3人ライダー復活から50年

　今から50年前の昨日73年9月29日にOAされた仮面ライダーV3の
33話・ユキオオカミ編で、ピンチに陥ったV3を助けるため2話で
原爆を内蔵したカメバズーカを太平洋上に運んで爆破させ行方不
明になっていた仮面ライダー1号&2号のダブルライダーが復活し
た日である。

　風見志郎はユキオオカミのウルトラブリザードを浴びて凍り付
き密室に閉じ込められるのだが、そこへオーストラリアから本郷
猛が駆け付け一文字隼人もアメリカから駆け付け志郎のピンチを
救う展開は燃えるものがあるしユキオオカミはライダーが3人が
かりでようやく倒すなど強敵だった。

　戦いはダブルライダーのライダー返しで投げ飛ばしてから、
最後はV3がV3きりもみチョップで倒すという展開。

　思えば2話で行方不明になっていたダブルライダーは14話のガ
マボイラー編で生存を匂わす展開で、21話のギロチンザウルス&
ドクバリグモ編で生存が確認された。

　もっとも7月の劇場版ではダブルライダーは復活してV3と共闘
するシーンが描かれたが、TV版での共闘は2カ月半後という事に
なったのだ。

　とはいえ3人ライダーが揃い踏みするという事は相応しい強敵
相手でないと意味がないわけで、劇場版ではタイホウバッファ
ローと再生怪人軍団だったのに対しTV版はユキオオカミのみ。

　それを考えるとユキオオカミや原始タイガー＝スミロドーン
らは単独で3人ライダーと互角以上の戦いをするのだから相当
な実力者だと思うし、それらがいるキバ一族の実力は相当なも
のがあると思うのだ。