曲目とかのアンリ・テキシェの能弁な演奏もいいし、全体を通して若かりしダニエル・ルメール疾風感のあるドラミングもいい。

若干のフリージャズ感が良いスパイスになっているのかも。

フィル・ウッズのこの一枚を買ってしまったので、ヨーロッパ・リズム・マシーン時代のアルバムを漁ろうと思います。

 

Phil Woods & His European Rhythm Machine - Freedom Jazz Dance

 

しかしつくづく思うのは、この頃のジャズの熱い時代変革期をリアルタイムで聴いていた人たちがうらやましいってこと。

これ一発目に聴いた人って、圧倒されたでしょうね。

現代の我々は、ある種ジャズの歴史の一つであって、この熱量を受ける器が違うと思うんですよね。

逆に言えばだからこそ、過去のアルバムだけではなく、我々のリアルタイムのジャズを追う必要があると思うんですよ。

いつの日が、「あのグラスパーがやらかした変革の波は、その後のジャズの歴史に大きな変化をもたらした」とか言う日が来ると思うんですよ。

だから絶対現代ジャズ・シーンを無視しちゃダメ。

 

さてここのところ五輪絡みで乱れていた生活リズムを整えて、まじめにリワークに通うとしますか。

Yuさんに言うばっかりじゃなくて、自分もしっかりしているところを見せねば。

 

 

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伊坂幸太郎、ジャズ、フリージャズ、スウィングジャズ、ウクレレ、ラグビー、サザンオールスターズ、靴下


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