オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

迷惑電話

2006年05月11日 | Weblog

自宅に電話がかかってくる。

 「○○さんのお宅ですか?」「はい」「××さんいますか?」「私ですが・・・。」「実は・・・・・・・・」と話が始まる。先方は身元も明らかにして名前も名乗り、自社の説明が長々と続く。私としては会社も個人も一面識もないし、いつまでも聞いている訳にいかないので、「結局何のお話でしょう?」と途中で聞いてみるが、明確な返答はなく説明が続く。内容から類推して「投機の話ですか?」と切り出すと、「そうだ」と言う。「投機には関心がない」と言うと、ここぞとばかりに儲け話を畳みかけてくる。何度もきっぱりと断るが、しつこい勧誘が始まる。「これまでにもこの類の話はすべて断ってきたこと」「金儲けに腐心する気持ちは一切ないこと」「金銭的に投機の余裕がないこと」等を説明して断固として断り続けると、先方が見込みがないと判断した時点で予告もなく突然に「プツリ」と一方的に電話が切れる。これで終わりである。

このような電話を受けるたびに、「勧誘に乗らなくて良かった」と思う。

 相手の気持ちを無視して、自分の都合だけで一方的に押しかけてきておいて断りもなく一方的に関係を絶つような社員の所属する会社はろくなものではないはずである。勧誘に乗っていればいずれひどい仕打ちを受けるのは目に見えている。得体の知れない会社の粗悪な体質を見せつけられたような気がする。先方も金儲けを企んでいるのであり、金儲けにならないと思ったら次の相手を探すのであり、金儲けさえできれば相手は誰でもいいのである。相手が金儲けした分は通常こちらが損をすることになる。相手との良好な関係において事業が成り立ち、相手の幸福のために事業を紹介し、事業を通じて社会に貢献し、事業を存続するための利潤であるはずである。利潤しか考えない儲け話は眉唾であり不毛である。

こんな電話がたびたびかかってきたのでは煩わしくてしょうがない。

 何でいちいち対応してやらなければいけないのか憤懣やるかたない。電話帳を使って無作為にかけているのであれば本質的には「いたずら電話」と同様である。何らかの顧客情報リストに基づいてかけているのであればプライバシー侵害も甚だしいし、場合によっては犯罪である。こういうことが許されている現実そのものを改善する必要があると思う。世の中にはこのような勧誘電話が大手を振ってまかり通っている。迷惑をかけているとか、悪いことをしているという感覚は持ち合わせていない。最初に迷惑をかけていると言う相手への思いやりの心があれば図々しさも半減するし、こちらの気持ちも少しは休まるはずである。

第一、このような勧誘をする会社は最初から信用されないことを肝に銘ずるべきである。

 信用できる会社は、社会から正当な評価を受け、その評価に基づいてお客が集まり、業務を健全に拡大して行くはずであり、強引な個人勧誘は必要ない。強引な個人勧誘をしなければお客が集まらないのは会社が健全でない証拠である。信用されないことを前提にして、なおかつ強引な個人勧誘をしているのは騙される相手を捜して騙そうという魂胆が見え見えである。何百人かに電話して一人でも騙される人がいればいいと思っているのであろう。そのために何百人もが迷惑を被るのは許せないし納得がゆかない。こういうことは社会の迷惑であり悪であることを明確に表明すべきである。

同じ会社からの勧誘電話が断っても断っても繰り返しかかってくる。

 そして毎回初対面として会話が始まる。これもこの会社のいい加減な体質をさらけ出している。担当者が違う場合もあるが、同一人物である時もある。業務に関して相互に連絡が取れてないし、電話対応の履歴も取っていない。当然顧客リストの管理もいい加減なはずである。こんな会社とは話をするのも無駄である。しかも当人が会社の恥をさらしているのに気付いていない。たぶん恥を恥とも認識しない架空名義の幽霊会社なのかも知れない。リストから抹消して下さいと頼んでも無駄なようである。過去の事情を話しても、それを無視して勧誘の話を始めるし、断ってもしつこく粘られる。最後は「申し訳ありません、これで切りますよ」と言って先方を無視して受話器を置く。何となく後味が悪い。

中には、詐欺まがいの話を盛り込んで勧誘する者もいる。

 出身校の同窓会事務局を装って、同窓会名簿作成のアンケートに答えさせ、同窓会名簿を売り込む手口もあった。同窓会に問い合わせたら全然別の団体で一切関係ないと言うことで、後日当該同窓会から注意喚起と警告の連絡が同窓会各位へまわったようである。羽毛布団乾燥サービスの電話もあった。現在保有の羽毛布団を無料で乾燥するサービスの案内をしているという。私としては一面識もない会社で、無料サービスを受けれる理由もよく解らないので丁重に断ったが、後日新聞で悪徳商法として報道されていた。現在保有の羽毛布団を検査してダニやカビ、黴菌の温床であることをでっち上げ、別の高い羽毛布団を買わせる手口らしい。どこから個人情報を得たのかを確認したら、「羽毛布団をお客様が買った時点で個人情報が流れてくる『しくみ』になっている」としゃーしゃーと説明していた。この社員も個人情報保護の感覚は全く認識しいないようであるし、その情報を売った店も腹立たしい。

もうひとつ、迷惑メールに困っている。

 断りたいのだが、受け取りを拒否するときは相手にメールアドレスとともに送り返す仕組みになっている。拒否するために送り返したらまた堂々巡りの対応が待ち受けているようでそのまま黙って削除している(メールアドレスが生きていることを相手に知らせるようなものである)。本来であれば送った方が相手から何の反応もないのであれば送るのを自分から止めるべきなのではないかと思う。その確認をするのは送った方である。その確認もしないような無責任なメールなら送らないことである。最初の失礼は許せても定期的に同じような内容で繰り返し送りつけられるメールは迷惑防止条例ででもいいから厳しく取り締まって欲しいものだ。この頃はフィルター機能で阻止しているが膨大なメールが捨てられている。ざまぁみろ。

笑い話を二つ・・・

 「近所でシロアリが発生し消毒作業に来ているんですが、この付近にもシロアリが飛んできている可能性があるので調査させて下さい。」「うちは借家なので大家さんの許可なしに即答できません(妻の断り文句)。」「ああそうですか、それではまた・・・。」「えぇ?シロアリの調査は?」

 しつこい勧誘電話に、断っても断っても粘られて、頭に来て「いい加減にしてくれ!」と怒鳴ったら、「契約するつもりがなかったら、いつまでも聞いてないで、早く電話を切ってくれ。こっちも時間の無駄だ。」と言われた。



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