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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

効果の自己増殖 信号番号のすごさ

2007-02-04 20:08:17 | Weblog
前記事で久々にうどんのことについて書きましたが、ライフワークの信号番号に戻ります。

たとえば国道11号の信号パネルに西1の裏に東245とかつけると
途中のパネルも総和が246になります。

するとそんなに信号がある道は11号しかないので、どこをぐるぐる回ってもパネルを見たら11号とわかります。

主要道とそうでない道をわける基準は大きなくくりの地域どうしを結ぶとか、主要道と重要な港など施設を結ぶとかそういう基準で決まります。
そうすると、大きな距離を結ぶものはまず必然的に主要道になります。

道幅と主要度は必ずしもイコールにはなりませんが、信号番号に東西南北向きをつけると、パネルを見れば大きな距離を移動できるかどうかが必然的にわかります。

すぐに行き止まりになるか、さぬき浜街道から、広域農道や11号や長尾街道まで抜けられる道かどうかなど、パネルを見ればわかることになります。
数の多い道を走っていればまず確実に国道に出られるということなどが使っているうちにどんどんわかるようになります。

効果が使っているうちに自己増殖する事業って、今までにあったでしょうか?
ほかにも信号番号パネルの効果の自己増殖の例にはどんどん気づいていくことになるでしょう。

効果を費用に対する関数と考えて
利用者数、頻度、利用態様の重要性などを1、2、3次と考えると
情報性資源が乗って4次関数
時間の経過とともに効果が自己増殖というのは5次関数の領域かもしれません。

ほんとうに探してみてください。
今までに公共事業で、利用者が頭打ちになるような大型事業は数あれど、ランニングコストもほとんどないのに、効果だけが勝手に自己増殖するような事業ってございましたでしょうか?
たとえば、歴史博物館のようなソフト系ハードは、根付くと人を育てるのである意味効果は無限ともいえますが、ランニングコストは年間10億円とか大きいし、単独採算では毎年数億円の赤字を出します。

ちなみに、信号番号は、年間に百億回単位か数十億回以上、県民などの道路利用者の方が認識して、うち億回単位か数千万回以上はリアルに実用することになるでしょう。

そして、道を間違うとか迷うってまあ重要性は高いことだと思います。
1~5次までどの段階もけっこうきっちりと対応してます。

よく公共事業で使うから費用対効果って書いてますが、うどんジムはそんな甘いことは考えてません。
かつ、短期でキャッシュが回収できなければ、この緊縮財政下では許されないと思っています。
短期とは、長くて、2年、基準1年で考えてます。
長期債権の分類が1年を基準にしてますが、実際に、公共事業には周知期間もあるし、企業の財務・投資活動よりは長い目で見て良かろうけど、担当者が変わらない間にモニタリングできる程度でないと面白くないと思い、その程度で考えました。
1年で7割がた以上、キャッシュで回収できなければいかんと実際の公共事業よりもはるかに厳しい自主基準をもうけました。

たとえばマスメディアにポジティブな意味合いで取り上げられるなどは、実際に、既存の事業でキャッシュを払って、県など自治体がやっていることなので、これらを代替すれば、キャッシュの回収にはなっているとか、キャッシュの具体的な回収を測る方法を考えれば補正係数などを使いながらもいろいろとあるとは思います。
環境効果や移動効率などもキャシュといえるかもしれないのですが、もっと厳密に個人事業主並の切実度で、事業主体のキャッシュに直接働きかけるもので考えていきたいと思います。

加水率やブレンドなど

2007-02-04 19:29:08 | Weblog
麺が柔らかくなるとか硬くなるとかの要素は何ですか?
と土曜日に、常連の方に聞かれました。

・茹でた後の時間
・茹で時間
・釜の湯の量
・釜の中の打ち粉とか余計なものの量
・水洗いで締めたときの時間と水の温度
・切り幅・厚さ
・加水の量
・塩の量
・寝かせ時間
・寝かせの温度
・踏み時間・回数
・湿度
・練り時間
・小麦の種類・たんぱく質の含有量など

それらが挙がると思います。

先週末でたぶん、年間の寒さと乾燥のピークを済ませただろうと思ってます。
正直、最低が3℃より下をいくと、一般に「冬は」どれぐらいとかいわれるよりも一工夫がいるのかなあと思ってますし、いくつかの意味でつらいとこがあります。

ピークで加水率49%ぐらいまで上げましたが、うどんジムは硬めが好きだし、うちは硬めの好きな客層でかなり固まってきたので、ほかのことで調整してますが、上の羅列したことのうちのどれで調整したものかと日々考えてはいます。
もうちょっとやわらかくした方がバランスはよくなるし、予想をはずしたときにも失敗がなくなると思っています。

このところ水が冷たいので、ざるうどんなんかは難しいなあと思ってます。
麺が硬くなり過ぎる。
冬にざるをしないお店が多いのもよくわかります。
ざる用に別茹でする規模でもないし、オーダー入ってから茹でてもいいけど、そこまで冬に待たれるお客様もまずいないと思う。
この時期のざるのオーダー自体が1日に1回か2回ぐらいだし。

加水に関しては、ピーク49%でうどんジムとしてはほぼ決着がついたと考えてます。
塩加減と寝かせ時間や踏み時間については、企業秘密として隠すほどには思ってませんが、対面で、お相手を考えてお話することにしてます。
基本的に、講師になるような格ではまったくありませんが、わざわざ聞かれる方は、たいがい気に入ってくれてるとは思うので、お答えすることについては悪くは思いません。

