長谷部誠よ、ご苦労様でした


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sc-tp4-240524-202405240000368

 今季限りで現役を引退した元日本代表主将の長谷部誠が今日引退
会見を行った。

 02年に浦和に入団するとJ1やアジアチャンピオンズリーグで優勝
して08年か
らドイツに渡り、ウォルフスブルク~ニュルンベルク~
フランクフルトとキャリアを重ねウォルフスブルクでは1部リーグ
優勝を経験するなどブンデスリーガで384試合出場はアジア選手歴代
最多記録を達成。

 代表チームでも国際Aマッチ114試合出場しただけでなく歴代最多
の81試合で主将を務め、W杯にも10年・14年・18年と3大会連続出場
し10年と18年はグループステージを突破している。

 どうしても代表での活躍の方がメディアへの露出は大きいしドイツ
では活躍するのが当たり前のような感じだっただけに、個人的に日本
代表チームでの活躍した印象が強い。

 思えばジーコジャパンでは招集されなかったがイビチャ・オシムの
時に初招集され10年南アフリカW杯では直前に岡田武史監督から中澤
祐二に代わって主将に指名され、カメルーンとデンマークに勝って2
大会ぶりにグループステージを突破するなど長谷部が主将になってか
ら直前までの沈滞ムードが払しょくされていた。

 残念ながら14ブラジルW杯では2月に手術した右膝の炎症が再発し、
万全のコンディションが作れずグループステージ敗退するが18ロシア
W杯ではダブルボランチの一角で出場しグループステージ突破に貢献
している。

 印象深かったのが11カタールアジア杯で中東の笛といわれる不可解
なレフェリングに対してコミュニケーション能力を生かし毅然と対応
する姿に素晴らしいキャプテンシーを感じたし、視野の広いプレーだ
けでなく優れたリーダーシップを発揮し体育会系からは考えられない
頭脳明晰なキャプテンだったと思う。

 引退会見では‘やりきった思いがある、後悔はまったくない’と語って
いるが、今後はクラブに残り指導者としての道を歩むようだから将来
ぜひ日本代表を率いて欲しいものである。

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