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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

徒然草で思い出す。

2006-03-11 01:43:07 | Weblog
中学のときか高校のときか忘れましたが

徒然草に
「住まいは夏を基準につくるべし、冬はどんなところでも住める。」
ってようなくだりがあって

夏は一日中外に出ていたうどんジムは
「え!夏はキャンプや野宿もできるぐらいで、建物なしでもいけるのに、なんで?」

と思った。
この疑問は今週まで一度も口に出さずに記憶の片隅にしまわれていました。


うどん店こそそれが似合うと思った。

熟成や湿度、虫、匂い、冷房費(一般商業ビルは暖房費の方が大きいけど、うどん店では、冷房費の方が3倍はいると思う。とくにうどんジムのお店は客席スペースが狭くて、厨房と近くて、南向きなので)


確かに、中高生のうどんジムには、食べ物を保存したり住居のメンテナンスという考えがまったくなかった。


冬に困るのは寒いだけ
火を焚いたり、着込みさえすれば、そんなに重大な問題はなかったのかもしれない。


うどんジムの感覚でも、冬に困るのは、朝起きるのが辛いのと、足元が冷えることぐらいで、自己管理(これがけっこうつらいけど)でなんとかなることが多いと思う。
厨房に居れば、釜に火さえ入れれば寒いことなんかないし。

夏は自分以外のことに、お金を出したり注意力と手間をいっぱいかけて、何とかしないといけないことが多いと思う。


今週から、栗林公園に梅を見に行こうと言わんばかりに、暖かくなったかと思ったら、雨も降った。
うっかり生地を常温で置いておけない。

ドアのことなど

2006-03-11 01:24:35 | Weblog
明日は、、、といっても今日なのか。。。
うどんの師匠が、だしを見に来られると。。。



ドアのデザインはうまくいったと思う。
ドアって、建具屋さんにお願いだけしておけば、何も考えなくても勝手に取り替えてくれると思ったのに。
実際に、何も考えてませんでした。

「デザインを指示していただければ、そのとおりにします。」
と建具屋さんに言われ

「う~ん。じゃあ、白木っぽくて、あんまり洋風でも和風でもなくて、ガラス厚は普通で、下の方は板で、上の方は格子で、」とかあといくつかお願いしておきました。
「あっ、クリア塗装はしておいてください。」

日曜日にはドアがつく予定。
うどんジムのお店は昔からやってたところを部分改修して開くので、あまり新規開店という感じでもない。
というより、新規開店だと思われないほうが気楽だし、前よりきれいになってればほめてくれるのでうれしい。

完全新規だと思われると、改修してないところが不自然に見えそう。


開店日にイベント的な要素はあまり必要ないと思う。
親から「開店祝いは何がいいか?」と聞かれ
かわいげもなく
「開店日はそんなに喜ぶようなできごとではないので。。。」
と断っておいた。

受験だって
合格日は記念日でも、試験日は記念日じゃないと思う。
長い長い試験の初日みたいなもので、合格がずいぶん先なのに、何を祝って喜んだらいいんでしょう?
我ながら、こういうところはかわいげがないと思う。
確かに初めて売り上げが出る日でもあるけど、どうなのかなあ?
初めての売り上げで、うどんジムの開店までに協力して下さった方々にお礼をするというのなら、まだ筋がとおりそう。

チェーン店のように同じやり方を熟知した人を既存のお店から派遣できるようなところと違って、個人の初出店にとっては、開けるようになった日が結果的に開店日でも良いと思う。