UEFA EURO 2016優勝はポルトガル

ポルトガル、開催国フランス下しEURO初優勝! 2004年以来2度目の決勝で栄冠

 日本時間の今朝フランスのサン・ドニで行われたUEFA EURO
2016の決勝は0-0のまま延長に入り、109分に途中出場のエデ
ルがミドルシュートを決めて挙げた1点を守り切り悲願の初優勝
を飾った。

 試合は25分にエースのクリスチアーノ・ロナウドが負傷退場
するという波乱の展開となり、当然ながらフランスが押し気味に
試合を進めるのだが得点できずに延長に入る。

 108分にポルトガルがゴール正面で放ったFKはクロスバーに
当たって入らず、PK戦も見えてきた中でエデルのシュートが決
まって均衡を破るとフランスは力尽きたのか得点の雰囲気を感
じる事もなくタイムアップとなった。

 試合前の予想では開催国のアドバンテージに今大会の得点王で
ラッキーボーイともいえるアントワーヌ・グリーズマンがいる
フランスが有利で、唯一のハンデともいえるポルトガルよりも
少ない休養日もポルトガルがベスト16と8で120分間戦っていた
事から大した事はないと思われていた。

 実際にフランスはグループステージ最終戦のスイス戦こそ引き
分けたものの残りの試合はベスト16のアイルランド戦こそ先制
されて逆転勝ちした以外は主導権を握って戦っているのに対し、
ポルトガルはグループステージ3試合全て引き分けで3位通過と
いう事は24ヵ国制でなければグループステージ敗退というもの
だしエースのC・ロナウド次第というスタイルは決勝でもC・
ロナウドが大爆発しなければ厳しいと思われていた。

 そのC・ロナウドが25分で負傷退場したのだからポルトガルの
命運も尽きたと思われたのだが、却ってそれが他の選手達の奮
起を呼びフランスの攻撃を凌ぎきったのだから分からない。

 12年前に開催国として決勝に進出しながら開幕戦に続きギリ
シャから敗れて優勝を逃したポルトガルが今回は開催国を倒し
たのだから、12年前にデビューしたもののメジャータイトルを
逃し続けたC・ロナウドの執念が実ったといえるだろう。

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