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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

「美しい国」で思い出す「空海作戦」

2007-02-12 16:08:28 | Weblog
「美しい国」という言葉はかなり嫌いな言葉です。
ナチスやハンセン病患者への対応の歴史しかり、言った本人の意図と無関係に、誤用、曲解され、排外主義、優性思想などの見地から悪用されやすい言葉だと思います。
責任のある人は公共の場で、使わない方が良い言葉だと思います。
「美しい国」という言葉は、表面的な語の意味を離れ、あまたの場で、差別と不寛容を助長するでしょう。

それはそうと
小学校入学時に、一斉に、鉛筆にはめる握り方矯正器具を使って、児童に正しい握り方を覚えてもらおうという「空海作戦」。

学童期にお勉強ができた方だと思われる社会人でさえ、何十人か眺めてみて、五本の指で握っているような人が意外にいるし、むちゃくちゃ偏って力を入れてるのがはた目からでも一瞬でわかる人の方がとても多いのに気づきます。
鉛筆をきちんと握ってない人の割合は、虫歯や近視の割合ぐらいあるのではないでしょうか?

かくいううどんジムも鉛筆を握るのが大嫌いで学校の勉強はせずに、頭を使うといえば、パズルゲームが好きでやるのと、本はまあまあ読むという程度でした。
それがいい歳になって、論文を書く際に、「なぜ、自分はこんなに、字を書くとすごく手が痛くなって疲れるんだろう?」と悩み、ペン字の先生に見てもらって一瞬で見抜かれ、直してから、やっと机について文字を書くことが多少できるようになりました。
20代に突入してかなり後のことです。

文字を書く姿勢は筆記用具の握り方でかなり違ってくるし、きれいな字も正しく握ってないとなかなか書けないと思います。
もちろん、机の前につく習慣にも関わります。
うどんジムは22歳までほとんど机の前で勉強しませんでした。
コタツの中やタタミで寝転がって、教科書を読んではゴロゴロするぐらいしかしたことがありませんでした。
字を書くときの姿勢がゆがむと、目線もずれるし背骨もずれるので視力や内臓などにも長い目で悪影響を与える可能性が考えられます。

握り方の矯正器具は、1個100円ぐらいでありますし、そう壊れるものでもないし、やろうと思えば、次の年代にも使いまわしもできます。
各学校や各学級の判断でなく、全国で一斉に全学校で導入すれば良いと思います。
必ず役に立つでしょうし、「国旗国歌」などと違って、なんら、思想などに触れるものでもありません。

鉛筆の握り方、姿勢、学習の習慣は一生ものなのに、今は、鉛筆や箸の持ち方を教えられる親というのはごくわずかだと思います。

「美しい」はいい言葉じゃないけど、思い出しついでに、文字や姿勢ぐらいは良くして、かつ、健康や学力の向上に貢献する提案はしておきたいと思います。
「空海作戦」と名づけてますが、香川に因むし、インパクトもあるし、字が上手になるという意味で「空海」の名はふさわしいと思います。

信号番号もそうだけど、こちらの方がより、コストは極小で、効果は絶大。
うどんジムの提案は、オフィシャルでないので反対のための反対に合いやすいことに備えて、反対する理由がなくなるぐらいコストを極小にした提案になってるところが特長だと思ってます。

うどんジムは、ペン字の先生に一回見てもらったからといって字が上手になったとはいいませんが、手が痛くなったり疲れなくはなったので、勉強は高校時代の3倍(高校時代が少なすぎたか?)は、それ以来、一部の期間を除いてほとんどするようになりました。