飛鳥川ちせ とラルゲユウス編

 6月までOAされていたSSSS.DYNAZENONを見ていて思いついたの
が飛鳥川ちせとゴルドバーンの関係と、ウルトラQのラルゲユウス
編の三郎少年とラルゲユウスの関係。

 共に孤独を抱えた未成年と鳥型怪獣との絆で本来なら恐ろしい存
在なのだが、ちせや三郎にとっては何物にも代えがたい仲間であり
友達ではあるものの最後は分かれなければならない関係だ。

 もともと飛鳥川ちせは中1ではあるものの中学校に馴染めず周囲
から孤立した事から不登校になり従妹である山中暦の部屋に入り浸
りになっていたのだが、暦を含めたガウマの仲間達がダイナゼノン
に搭乗して戦い始める一方で自分は補欠的な立ち位置だったので少
しばかり疎外感を感じていた。

 そこで途中から怪獣達を操って破壊活動をしていた怪獣優性思想
のメンバーに、そういった心情を利用され闇堕ちするのでは?とい
う話がネット上でも大きく盛り上がっていた。

 だからこそ偶然拾っていた真珠からゴルドバーンが誕生しただけ
でなく、怪獣化したので怪獣優性思想のメンバーの手先になると思
ったら最後までちせの味方でカイゼルグリッドナイトの構成パーツ
として活躍する。

 しかし最終的にゴルドバーンはグリッドナイト同盟と共に旅立つ
形になり ちせは見送るわけだが、そのシーンを見ると鳥を見たのラ
ストで孤独な心を癒してくれていたラルゲユウスを三郎少年が見送
るシーンと被るのだ。

 脚本の長谷川圭一は過去作品のオマージュが得意な人なので案外
ちせとゴルドバーンの関係をウルトラQの三郎少年とラルゲユウス
を基にしたのかもしれないと思ったりする。

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