雨過天晴

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そして時々飽きます

Jakob Bro Trio Live at Mister Kelly’s

2017-03-02 | 音楽

叔父の葬儀でバタバタしていましたが、昨夜は西梅田のライブハウス「Mister Kelly's」にてヤコブ・ブロ トリオのライブに行ってきました。

 

前回ブロのライブに行ったのが2014年10月1日だったので、2年半ぶりに生演奏が聴けました。

その間、ブロはECMから2枚(「Gefion」「Streams」)のリーダー作をリリースしています。

 

Gefion
Ecm Records
Ecm Records
STREAMS
ECM
ECM

 

無論両作ともに私の愛聴盤です。

昨夜は2セットあり、通しで参戦しようかとも思ったのですが、翌日の出社のことを考えて1stセットのみ。

今回のトリオは「Streams」のトリオで、私の好きなトーマス・モーガンとともにベテラン・ドラマーのジョーイ・バロンが参加。

初めての生バロンです。

 

1時間前には開場しました。

早めの事前予約の甲斐もあってか、ブロの目前のなかなか良い席でした。

会場内を見回すと、前回のライブにも来ていた人たちもちらほら見受けられます。

今回のライブを主催したのはジャズのフリーペーパーを発行しているおなじみのWay Out West。

ポスターもWay Out Westを編集・発行しているアートディレクターの藤岡宇央 氏が作成されています。

関西ジャズ・ファンには人気の高いフリーペーパーだけに、お客さんも多かったです。

前回のライブも藤岡氏が主催されていました。

 

さあトリオが登場してきました。

久しぶりのブロに、昨年年始以来のモーガン、そしてにこやかな笑顔が印象的なバロン。

 

ブロが登場するや否や靴を脱ぎ始めました。

なぜ?

前回の時には気づかなかったのですが、エフェクター類を操作するためです。

なるほど。

 

演奏が始まりました。

やはりライブの音はいいですね。

もちろんしっかりと作りこんだアルバムも好きですが、やはりライブにはライブの良さが確実にあります。

ブロの音は揺らぎます。

とても心地よい。

観客の中には揺られすぎて寝てしまう人が出るほど。

ルーパー・エフェクターで多重化されたブロの奏でる音色はとても優しい。

ここのところ慌ただしく生活が変わって少し疲れを感じて心が乾いていた私にはありがたい清涼水。

本当に沁みてきます。

 

モーガンはエッジも効いてて本当に大好きなベーシスト。

ベースソロライブにも行くくらいですからね。

何度も共演しているブロとの相性は抜群で、このデュオだけでも垂涎モノ。

 

それに加わるバロンも予想以上に良かった。

確実にライブのほうが良いと思いました。

 

これはもう確実に私が観てきたジャズ・ライブの中でもトップクラス。

素晴らしすぎました。

実は葬儀の疲れなどもあり、ライブをキャンセルしようか迷っていたのですが、行って良かった。

行ったおかげで疲れがとれましたね。

最後のアンコール曲はトリオらしさが炸裂していました。

 

そのままの勢いでお会計を早々に済ませ、物販コーナーに行き、すでに所有している「Streams」を再購入。

3人にサインしてもらいました。

 

 

そして大阪公演の物販特典は、藤岡氏デザインのポスタープレゼント。

 

 

帰り道、中2のころにレコード店ででもらった南野陽子のポスターを持ち帰ったように大切に持ち帰りました。

できれば額装したいですね。

 

心に残るライブ、堪能しました。

 

 

 

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