こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

ハラハラドキドキ

2007-12-26 10:57:16 | 日常生活

ヤフーオクションに初挑戦してみた。

子供の頃は勿論、大人になってからも一時期ハマっていたプラモデルを久々に作ってみようと思い立ち、その塗装には不可欠のエアーブラシとコンプレッサーをネットで探してみた。

が、セットにすると2万円から3万円前後するようでその高さに改めて驚いた。

過去の自分には全く手が出なかったエアブラシだが、大人の今の私にしてみれば出そうと思えば出せる金額であるし、綺麗な塗装を目指すには欠かせないアイテムで是非欲しいと思った。

しかし、そのプラモ作りも長続きしなけりゃ無用の長物になってしまうし、一級品である必要もないので安ければ安いにこした事はない。

場合によっては中古でもいいやと思い、ものは試しとヤフーオクションを覗いてみた。

するとまあ、驚くほど沢山安価な商品が出品されていた。

しかも、新品ばっかりだった。

無名ブランドの中国製であろうが、新品には違いなく、価格は魅力的だった。

機能が価格に比例するほど複雑で精巧な製品ではないので、出品者が高い評価を得ているのなら商品も信用できそうだった。

とにかく圧倒的に業者らしき人の出品が多い。

使っていたものを使わなくなったから、誰か買いませんかというフリーマーケットのネット版の延長みたいなノリを期待していたからちょっと驚いた。

Airbrsh初体験なので良く分らず、戸惑いながら出品リストを見続けていると、何となく自分の欲しいターゲットが絞れてきたので入札してみた。

オークション期間が6日くらいあるので、最初はあまり大きな値動きはない。

自分が入れた格安の金額で落札できると楽勝ムードが漂っているが、オークション残り5時間を切ったくらいからせわしくなってくる。

誰かが知らない内に最高価格を入札をしてくるので、油断も隙もない。

ある程度の幅を持たした金額で入札しているケースがあって、その場合はその上限価格まで自動入札という形で競り合う事になる。

最低入札価格単位も終盤変わってくるケースがある。

今回私が入札した場合、最初100円単位だったのが、いつの間にか250円、そして500円単位になってしまって、終盤あれよあれよという間に金額が吊り上がっていった。

とにかく終盤の1時間はハラハラドキドキの連続だった。

他人の入札に煽られて1万円を超えて払うつもりもなかったし、でも欲しいし、誰も私を超えて入札するなって祈りながらオークションの終了のタイマーと新規入札記録を交互に見守っていた。

土壇場の5分前に私の9050円を超えて、9550円が入札され、このままだと誰かに持ってかれる危機が訪れた。

応札すると最低単位が500円だし10050円となって一万円を超えてしまう。

ウー欲しいが予算がと悩んでいても時間は刻々と残り少なくなってくる。

相手がもっと金額に含みを持たせていれば10050円で入札しても自動入札で応酬してくる。

その場合はやめるつもりで、10050円を入札してみた。

幸いに自動入札の応答はない。

再び私が最高価格入札者に返り咲いた。

あとは時間切れを狙うだけだ。

残り1分を切った。

ここで、また入れられたらどうしようかと仮想の動きを想像して思い悩む。

残り30秒を切ってカウントダウンがさらに遅く感じられる。

5,4,3,2,1、終了!

こうしてオークションでの競り落としが無事成功し、私の初体験が終了したのだった。

まあ、5、6千円で買えると目論んだ私が甘かったが、ノーブランドの新品で1万円ならオークションでは相場だ。

欲しいものを手に入れられたことより、どちらかというと緊張感を持ってオークションを楽しめたという喜びの方が大きかった。

これが出品者側で思わぬ高値でモノが売れたとなるともっと喜びも大きくなるのかもしれない。

オークションにハマル予感がしないでもないが、売る側の方がもっと気を使う感じがした。

さて、何のプラモデル?ということだが、純粋に作りたいというより、最近あるモノに心を奪われていて、それを手に入れる前に先ずは模型からという気持ちから思い立ったことだった。

それはブログネタとして、おいおいまた書いていこうと思っているところだ。