「ショウリョウバッタ(♀)」です。
サイズは10cm程。 大きいです!
子供の頃、よく虫捕りにいきましたが、これは間違いなく「大物」で、捕れると嬉しかったです。
・・・ということで記念撮影にご協力頂きました。
ところで、このバッタの♂の方は、この半分程の大きさ。
捕まえようとすると、「キチキチ」と音をたてながら飛びます。
それは「跳ねる」のではなく、完全に翅(はね)を使って「飛んで」おり、感覚的には「トビウオ」が水面を飛んでいるのに近いですね。
そう言えば、別名「キチキチバッタ」とも呼ばれ、そんな歌(童謡)があったような気がします。
一方の♀の方は、飛ぶことは出来ず、跳ねるのみ。
このバッタは「♀は子孫を多く残すため大型化し、♂は出会いを求めて動き回る」という戦略を選択した典型的な例です。
他に「カイコ蛾」などもそうですし、「オオカマキリ」も、これに近いものがありますね。