1つ前の記事、「慈恩弘国」での食事の時に店の前に停まっていた車。
マツダの「ファミリア アスティナ」です。
ボンネットの旗、それにエンブレム、どう見ても店長さんの車でしょう。
そして、シフトはMT。
良い趣味です。
「ファミリア アスティナ」は、1989-1993年に販売された「ファミリア」の5ドア版ですが、テールゲート部をかなり寝かせており、メーカーでは、この車を「4ドアクーペ」と言っていました。
この頃のマツダは拡大路線で、トヨタにも負けない程の5系列の販売網(マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマ)を持っていましたね。
当時は、日産が5系列(日産、プリンス、サニー、モーター、チェリー)、ホンダは3系列(クリオ、ベルノ、プリモ)でしたから、いかにマツダが拡販を狙っていたかが分かります。
そして、車種を揃えるために色々な兄弟車が存在しました。
「MS-6」、「MS-8」、「MS-9」なんて車もありましたから、ガンダム好きな方々には、マツダという会社が印象に残ったのではないかと思います。