自分でも年代的に認知症を心配する時期になっている。
認知症とは何だろうと思ってしまう。人間はみんな多かれ少なかれ認知症の症状がある。経験したすべてのことをきっちりと覚えておくことはできないし、必要でないことは片っ端から忘れている。反対に、忘れられなかったら発狂して死んでしまうだろう。当然ながら、脳のキャパシティーは限られている。この脳に何でもかんでも詰め込めば満杯で飽和してしまう。また、新しいも . . . 本文を読む
有名な童話である。
普通に理解すれば、気候が良いときにキリギリスは歌を歌って楽しく過ごし、その間にアリはせっせと働いて巣を作り、食べ物を運んで、冬が訪れると、キリギリスは食料もなく、寒さに震え、困ってしまうが、アリは自分の巣と貯蔵した食料で楽しく過ごす、と言う話である。そして、話し終わって子供に「キリギリスでなくアリのように生きましょう。」という教訓を述べるのが一般的である。果たしてそうなんだろ . . . 本文を読む
政府が発表したが、なんか変である。
3月13日以降着用するかしないかは個人の判断らしい。本来、マスク着用は個人の判断で実施していることである。それに対して国が着用を推奨してきたもので、強制でも義務でもないはずである。強制するのなら罰則も含めて違反者を取り締まる必要があるはずである。最初から中途半端なお願いでしかないのであり、混乱を招いていると思う。だから、「マスク警察」などが登場し、「国が着用し . . . 本文を読む
自己肯定感とは何だろう。
まずは、他人の評価に囚われないことだろう。他人に振り回されていたのでは、自己は喪失してしまう。自分をしっかりと持ち続けることだと思う。自分を大切にすることでもある。他人よりまずは自分なのである。そう考えて何も悪くない。そこから出発して、よりよい社会生活をするために他人との付き合いが始まるのだろう。出発点が違ったら最後までおかしなことになる。そしておかしくなったら本来の自 . . . 本文を読む
学校で数学の問題を出したそうである。
生徒の答えは2だったと言う。確かに2aからaを引いたら残るのは数字の2である。これも一つの考え方であり、記号で見るとその通りである。こんな考え方を無視してはいけない。こんな考え方もあるんだと言う柔軟な考え方をすべきなのである。教育の場において、こんな答えを出したら、頭ごなしにバカにするような言い方をして指導するのだろうが、その途端、生徒は委縮し、後悔を強い . . . 本文を読む
人間は自己を客観視する能力を持っている。
動物は自己を客観視することができない。自分は自分であり、存在そのものであり、自分を外側から見る能力はない。他の動物は自分と全く異なった個体であり、自分と他の動物との違いを認識する必要さえない。そういう意味では動物はお互いにそれぞれが同じであるし、自己という認識さえ存在しないのだろう。動物はそれぞれが自由に行動し、自分の行動した結果に基づいて反応しているこ . . . 本文を読む