最近は、この冬に食感について考えさせられることが多かったので、「さぬきの夢2000」を5~15%、15%で気に入れば、実験的に20%近く上げてみることも検討しようと思います。

県関係者には申し訳ないですが、世間の評判どおり、夢2000をメインで使うことにメリットは感じませんが、うちの食感をより良くするためには、九州産ニシホナミ系や夢2000のような西日本の小麦粉を1割前後使うことは良さそうに思います。

夏だったら、西日本の小麦の率を減らし、ホクスイなど北海道産を若干増やすなどしてもいいのかもしれないと思いましたが、1年目の夏については、ブレンドをどうこうしようと考える余裕はまったくありませんでした。
むぎのかおりも一時使って悪くないとは思いましたが、当時は自分の考えやうちの客層や麺の出来への自己評価がまったく固まっていなかったので、確信的なものはつかめませんでした。

IruCaのお客様

2007-02-04 18:54:43 | Weblog
コトデンのICカードの「IruCa」を提示されると、きつねか生卵をサービスという企画を2月はやってます。

1、2日の平日の2営業日で延べ7回の提示がありました。

コトデン本社の方から聞いたところ
だいたい県内で約5万枚が利用されているらしい。
累積発行は、約8万ぐらいだったと聞いてますが、この2ヶ月間で利用されたことがあるカードが約5万枚らしい。

実際に、一日30人ぐらいの提示には耐えられる企画にしていますが、予想は、5~15人ぐらいでした。
周知は進むので増えしろはあると思うけど、続けて出されることに遠慮される方もいらっしゃって、横ばいかもしれません。

あまり遠慮しないでほしいですね。
キャンペーンの費用として、常に、数万円は引き当ててますし、広告費扱いで考えてますから、利用されずに空振りになったり、広めようとしたことの効果を測りかねることになる方がつらいといえばつらいんです。
仮に1日に100人が提示されたとしても、もともとのお客様がそんなに持っているわけないから、間違いなく、値引きやサービス分よりも利益が増えるので、嬉しく思います。

グループのお客様にチラシを渡した後、「イルカってなんじゃ!?」「コトデンの定期とかの。。。」とかの会話がものすごくよく聞こえますし、みなさん、信じられないほど、目を釘付けにして読まれます。

店内で約300枚渡して、興味を示さなかった方は、10人もいなくて、290人ぐらいは、店内でじっくり真剣に目を向けてる感じでした。
1枚ものなので、丼や箸を持ちながらも、横において目を2分ほど、じっと明らかに斜め下に落として読まれます。
ちょっと目をやって、すぐ読まなくなるような方もまずいません。
なぜか、真剣にじ~っとずっと目を向けています。
チラシってそんなに皆さんが真剣に読むとは、正直予想外でした。
予想では、1割も真剣に読んで下さればまあまあと思っていました。
うどんが伸びてもなんなので、「お食事の後にお読み下さい」と真顔で念を押すのですが、なぜか、ほとんど全員が食事中にむちゃくちゃ真面目に読んでました。

うどんジムは街頭でのビラ配りとかポスト投函もけっこう好きです。
商圏の事業所数や戸数、世帯構成なんかがなんとなくわかります。

手のふさがってる方にでも、通過直前に目の前で取りやすいように折って、「お手がふさがっているところ失礼します。」と言って渡せば、コートをかけた手の人差し指と中指を開いて取ってくれたりしました。
意図が伝わって、無理目と思ったことがうまくいったら、こんなささいなことでもちょっとはうれしかったりします。

月曜日からもうちょっと提示が増えてほしいなあ。
たまごの納入業者にも、「今月は仕入れまっせぇ!」
と宣言してますし。

「委縮」って変だな

2007-02-04 18:11:22 | Weblog
最近、新聞の見出しで

体罰の範囲明確化 教師の「委縮」を防止うんぬん。。。
と書いてあった。

新聞に代用字ってあるらしい。

「義捐」を「義援」にするのはまだわかる。
義のための「出費」が「助ける」に変わっても結果として全体の意味を大きく変えてないと思う。

「萎縮」の「萎」は「萎える」とか普通に使うし、そんなに難しい字でもないと思う。
でもねぇ。「萎えて縮む」が「委ねて縮む」になったらおかしいと思う。
これって、日本語の乱れとか一般に言われているほとんどの事例よりも個人的には変だと思う。
ほとんど日本語にケンカ売ってる。

まったく意味が違うけど、委ねて縮むって現実にあるから余計です。

自立できなく、自己決定ができないから、萎縮したり行動範囲が狭いって、親子でも国と地方でも何の関係でもあると言えばあります。

自立できる者が「委ねれば」良い協力関係やいい組織ができ、そうでない者が「委ねれば」縮んだり無責任になる。
昨今の大事件も含め、まったく意味の違うことがいろいろな示唆を生んでたりすると思います。
うどんジムが中高生なら「委」で先に覚えたら「はあ。確かに委ねたら縮むよな。」って思ったかも。
そんなんもあって妙に引っかかる。

受験ではクサカンムリとっても正解になるのかな?
そこらへんは、漢字って、学校よりも普段の新聞や読書で学ぶ量の方が多いと思うので、整合をとってほしいところです。

「理窟」が「理屈」ってのも「屈したら」変だとか思うけど、そこまで個別の字と意味の対応を求める必要はないと思うし、片方の字があまりにも日常使われてないので、まあしょうがないと思う。
あくまで個人の感覚ですが、「委縮」が突出して変だと思う。
最初、冗談かと思ったけど、まさか見出しの大文字で間違わないと思ったので、ちょっと悩みました。