オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

ポピュリズムとファシズム

2011年12月23日 | Weblog
世の中の動きの考え方には二つあるように思える。  ひとつは全てのことは事前に想定され、矛盾なく決定されていると言う考え方で、もうひとつは自由にどんどん進めて行って問題が起こった時に検討して結論を出してゆく考え方である。 前者の方が危険性が少なく効率的に見えるが、体制を決定するのに時間がかかったり改善するのが遅れる欠点がある。反対に、後者は危険性が高く無駄も多いが、スピードが速く柔軟な対応ができる . . . 本文を読む
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私見と公論

2011年12月17日 | Weblog
私見が集って公論になることはない。 私見はあくまで個人の自分一人の意見であり、公論は公平な議論の結果得られた世間一般の意見である。私見になくて公論にあるものは「議論」である。私見をただ集めるだけでは議論する前の意識調査に過ぎないし、これをもってさも「公論」だと決め付けてしまうのは乱暴である。反対に、このような意識調査は如何様にでも操縦する事ができる。その役割を果たしているのが「マスコミ」である。本 . . . 本文を読む
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原子力の平和利用

2011年12月04日 | Weblog
調べてみると、原子力の平和利用の歴史は、ほぼ私の人生と一致している。  1950年くらいにドサクサに紛れて国家予算を通したところから芽を出して、結局は国策として経済産業振興の後押しを得て、これまでに発展してきた経緯がある。広島、長崎に原爆体験を持つ日本に平和利用とは言えこれほど核拡散を推進できた事は考えてみれば奇妙でもある。マスコミを筆頭として「原子力安全神話」とか「原子力ムラ」とか称して原子力 . . . 本文を読む
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