この世の人間社会においては二者択一を迫られることが多い。
しかし、よく考えてみると、これはあまりにも無謀であり、多数決を取って一方的な決議とすることも同様に無茶なことである。決定せざるを得ない事情は判るが、だからと言って一方的な決定でいいはずがない。一つの方向を示したに過ぎない。右に進むか左に進むかを決めただけで、進み方の細部については反対意見やその他諸々の意見も取り入れて調整を図る必要がある . . . 本文を読む
安倍政権が教育の無償化政策を検討している。 選挙の際に安倍首相が教育の無償化を公約に掲げたために、約束を守るために実行せざるを得なくなった。どうせやるなら実効のある政策としてもらいたいところだが、なにせ人気取りの政策のためただのバラマキのそしりは免れないようである。国民の負担が軽減すると言えば誰でも反対はしないが、軽減された分はどこに流れるのだろう。ただの生活費で消費されるのであれば、税金を投入し . . . 本文を読む
現代人の生活は怠惰であっても済んでしまう。 それほど便利で快適な生活が望まなくても可能である。しかし、だからと言って怠惰な生活が通常ではない。野生動物の生活を考えると、生きるのに必死であり、必死でなければ生きることができない。必死であるということは怠惰な生活とは正反対であり、怠惰な生活なんかしていると、最初に生存競争の餌食になってしまい、生き延びることはなく、当然子孫も消滅する。現代生活で本来の理 . . . 本文を読む