雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Rainbow Sign

2020-10-14 | 音楽
ほら。
ホークス勝ったでしょ?
打撃陣が爆発する!って言ってましたが、何のことはない、結構投手戦。
オリックスの山崎福が良いピッチングでした。
6回のチャンス(相手はピンチ)で投手替えてくれて助かった感じです。
ワイルドピッチで1点、柳田の走者一掃タイムリーツーベースで3点入りました。
結果この回だけでしたね。
今夜はロッテも負けたので嬉しい3ゲーム差。
1試合1試合勝っていこう。

さあご機嫌なのはホークスだけではなく、このアルバムを聴いているから。
名門Bluenoteからの初リーダー作 トランペッター ロン・マイルスの『Rainbow Sign』。


 
1. Like Those Who Dream
2. Queen Of The South
3. Average
4. Rainbow Sign
5.The Rumor
6. Custodian Of The New
7. This Old Man
8. Binder
9. A Kind Word

Ron Miles (cort)
Brian Blade (ds)
Bill Frisell (g) 
Jason Moran (p) 
Thomas Morgan (b)

とメンバーを挙げてみて、まあスゴイ。
ワタシ的に久しぶりのジェイソン・モランにビル・フリーゼルとトーマス・モーガン、ドラムスはブライアン・ブレイドと超一流どころが並びます。
実はこのメンバー、2017年の『I Am A Man』で演ったメンバーです。

 
これをゴッソリBluenoteが取っちゃいました。
そりゃね、この作品相当良かったですもん。

すべてマイルスオリジナル。
楽想はやはり少し薄暗目のブルース混じり。
マイルスとフリーゼルの味付けですね。
ただ若干寄り目、というくらいです。
モランの凛としたピアノの音はそれをコンテンポラリーへと中和してくれています。

あとブレイドのドラムスが相当良いです。
いずれの曲でもどこかで太鼓の音が聴こえます。
演奏しているから当たり前なんですが、リズムセクションは結構縁の下の力持ちなので、どこか流してしまいがちなんですが本作のブレイドは流れない。
決して出しゃばっているわけではなく、サポートなんですが「居る」んです。
録音の具合にも依るんでしょうが、ブレイド良いなぁ。

もちろんワタシのモーガンは言うまでもなく。
やや控えめですが、リズムセクションの相方ブレイドとの調和が取れてて◎。
いつでもモーガンは◎で✗つけたことないですけど・・・。



1曲目、3曲目が10分超えで計9曲、1時間10分。
特に1曲目の16分弱はこのアルバムの肝。
移動のときにイヤホンで聴くのではなく、自宅でしっかり腰を据えて聴くべし。

今年の一枚入りは確実だな。

ジャズ
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